ECU配線加工 120510km

当たり前ですが、クレスタさんはAT改MTです。ミッション載せ換え時に問題になるのがECU(ストール問題)です。ATが無くなる事による制御の問題です。複数やり方はありますが、この車両は「対策ECU」に交換するという手法が取られていました(たぶん…)。おそらく基盤プリント上で信号をバイパスさせていると思われます。が、詳細が不明なのでセンターコンソール周り外す案件が出来たので定番の配線加工を行って不安材料を消しておきます。

ネットに色々情報は転がっているので詳細は省きますが、AT ECUに車速信号が入らないので「VVT-iが動かない」または「セーフモードによるエンジンストールが頻発」ってことです。MT ECUに変更するというのも一つの手ですがAT←→MTで制御系の差で完璧を求めるとフルコン買った方が懸命になります。

そこでECUハーネスの配線を加工してAT ECUに必要なスピード信号を適切な場所に入れてあげるという単純な加工です。

うちのクレスタさんはミッションに車速センサーとコネクターは付いています。が、センサーから車体へは繋がってません┐(´-｀)┌
でも、メーターは動いています。これは、ATとMTで車速信号の扱いが違うためオートマミッション内部の車速センサーが無くなってもABSコンピューターよりメーターに車速は表示されます。
AT、MT ECU共に車速はECUに入力されているのですが、AT ECUの場合2箇所にスピード信号が入力されています。MTと共通の位置に1箇所。ATミッションから1箇所。つまりAT ECUで動かす場合、「1箇所車速信号が足りない」とも言えます。写真のモノですね。ATコンピューターが「現在のメインECUで一括管理」されるまでの過渡期による弊害だとは思いますが┐(´-｀)┌

まぁ、ともかく現在のECUがどう対策されているか不明なので、今後MT用ECUなりECU関係をチューニングするときのことも考えて不安要素を取り除く意味でも配線加工をしたという次第です(´・ω・｀)

配線図とコネクター種類、配線位置、色の確認を何度も行ったり来たりを繰り返しながら…。内容としてはメーターから来ている車速信号をATスピードセンサーが入るところに入力するだけですけどね(^_^;)

配線加工後はまだ走行していないのでまだなんとも変化はわかりませんｗ
狭くて加工し難い、なぜここにECUを配置したと突っ込みたくなります(ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ！