ARISTO ユーザー車検受検 7 (大阪運輸支局 和泉自動車検査登録事務所)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
2年に一度の出費が嵩む恒例行事である14回目の車検(継続検査)は、毎度お馴染みの国土交通省 近畿運輸局 大阪運輸支局 和泉検査登録事務所においてユーザー車検で受検しました。
本年、これで我が家で3台目の普通車のユーザー車検がようやく終わります。
※注 意
洗車や旅ログしか書けないヤカラ、いつも変化のない退屈な生活ネタしか書けないナルシストは、整備方法や内容についてプロからアドバイスを受ける等して下さい。私の整備内容を参考にされる場合は過去の“整備備忘録”を参考にして下さい。作業はあくまでも自己責任で願います。
2
提出ならびに確認される書類で、ユーザー車検に必要な書類です。(画像は過去に受検した際の書類の引用で、現在は②の紙質、③の紙色がそれぞれ変更されています)
① 自動車検査証
② 継続検査申請書
③ 自動車重量税納付書(検査自動車)
④ 自動車検査票1
⑤ 点検整備記録簿
⑥ 有効な自賠責保険証明書
⑦ 今回加入した自賠責保険証明書
⑧ 有効な自動車税納税証明書(継続検査用)
※以上は大阪での必要書類ですので、他の都道府県と異なることがあります。
※継続検査自動受付機で受付をする場合は④の自動車検査票1の作成は不要で、自動で印字されます。
3
あらかじめ検査受検日を独立行政法人自動車技術総合機構のホームページから予約します。なお、検査希望日の2週間前から予約が可能です。
必要書類を用意し、上記②③④⑤の書類は当日か事前に敷地内にあるB建屋の大阪陸運協会で購入(30円)して記載しておきます。
窓口①番横の継続検査自動受付機に自動車検査証の右から3番目と4番目のQRコードを読ませると自動車検査票1が印字されてプリンターから出ますので、他書類とともにB建屋の大阪陸運協会の建物に行って確認を受けて自動車検査登録証紙を購入します。
四灯式ヘッドライトの車両の場合、ロービーム側のレンズに新聞紙やダンボールで目隠しをし(平成10年8月31日以前に製作された車両)、ホイールナットが露出していない車両はホイールキャップを外す等しておきます。
さらに有効期限内の発炎筒を用意します。そして、いよいよ検査ラインに並びます。
4
退職前で基本給が一切上がらない貧乏人の財布には厳しい重量税は50400円、自賠責保険は24ヶ月継続で2年前より1540円安くなって20010円でした。
5
まず、不慣れな人は1ラインに並ぶことをお勧めします。検査官が来たら一件書類を手渡し、メーターパネルにある方向指示器とハイビームインジケーター、シートベルトの警告灯等の点灯確認と走行距離の確認をされます。
そして、検査官が前方に行けば指示されたとおり車幅灯、前照灯(ハイ・ロー)、フォグランプ、方向指示器(左右)、ハザードランプを点灯させ、さらにウィンドーウォッシャー液を出してワイパーを作動、ホーンを吹鳴させます。検査官がホイールナットを点検ハンマーで叩いて緩みをがないか確認したりして後方に行きますから、その際に方向指示器(左右)、ハザードランプ、制動灯、ナンバー灯、後退灯を点灯させます。
そして、検査官が後部座席のドアを開けてシートベルトの確認をしますので、有効期限内の発煙筒を見やすくしておきます。
さらに、ボンネットを受検者自ら開けて、車台番号の確認を受けます。
指摘がなければそのまま検査ラインに進行するのを待ちます。わからないことがあれば検査官の指示に従って下さい。
6
これより先は告知があるとおり画像撮影禁止です。(ドラレコを除く)
ARISTOは平成10年8月31日以前に製作された車両ですから、予め右側にある選択ボタンで“ハイビームで測定”を選択しておき、前方上部にある信号が「赤」から「青」になれば“サイドスリップ検査”と“最低地上高検査”ですから、ハンドルを操作しないで白線を踏んだまま4km/h以下の速度でゆっくりと直進し、指示のあるところ(黄色いペイント)に前輪がかかる位置まで進み、〇が出たら適合です。
次に“速度計検査”です。ギアを入れ、アクセルを踏んで受検車両のメーターが40km/hになればパッシングをして合図し、〇が出たら適合です。
そのままでハイビームでの“光軸検査”です。ニュートラルにし、サイドブレーキをかけ、ヘッドライトを点灯させてロービームで左・右とも〇が出るまでしばらく待ちます。もしも×となると調整後に再入場して下さい。なお、当日の再入場は全ての検査項目を通して2回までですので気をつけて下さい。
適合すれば“フートブレーキ検査“ですので、指示が出たらブレーキを踏み込み、〇が出たら”駐車ブレーキ検査”に入ります。指示が出たらサイドブレーキをかけて〇を待ちます。
適合すれば前進し、次は“下回り検査”です。検査官からの指示が右前にあるモニターか拡声器でありますので、窓を開けておいて下さい。
エンジンを停止させて指示を待ち、その指示に応じてフートブレーキやサイドブレーキをかけたり、エンジンを始動させてハンドルを左右に切るといった検査を指示されます。その後、前進するように言われ、“排気ガス検査”ですので降車し、“旧排ガス規制車両”のボタンを選択し、プローブ(センサーの金属棒状)をマフラーに挿入し、〇が出るのを待ちます。
これまでに指定された場所2ヶ所で“自動車検査票1”を記録器で適合スタンプを印字しますので忘れないようにして下さい。
7
最後に検査官のいるボックスで総合判定を受け、“適合”に確認印をもらいます。
全ての検査項目に適合した“自動車検査票1”の記載・印字状況です。
なお、今回もフェラーリ純正ホーンの“FIAMM MTA/O SPORTS ”をはじめ、HIDやLED、JASMA認定品である“ジェイルート Gerhard's Auto Zeichnung マフラー”も何の指摘もなく適合しました。
8
総合判定の適合印をもらえば、各書類を③番窓口(継続検査)のカウンター横にあるクリアーファイルにはさんで番号札を手にしてこの窓口に提出します。
番号を呼ばれると新しい自動車検査証と検査標章が交付され、完了となります。
今回のユーザー車検の費用は・・・
① 重量税 50400円
② 継続検査手数料 2200円
③ 自賠責保険料(24ヶ月)20010円
④ 上記の用紙代金 30円
合計 72640円
総走行距離 119272km
作成した“点検整備記録簿”は2年間、当該車両に備えておいて下さい。
交付された“検査標章”は、説明のとおりにフロントガラスの所定の位置に貼付して下さい。
来年1月から国土交通省が貼付位置を具体的に定めるようですので下記のURLを参考として下さい。
https://kurukura.jp/car/20220629-20.html
※注 意
あくまで個人の受検ですから、検査官や車両によって様々なケースが考えられます。不適合になった際には検査官の指示に従って下さい。
ユーザー車検に興味がある方はご一報下さい。可能な限りアドバイスします。
※R4(2022).11.13 追記
今回から詳細なユーザー車検内容を書こうと思い追記します。
・検査ラインに並んで外観検査で灯火類の点灯確認時、テールランプのスモールランプの点灯が直射日光が強かったためか、なかなか検査官から🆗が出ませんでした。
・最後の下回り検査時、いつもの倍の時間をかけて点検をされました。前日、ネッツトヨタでエンジンオイル漏れの確認と下回りのスチーム洗車を済ませていたので自信はあったものの、さすがに31年前の旧車ですから若干心配になりましたが、何の指摘もありませんでした。
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( 継続検査 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク