ボンネットストラップをつけたい・破

【前回までのあらすじ】
こんなふうにしたい。
磁力が足りない。
どうしよう。

とにもかくにも今の6φ×1mmネオジムではいくら敷き詰めても必要な対荷重は得られません。
小さな面積で磁力を稼ぐならベストなのはこういう磁気回路が形成されたキャップマグネットですが、構造的にどうしても6mm〜8mm程度の厚みが必要になってしまいます。
革を切り欠いて金具に直接ネジ止めするとして、 3mm厚のベルト革とボディの間に3〜5mmほどの空間ができちゃうわけでさすがに不恰好。
磁石の高さはいいとこ許容できて5mmと見積もりました。

近所のコーナンには例の6φ×1mmしか置いてないし、通販だと比較検討ができない。
あちこちホムセン巡るのもちとしんどい…。

というわけで少し足を伸ばしてハンズマン松原店までやってきました。
ハンズマンは主に九州で展開している大型ホームセンターですが、昨秋関西圏に初出店したのがこちら。
オープン間もない頃に一度来てその物量に圧倒されたことがあったので「ここになきゃないわ！」と諦めもつくだろうという。

なんたってマグネットだけでこの品揃えですから。やっぱり一般道片道2時間半かける価値ありました。
ストラップの現物にあてがってみたり吸着板にくっつけて振り回してみたり、20〜30分ばかり検討して12φ×5mmのものを購入。

帰宅後さっそく作業再開。
グルーをひっぺがし、カッターナイフで磁石を嵌め込む穴を切り欠きます。

磁石にはM4のネジ穴が開いてるので15mm皿ネジを通しワッシャーとバネ座金（ネジのストローク調整と気休めの振動軽減目的）を重ね袋ナットで固定します。

残り2つの穴にM4・8mm皿ネジを使い同じ要領で。

度重なる切った貼ったで裏側の見た目がずいぶん残念なことになっちゃったんで、クッションも兼ねて余った革を貼り付けときました。

磁力テスト。
この後ちと事情があって触れないまま一週間ほど経っちゃいました。続きは近日中【Q】にて！