オイルチョビ漏れ修理

デル美ちゃんはとにかく穴という穴から何かしらを漏らすのですが、今回はオイルポンプ周辺のチョビ漏れを直したいと思います。


その前に、まずはオイルポンプ自体の動作チェックします。
ポンプに短いホースを繋いで、オイルを入れて電動ドライバーでポンプ軸をクルクル回しながら、反対側からちゃんと吐出されるか、オイルが滲まないか確認します。

うん、本体は、大丈夫そう。
なので、次に疑うのはオイルラインですが…

ここにもおるやん、オイルフィルターが…
そう、キャブレターオーバーフロー事件の容疑者と同じタイプのフィルターです。

手持ちのフィルターは使ってしまったので、近所のアップガレージを物色しに行くと、300円のフィルターを発見。
ついでに10円で投げ売りされているバラパーツをいくつか購入して帰ります。

オイルフィルターを交換して、一晩様子見してみたところ、オイルフィルターの下にまたもやオイル溜まりが。
だた、フィルターの下側のホースはオイルで濡れていません。

となるとタンクからフィルターまでのホースから漏れているか？
ここのホースは途中で口径が変わるタイプなので、手持ちに替えのオイルホースがないので、とりあえず硬化してヒビ割れしてる部分のホースをカットして繋ぎ、エンジンをアイドリングさせて様子見します。

…
……ぽたっ…

あれ？
今度は地面にオイル落ちてるやん？
ガレージに停めてるときには地面にオイルは落ちてませんでしたから、エンジンをかけたことでオイルが漏れたってこと？

これってもしかして…
エンジンの下を覗き込んで見ると、オイルポンプの接合部からオイルが滲んでいます。
やっぱりオイルポンプのOリングがダメっぽいですね。
取り付けたときにもヘタってる感じはしてたんですよねぇ…
ただ、ここOリングは既存のサイズはなくて、もちろん純正品も入手困難なんですよね。
とりあえずもっかいポンプを取り外して考えましょう。

手持ちのOリングを試しにハメてみますが、フィット感がイマイチというか、スキマがあきまくります。線径が太すぎるんですね。
やむを得ませんので、ここは液体ガスケットで応急的に処置します。

オイルラインはまだもう少し課題がありますが、部材が揃うまでしばらくかかるので、カバー閉じて次に行きます。