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2010年04月16日

2010年四国旅行 1日目(長いので読むのに時間かかります)

2010年四国旅行 1日目(長いので読むのに時間かかります) というわけで。
これを読み始めたということは、あなたはヒマなんですね!?(笑
…いや、失礼しました。

先日、2泊3日で四国旅行に行って参りました。
国内旅行で2泊3日というのは、記憶になく、ずっと前に添乗で行った北海道以来ではないかと思います。

当日は、朝3時30分に起床しました。
その後、4時過ぎに家を出て、とりあえず吉野家へ(笑
その後、姫路まで下道で向かい、その後高速で福山まで。
福山SAに到着したのは、午前7時ぐらい。

初めの目的地である『尾道市因島フラワーセンター』の開園時間は、午前9時。
従って、どんなに早く到着したとしても待つことになります。
ですので、SAで1時間ほど時間調整を行いました。

8時過ぎに出発し、少々緊張しつつしまなみ海道へ。
もちろん、運転しているから画像はありませんが、すごい眺めです。
美しい瀬戸内海が周囲に広がります。
ナビに従いつつ、到着したのは午前8時50分。
まだ開園まで10分ほどありますので、しばらく待機します。

9時になりましたので、入園券売り場に向かいますが…。
他のお客さんは皆無です。
まぁ、平日の朝ですから仕方ないのか…と自分に言い聞かせ、門をくぐります。
感想は…やられた。
関係者の方には申し訳ないですが、とんだ期待はずれでした。

気を取り直しまして、因島水軍スカイラインなどでぐるっと島を回ったあと、次の目的地である昼食場所である生口島にある『蛸処 憩』さんに向かいます。
もう昼飯かよ!
っていうツッコミが聞こえてきそうですが、スケジュール上そうなっていますので(笑
そうです。水曜どうでしょうで大泉洋がガイドブックを見たのに名前を覚えられなかった店です。
憩さんには、駐車場がありません。
耕三寺という中国風なお寺がありまして、そこに参拝する方用の有料駐車場を利用します。

憩さんの隣にも、多少大きい蛸料理の店がありましたが、当初の予定をブレさせるのもどうかと思いますので、予定通り憩さんに入ります。
ちなみに、このときも到着が10時50分だったので、開店まで10分ほど待ってました(笑
名物の『たこめし』が付いているお手ごろセットがありまして、蛸の天ぷらがついているものと、蛸の足の刺身がついているものがあります。
私は、刺身の方を選択しましたが、大変プリプリで、いつ飲み込んでいいやら悩むぐらいでした。
天ぷらもおいしかったですよ。
…まぁ、ね。ここよりも蛸で有名なところに住んでいながら、よそで蛸、蛸と言うのもどうかと小一時間(笑

腹も満たされたところで、次の目的地である『大山祇神社』へ向かいます。
大三島にあるこの神社は、何がすごいのかというと、全国にある国宝・重要文化財に指定されている武具のうち、約8割がこの神社に集まっているということ。
ナビで向かいましたが、駐車場ではなく、境内を指定していたらしく、恐ろしく狭い道へ案内されて、こすらないかビクビクしながらバックを余儀なくされました。
クルマで神聖な境内に乗り込むところでした(笑

お参り自体はもちろん無料ですが、宝物館へは1000円かかります。
もちろん、何のためらいもなく支払い、中へ。
もうね。
すばらしいとしか言いようがない。
源義経の鎧や刀剣など十分元が取れました。
ここは見る価値アリです。
ここで事件が起こりました。
同行人が境内で放屁したわけですが、宝物館を出た後、思いっきり階段を踏み外して転倒しました。
ひざを擦りむき、これから温泉に入ろうというのに面倒な。
結果、ナビでドラッグストアを探すハメに(笑
やっぱり、バチってあたるんですね~(爆
しかも、スクラッチくじをこすったように、すぐ結果が出ましたw

