セレナC26 足廻りからの異音対策 その3 ロアアームボールジョイント
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セレナ10万km突破記念?的に、一挙に気になる劣化部品の交換、修理を行っているのですが、いよいよ年末最後の作業です。
足回りからの異音は減少傾向ですが、『その2』に書いた通りコトコト、ゴンゴゴン的な異音が残ります。
ロアアームのボールジョイントのガタもC26セレナで多いようで、10万km程度で外れてしまった記事を見かけました。
とても危険で怖いですよね((( ;゚Д゚)))
と言う事で、まず診察です。
一般なタイヤを揺すった点検→ガタ無し。
バールでこじった診察→ガタ無さそう。
しかし、S14にピロボール式のアームを使用していた頃、ある一定角度でのみ音を発するガタが出た経験があります。
ボールジョイントも同じ構造だから、着地したボール角度でのみガタがある可能性も否定できません。
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555の社外ロアアームを購入しました。
修理メンテナンス系ショップさんも使っていたので、真似っ子です(^^;
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…若い頃、ある趣味から常備していたタイロッドのボールジョイント外しです。因みにタイロッドも常備していました💧💧
ロアアームボールジョイントの方が直径が太いのですが、入る計算です。
しかし、残念ながら大ハンマーで叩くも入らず💧
ある程度の余裕が必要な様です。
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作戦を変更しバールでこじったりハンマーで叩いたりしているうちに、タイロッドエンド外しを所有していなかった頃の遥か彼方の記憶蘇ってきます(^^;
(予めCRC攻撃で浸透させてます)
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ボールジョイントはテーパーだから、横っ面(⭐マークあたり)から叩くと押し出す様に外れてくれます。
(ボールジョイント頭とボルト当たり面は間接的でも絶対叩かない)
ハンマー2丁使い、一つは当てたまま大ハンマーで横っ面を叩きます。
するとピコピコ遊びが出すので、バールでピコピコ
させます。
ある程度ガタが出たらCRC攻撃をします。
錆びたっぷりの油が出て来るので、CRCで洗い流し隙間を増やすイメージです。
ハンマー横っ面を叩く
ロアアーム下から差し込む方向に叩く
(強すぎると破壊が懸念されます。あくまで遊ばせるイメージ)
繰り返し、遊びが増えたら
バールでピコピコさせます。
CRC攻撃
これを何度も繰り返しす事10分少々でしょうか…
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外れた~(゚∀゚ 三 ゚∀゚)
いや、嬉しいです♪
身体が覚えているものですね(^^;
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お約束新旧記念撮影←大げさですみません。
外したロアアームのボールジョイントは、やはり一定角度だけユルユルでした。
たた、この程度ならば走行中外れてしまう事は無いと思いますが、異音は出ていたのではないかと思ってます。
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新しいアームを組み付けますが、ある程度アームが万歳しないとボルトが入らないので、ストラットを前方に逃がしてボルトを入れます。
ボールジョイントは新しいと動きが渋いので、
うまくストライクしません。
一度ショックブラケットを緩め、ナックルがブラブラ状態でボールジョイントをハメて固定します。
(ドラシャ抜け注意)
右が完了し左は楽勝と思ったら、ハンマー持つ腕と腰が限界で難儀しました( T∀T)
年末最後にふさわしい?ラスボス感(体力的…)ある作業となりました💧
因みにトーがズレますのでアライメントは見る必要があります。
これでC26定番の『その3』まで完了したのですが、
……まだ異音は残っている┐( ̄ヘ ̄)┌
マンホールを越えた時のコトコト音は消えました。
これははっきり分かりました。
しかし、比較的低速での段差でゴン…ゴゴン…
この音は一体どこなんでしょうか( T∀T)
異音を放置すると、次なる異音の増加に気付けません。
放置した罰だと思って、次の策に出ようと思います(^^;
プーラー無しで作業される方は自己責任でお願いしますね(^-^)
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