セレナC26 足廻りからの異音対策 その2 アッパーベアリング
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
その1に書きましたが、
今回交換する『アッパーベアリング』もC26定番の異音発生ポイント。
アッパーブッシュにベアリングが付くのが一般的ですが、まさかのアッパーシートにベアリングが内臓された構造です。
こんな場所をベアリング構造にするなんて、数年乗ったら泥だらけになり、固着したり異音が出てあたり前です。
パーツはフランス製だから、ゴーン押し売りアイテムなんでしょうね(^^;
ーーーー今回用意したパーツーーーー
アッパーベアリング54325-ED02Aフランス製(問題児)
ロアシート54035-EN000
ロックナット01223-003031(再使用不可)
スタビリンク社外
純正品番54618-EN000
2
分解に入りますが、アッパーブッシュの頭のボルトに工具が入らないので、
ブレーキオイル、クーラントのリザーバータンクは固定ボルトを外して邪魔にならない位置にマスキングテープで止めておきます。
助手席側はエアーインテーク類を外します。
アッパーの片側3本のボルトを緩めておく
(外さない)
3
リジットラックで車体を固定したら、
ブラケット2本緩めますが、初めて外す時は
延長しないと緩みません。
ブレーキホースのロック、ABSセンサーを
外し、スタビリンクを緩めますが、
ブラケットのボルトは挿したまま残します。
一人作業だから、ロアアームにジャッキをかけて少し押しておきます。
こうする事で、エンジンルームのアッパーブッシュのボルトを外してもストラットは落ちてこないので、安心してアッパーブッシュのボルトを外します。
下に移動しブラケットのボルトを引き抜きますが、ストラットを持ち上げながらやりつつ、ドラシャが抜けないように注意してストラットを取り出します。
ナックルは針金で縛り、外側に倒れないようにしておく。
4
取り外したらアッパーブッシュとサスペンスに合いマークを付けておきます。(忘れましたが…(TT))
5
実は、若い頃持っていたスプリングコンプレッサーが見つからず、よくよく考えると、誰かに貸し出したまま帰ってきておりませんw
誰だろうーーーー(TT)
仕方なく今回の為、いや今後の為にコンプレッサーを購入しました。
6
現代物のコンプレッサーは回り止めが付いていたり、ガッチリしており、安心して作業できました。
昔のは滑ってしまいやり直したり、おっかなびっくり。テクニックが必要でしたが(^^;
ちなみにショックのトップナットをちょい緩めたら、スプリングテンションのかかった状態でアッパーベアリングを回転させると、『ゴリガリゴリ⚡』異音確認ができます。
外した状態だと異音の確認はできませんでした。
7
スタビリンクは別の作業で交換する予定で社外品を用意していましたが、ついでなので交換しました。
ですが、全くガタはなくちょっと無駄投資だったかもです。
8
逆の手順で組み付け完了。
アッパーブッシュは手でも回転するので、もし合いマークを書き忘れたら、上からライトで照らし穴の合う位置に回せばボルト固定できます。
ブレーキローターをガタガタさせるとバットが開きブレーキが効かないので、エンジンかけたらまずブレーキのポンピングを忘れず行いましょう。
ハンドルを切った時の異音は完全になくなり激的にスムーズ!
でもマンホール越えた時やギャップでの異音は残ってます…いったい何の音なんでしょうね┐( ̄ヘ ̄)┌
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( サスペンションブッシュ の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク