読売新聞オンラインの記事。
「ロータリーエンジンの排気量1・5倍課税、条例に規定なかった…広島県が過大徴収分を返還へ」
「ロータリーエンジン車の総排気量を1・5倍に換算して課税額を決める「みなし規定」が、2019年7月改正の県税条例から抜け落ちていた。」
との事…
約4年分で2518人に還付するらしいけど、さすが広島、ロータリー車の保有者は多い。
ロータリーエンジンは単室容積×ローター数×係数1.5の換算式で計算された数字が、
相当するレシプロエンジンの排気量とされて課税されて来てました。
今回これを条例に入れるのを忘れてたという事ですが、
確かに当時のレシプロエンジンの出力と比較すれば、
妥当な数字かも知れなかったけれど、
その後のレシプロエンジン車の出力アップ、
さらにターボエンジン、
各社が製造するターボ車には自動車税的に何の割増もなく、
2Lエンジンにターボをつけて、2.5L以上のパワーを出しても、
税金は安い2Lクラスのまま、
マツダ一社1社が販売するロータリーエンジン車は1.5倍のまま…
マツダが軽規格のロータリーエンジン車を出そうとした時も
官庁的、他社的にダメで、
(技術的、燃費的にも難しかったかも…)
シャンテをレシプロエンジンで販売となってしまってました。
規格が550ccの時に、各社からターボ付きの軽自動車が出たけど、
税制上は何の変更も無し。
少数派はツライなあ…。
でも
今更ながらですが、
ロータリーエンジンに対する税制はおかしいと言いたい。
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Posted at
2024/02/03 15:08:03