次は、あの『♪はっ・かっ・たっ・のしお~』で有名な伯方塩業の大三島工場へ向かいます。
ここは、意外に人気スポットらしく、塩ソフトクリームが有名とか。
半信半疑ながらも、ナビに従い到着。
初めに工場見学をしようと中に入ると、多数のオバさまが。
団体さんのようです。
ひと通り見学して、ロビーの売店でソフトクリーム券を購入します。
それを外にあるソフトクリーム売り場へ持っていくシステムです。
バニラのソフトクリームの上にざらめのような粗塩がふってあります。
これがうまい。
しまなみ海道を観光するなら、ぜひここに立ち寄って欲しい。
ただし、午後3時30分までなので、時間には気をつけてくださいませ。

予定では、このあと亀老山展望公園からしなまみ海道を見る予定でしたが、切り上げて宿泊地である道後温泉に向かうことにしました。
相変わらず雨は降り続きます。

道後温泉にある旅館『ふなや』さんに到着しました。
お寺に続く急な坂の途中にあります。
こちらは、天皇陛下や皇室の方々もご利用になる名旅館です。
関西地方のみなさんには、『ロケみつ』で6出して大金つかんだ稲垣早希ちゃんが2万円を支払って堂々と宿泊したことの方が有名じゃないかと(笑

時間的には、ほぼ定通の午後4時。
荷物を置くと早速、道後温泉本館へ向かいます。
雨はやみませんので、傘をさして歩きます。
5分ほどで到着しました。
いや~、感動です。
小学生の頃、小説『坊っちゃん』を読んで以来、道後温泉に行きたいと思っていましたが、距離が離れており、そう簡単に行ける場所じゃないなと思っていて、このトシになってしまいました。
道後温泉本館は、ミシュラン・グリーン・ガイドで最高の3つ星を獲得しています。

受付でどうするか選択し、料金を支払います。
まずは、神の湯か霊の湯かを選択します。
神の湯の方がいわゆる大衆浴場で、料金が安いです。
今回は霊の湯を選択しましたが、大部屋を利用するか、個室を利用するかでまた料金が違います。
で、個室を選択した為、料金はひとり1500円です。
まぁ、銭湯としては破格ですが、この料金の中には、建物の修理代の寄付なども含まれており、湯上りにお茶と坊っちゃん団子が振舞われるので、こんなもんじゃないかと。

個室に通されると、とりあえず浴衣に着替えます。
支払った料金によって浴衣の柄が違うそうで、そこで係員の方は見分けるそうです。
たとえば、霊の湯利用者は、神の湯も入れますが、その逆は無理です。
タイミングがそうだったらしく、先に又新殿(ゆうしんでん)という、皇室専用の浴槽を見学しました。
係員の方が説明してくれます。
着替える場所も広く、浴槽に使用されている石は最高級の御影石だそうで、実際に買おうと思えば数億円するだろうとのことでした。
まぁ、その前にそんな大きなその種類の石は滅多に取れないそうです。
なので、砕石業者さんとか、石のプロの方も見学に来るとか。
専用のトイレもありますが、湯船が10回程度利用されたらしいのに、トイレは使用実績ゼロらしいです。でもねぇ、畳敷きだったり、護衛が潜んでいるとか、他に人がいるとなると出るものも出ませんって(笑
ちなみに、神の湯利用の方は見学料250円が別途必要になります。

脱衣所におりて、そそくさと浴衣を脱ぎます。
体を洗って歴史ある湯船につかります。
なんだろ?
この微妙な深さは。ひざ立ちするには多少浅いし、ケツをつけると溺れる。
微妙な高さをキープしないといけません。
小説坊っちゃんの中でも『深さは立って乳の辺まであるから』とあるので、深いことがわかる。
小説の中に本館が出てきますが、ちゃんと時代背景が符合します。
『温泉は三階の新築で~』とありますが、夏目漱石自身が松山中学校で教師になったのが明治28年で、この本館が建てられたのが明治27年です。
ですから、漱石が本館に来ていた当時は新築だったわけです。
小説が発表されたのが明治38年ですので、10年後に実体験を織り交ぜて『坊っちゃん』を書いたのかもしれません。

