ヘッドオーバーホール その4
1
バルブ、バルブスプリングを取外します。
INとEXでバルブ、バルブスプリングが
違うので、ごっちゃにならない様に気を付けました。
アストロで買った、バルブスプリングコンプレッサーは大活躍でした。
ピンセットとピックツール(磁石)もコッタを取り外す為には必須だと思います。
2
EXバルブの様子です。
カーボンがガッチリ付着してますねー!
3
バルブシートとポートもカーボン汚れがひどい状況でした。
「サンエスK-1」ドブ漬けも、組んだまま漬け置きしたので、汚れ落ちが不十分だったようです。
4
パーツクリーナーと真鍮のワイヤーブラシを使って、ポート内のカーボンを落としました。
ガスケットが取り付く面は、オイルストーンで軽く研磨しました。
5
ヘッドガスケット取付面も、洗浄後オイルストーンで面だしを行いました。
直尺とシックネスゲージでひずみを確認した結果、問題ありませんでした。(たぶん・・)
6
エンジンOH憧れの作業の一つ、「バルブシートすり合わせ」
バルブコンパウンドを付けて、タコを使って「カンカンカンカン」ってすり合わせして・・・。
やってみたかったんですよね( ´艸`)
※写真は汚れ落とし、研磨前のバルブです。
7
光明丹を使ってシートあたり面を確認します。
IN限度値:1.60mm
EX限度値:1.80mm
あれ・・・。
上記基準値より、あたり面が広い気が・・。
何回も計測しましたが、ほとんどの箇所が、限度値を若干超えてしまっているのです。
これはシートカットしないと修正できません。
今回は、シート面がリークしないところ(クーラントを使用)まですり合わせをするに留めました。
(シートカットを行う道具と技術力がありませんでした。)
8
オイル下がりの「諸悪の根源?」であるバルブステムシールを交換しました。
INとEXで違いがあるので要注意!
スプリング黒:EX
スプリング白:IN
写真はインテークです。
頼む・・白煙よ吹かないでくれ!
9
ロッカーアームAssyを組立ました。
部品の向き、長短、等々違いがあり大変複雑です。
サービスマニュアルと睨めっこしながら、間違いが無いよう慎重に組立ました。
サービスマニュアル「エンジン整備編」必須です。
(でも、表現が不親切なところもあるんです・・汗)
3回ぐらい組みなおしました。
ロッカーアームAssyがバラバラになってしまうので、タイラップで結んでおきました。
10
IN、EXバルブとバルブスプリングを間違えないように組立を行いました。
これ、逆に組んだりするとレッドゾーンまで回らないエンジンになってしまうみたいです!
ロッカーアームAssyをドッキング!
形になってきました!
いろいろ妥協したけど、終わりが近づいてきてテンションが上がったのを今でも覚えています。
その5へ続く・・。
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