IGNIS ユーザー車検受検 2 (大阪運輸支局 和泉自動車検査登録事務所)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
2年に1度の恒例行事・IGNISの継続検査ですが、移転登録から4年目、2回目の車検となります。
先月のPASSOのユーザー車検に続き、今回もお馴染みの国土交通省 近畿運輸局 大阪陸運支局 和泉自動車検査登録事務所でユーザー車検で継続検査を受検しました。
今回の整備については“IGNIS 整備備忘録 46”から“IGNIS 整備備忘録 48”を参照して下さい。
※整備方法や内容は有資格者からアドバイスを受ける等して下さい。以下の作業はあくまでも個人の作業ですので、この作業が正しいかどうか分かりません。重要保安部品の整備を実施していますので、日用品の買い出しや洗車、鉄ネタ、仲良し倶楽部しか書けないヤカラが作業の参考にされる際には自己責任でお願いします。当方は関知しません。
2
提出ならびに確認される書類で、ユーザー車検に必要な書類です。
画像の奥から
① 自動車検査証
② 継続検査申請書
③ 自動車重量税納付書(検査自動車)
④ 自動車検査票1
⑤ 点検整備記録簿
⑥ 有効な自賠責保険証明書
⑦ 今回加入した自賠責保険証明書
⑧ 有効な自動車税納税証明書(継続検査用)
※以上は大阪での必要書類ですので、他の都道府県と異なることがあります。
※継続検査自動受付機で受付をする場合は④の自動車検査票1の作成は不要で、自動で印字されます。
※最近は事務所側がオンラインで確認がとれれば自動車税納税証明書は不要とのことですが、あれば添付するに越したことはありません。
3
あらかじめ検査受検日を独立行政法人自動車技術総合機構のホームページから予約します。なお、検査希望日の約2週間前から予約できます。
必要書類を上記②③④⑤の書類は当日か事前に建屋Bの“近畿陸運協会和泉支部”で購入(30円)して記載しておきます。
窓口①番横の継続検査自動受付機に自動車検査証のQRコードを読ませると自動車検査票1が印字されてプリンターから出ますので、自動受付は完了しますが、不慣れな人は窓口①番右横の順番札を手に取って係官から呼ばれるのを待ち、他書類とともに確認を受けて受付を行います。
4
先に建屋Dの“近畿陸運協会和泉支部”で新たに自賠責保険を加入しておき、建屋Bの“近畿陸運協会和泉支部”では検査手数料2200円の自動車検査印紙と重量税の印紙を購入します。
今回も重量税は貧乏人には優しく、ARISTOの1/5以下でたったの10000円、自賠責保険は2年前よりさらに安くなって17650円でした。
受検車両に戻り、四灯式ヘッドライトの車両の場合、ロービーム側のレンズに新聞紙やダンボールで目隠しをし(平成10年8月31日以前に製作された車両)、ホイールナットが露出していない車両はホイールキャップを外す等しておきます。また、後部座席のシートベルトも引き出せるようにしておきます。
さらに有効期限内の発炎筒を用意し、いよいよ検査コースに並びます。
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まず、不慣れな人は1コースに並ぶことをお勧めします。
6
検査官が来たら一件書類を手渡し、メーターパネルにある方向指示器とハイビームインジケーター、シートベルトの警告灯等の点灯確認と走行距離の確認をされます。
そして、検査官が前方に行けば指示されたとおり車幅灯、前照灯(ハイ・ロー)、フォグランプ、方向指示器(左右)、ハザードランプを点灯させ、さらにウィンドーウォッシャー液を出してワイパーを作動させます。検査官がホイールナットを点検ハンマーで叩いて緩みがないか確認したりして後方に行きますから、その際に方向指示器(左右)、ハザードランプ、制動灯、ナンバー灯、後退灯を点灯させます。
そして、検査官が後部座席のドアを開けてシートベルトの確認をしますので、有効期限内の発煙筒を見やすくしておきます。
さらに、ボンネットを受検者自ら開けて、車台番号の確認を受けます。
指摘がなければそのまま検査コースに進行するのを待ちます。わからないことがあれば検査官の指示に従って下さい。
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これより先は告知があるとおり画像撮影禁止です。(ドラレコを除く)
前方上部にある信号が「赤」から「青」になれば“サイドスリップ検査”と“最低地上高検査”ですから、ハンドルを操作しないで白線を踏んだまま4km/h以下の速度でゆっくりと直進し、指示のあるところ(黄色いペイント)に前輪がかかる位置まで進み、〇が出たら適合です。
次に“速度計検査”です。ギアを入れ、アクセルを踏んで受検車両のメーターが40km/hになればパッシングをして合図し、〇が出たら適合です。
そのままでロービームの“光軸検査”です。ギアをニュートラルにし、サイドブレーキをかけ、ヘッドライトを点灯させてロービームで左・右ずつ判定が出るまで待ち、〇が出ると適合です。しかし、×となって不適合でも安心して下さい。ハイビームで検査して〇となると適合となる場合もあります。(令和8年7月31日までの緩和措置)
適合すれば“フートブレーキ検査“ですので、指示が出たらブレーキを踏み込み、〇が出たら”駐車ブレーキ検査”に入ります。指示が出たらサイドブレーキをかけて〇を待ちます。
適合すれば前進し、次は“下回り検査”です。検査官からの指示が右前にあるモニターか拡声器でありますので、窓を開けておいて下さい。
エンジンを停止させて指示を待ち、その指示に応じてフートブレーキやサイドブレーキをかけたり、エンジンを始動させてハンドルを左右に切るといった検査を指示されます。その後、前進するように言われ、“排気ガス検査”ですので降車してプローブ(センサーの金属棒状)をマフラーに挿入し、〇が出るのを待ちます。
これまでに指定された場所2ヶ所で“自動車検査票1”を記録器で適合スタンプを印字しますので忘れないようにして下さい。
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最後に検査官のいるボックスで総合判定の“適合”に確認印をもらいます。
これが全ての検査項目に適合した“自動車検査票1”の記載・印字状況です。
余談ですが、今回もIGNISにバックフォグが装備されていることに検査官が気づかなかったせいか、点灯確認を指示されませんでした。
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総合判定の適合印をもらえば、各書類を継続窓口③番のカウンター横にあるファイルに挟んで番号札を手にしてこの窓口に提出します。
番号を呼ばれると新しい自動車検査証と検査標章、自動車検査証記録事項が交付され、完了となります。
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今回のユーザー車検の費用は・・・
① 重量税 10000円
② 継続検査手数料 2200円
③ 自賠責保険料(24ヶ月)17650円
④ 上記の用紙代金 30円
合計 29880円
総走行距離 55538km
作成した“点検整備記録簿”は2年間、当該車両に備えておいて下さい。
交付された“検査標章”は、説明のとおりにフロントガラスの所定の位置に貼付して下さい。
今回は、発煙筒の確認、エンジン始動時のエンジンチェックランプやシートベルト装着時のインジケーターの消灯確認はありませんでした。ただ、サイドブレーキのインジケーター確認は指示されました。
※注 意
あくまで個人の受検ですから、検査官や受検車両によって様々なケースが考えられます。不適合になった際には検査官の指示に従って下さい。
ユーザー車検に興味がある方は可能な限りアドバイスしますのでご一報下さい。
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