温泉からあがって、着替えます。
ちなみに、霊の湯利用者にタオルが貸与されますが、バスタオルはありません。
タオルでよく拭いて浴衣を着てください。
浴衣で汗などを吸い取る仕組みです。
個室に戻って、ボタンを押します。
すると、お給仕さんがお茶と坊ちゃん団子を持ってきてくれます。
小説にも、八銭でお茶が出るとは書いてますが、団子が出るとは書いてない。
団子は団子屋で『二皿七銭』だったと書かれていますので。

ちなみに、坊っちゃんの月給が40円で、この三階の個室を利用すると八銭。
まわりの人間に『毎日上等に入って贅沢だ』と言われて怒っていますが、同じ割合で今に直すと月給20万円の人が、毎日400円の銭湯に入るようなもので、それほど贅沢ではないのでは?と思う。
まぁ、確かに銭湯代だけで月に1万2千円はキツイですけど(笑
ちょっと調べてみると、当時の公務員の初任給が50円とありますし、40円は結構高給取りの部類に入るではないかと思いますが…。
単純に計算すると、当時の40円は、現在の15万円ほどになるそうです。
でも、物価で計算すると当時の1円=現在の2万円という計算になるとか。
明治38年ごろ、木村屋のあんぱんが1個1銭(200円)、そばが1杯2銭(400円)らしいですから、そう考えると、40円は現在の価値で月収80万!?
う~ん。勝ち組(笑

あ、そうか!
今回、三階個室利用で1500円支払いました。
当時は8銭ということは、今なら1600円。
だいたい同じなんですね(笑

話が脱線しましたね。
元に戻します。
団子を食い終わると、廊下を挟んで向かいの部屋の『坊っちゃんの間』を見学に向かいます。
向かうったって、数歩ですけどね。
廊下の突き当たりの角部屋で、2面がバルコニーになっており、大変居心地のいい部屋です。
夏目漱石の見合い写真などが飾られていました。
写真を撮られるのが嫌いな私ですが、久々に撮りました。
ここに来るのが念願だったので。心震えました。
すると、客のひとりが、本館の前の空間を指差しながら『あそこで、大泉がサイコロ振ったんですよね』と友人であろう人間に話しかけている。
水曜どうでしょうも本当にメジャーになったと思う。

道後温泉本館を後にし、隣にある『道後麦酒』で味見。
宿に帰ったらじきに夕食だったので、グラスビール1杯と地鶏の串焼きだけで。
それでも十分満足しましたよ。
ビールは1杯目がおいしいのであって、その後はおいしさが半減しますからね。

旅館に戻って夕食をいただきます。
今回はお部屋食ですので、部屋で待ちます。
時間になると、仲居さんが料理を持ってきてくれました。
おいしい海の幸を堪能しました。
その後、今度は旅館の温泉に入りました。
時間は午後9時。
私の経験上、空いている時間だと思いました。
団体さんの食事は大体午後6時がスタート時間。最低でも2時間ぐらいはかかるはずです。
で、そのあと2次会やらなんやらで、『さぁ、フロに入るか』となるのは午後10時ぐらいだと思います。
実際に行ってみると、先客はひとりだけでした。
やっぱりね。
体を洗っているうちにもういなくなっていました。
ということで、温泉貸切(笑
坊っちゃんみたく、浴槽でバタ足してみたりしました(笑

満足して部屋に帰ると、ほどなく眠気が襲ってきたので、寝てしまいました。










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Posted at 2010/04/16 16:03:31

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この記事へのコメント

2010年4月18日 20:52
 写真の建物の2階か3階で、30年くらいまえ当時の歌番組で西城秀樹さんがヤングマンを
歌っていたことを記憶しています。
コメントへの返答
2010年4月21日 0:37
ヤングマン…。
トシがばれますよ(笑

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