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えむあーる押忍の"カエル" [トヨタ MR-S]

整備手帳

作業日:2024年5月18日

クラッチマスターシリンダー&クラッチレリーズOH

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 1時間以内
1
ホームセンターでピンク色の耐油チューブ(内径5mm,外径8mm)を1m購入
2
ミヤコ自動車のオーバーホールキットと市販ブレーキフルード、シャンプーボトル、オイル処理箱、ついでに新品のプラグを準備
3
初めにプラグ交換。
古いプラグは白くやけすぎてたので1つ熱価を上げました。6番です。
4
まず手前の10mmのボルトふたつを抜き、奥側のふたつの袋ナットふたつを取れば、引っ張るだけでカバーがとれます。
5
開けたらこんな感じ。
青丸のところにイグニッションコイルの配線を固定するボルトがあるので、カプラーを外した後に外しておくと作業がスムーズに行くと思います。外さなくても横着すればできるっちゃできます。
6
カプラー結構硬いので、優しく爪をマイドラでアシストしてあげながら引っ張るとスっととれます。
あとは青丸のボルトを取ればコイルが取れるので各燃焼室事にコイルを引き抜いてプラグを取り除き、交換してから逆手順で完了です。
7
クラッチレリーズです。
オイルエレメントの近くにあるのでアクセスが大変です。リジットラックを高めにしておかないと大変です。
レリーズ本体に繋がる配管がU字型になっていて、外す時に少し苦労します。まだ外しません。
8
クラッチマスターからフルードを抜いておきます。この黒いのはフロートです。邪魔なのでフロートを取り出してから抜きます。
フルードをこぼしたら大量の水で流しましょう。水溶性なので水で流れます。放置すると塗装がイきます。
9
シャンプーボトルで抜いていきます。
抜き終わったらレリーズを外していきます。
10
クラッチレリーズは上部の12のボルトふたつを使って固定されています。このふたつのボルトをゆるめる前に、10mmのフレアナットレンチで赤丸のボルトをほんの少しだけ緩めておきましょう。緩めすぎると予想以上にフルードがたれてきます。
配管が緩んだら、画像では見えないですが、右側斜め上辺りの赤矢印の部分にサイドブレーキワイヤーと同様、配管を固定するマウントがあるので、そこに刺さってるブリッジ型のピンをラジをペンチで抜き、配管をフリーにしておくとレリーズ本体が外しやすいです。
先程言った通り、配管がU字型なのでこねくり回さないと取れません。これが厄介なので、配管はフリーにしておきましょう。
11
取れました。中のフルードをしっかり抜いてください。
12
棒とゴムは使わないので強引に引っ張るととれます。
理論上、中のピストンが劣化してると出てこないはずで、案の定出てこなかったのでラジオペンチを開く方に使って引っ張り出しました。
ボロボロでした。
あとはOHキットの中に入ってる補修部品を使って元通りにすればOKです。
全部綺麗に戻せたら、先にレリーズは車体に取り付けておきます。配管もしっかり元に戻します。
13
次はマスターのオーバーホール。
社外にボルトひとつ。
緩めます。
14
車内のペダルの部分にピンがあるので抜いておきます。外したボルトや部品はマグネットトレーを使って無くさないようにしましょう。赤丸の部分に本来はピンが刺さってます。画像は抜いてしまったあとのものなのでないです。
ペダルの接続部分を外せたら、めちゃくちゃアクセスしにくいですが棒の根本の左上に12mmのボルトがいますので、そいつを外します。
ロングソケットとエクステンションバーがないと回せないと思います。大変でした。
15
そうするととれます。
16
バラすにはスナップリングプライヤが必要です。
僕はラジオペンチで気合で外しました。コツを掴めばラジペでも余裕です。バラします。
17
掃除して元のとおりにOHキットの部品を組んでいけば完成です。
18
最後はしっかりエア抜きをします。
写真撮るの忘れちゃいましたけど、ペタルふむ人とエア抜きする人の2人必要です。写真はさっき使ったやつですがこれで説明します。
マスターのエア抜きをしてからレリーズのエア抜きをしないとエアが全然抜けません。
全部組み付けて、タンクにフルードを入れたらペダルを何回かシュコシュコ踏んでもらって(エア噛んでるからペダルは踏んだら1回1回自分で戻してやらないと戻ってこないので注意)ペダルが踏み込まれた状態で、赤丸の配管を一瞬緩めてエアと少量のフルードが出てきたらすぐ締める。これを5回くらいやれば少しだけペダルに力を感じるようになります。
19
次はレリーズのエア抜きをしていきます。
こっちも写真撮り忘れたので使い回しで行きます。画像は取り外されている状態ですが、車体に取り付けていると思ってください。
赤丸のところに本来は金色の乳首みたいな8mmのボルトがついてるので、買ってきたピンク色の耐油チューブをそこにはめ込みます。
はめ込んだら廃油箱にチューブの出口を持ってきて、マスターと同様、何回かペダルを踏んでもらって、最後踏みっぱなしの状態で乳首ボルト緩めてエア出します。数回繰り返せばペダルに反力が出てきます。しっかりエアが出なくなったことを確認したら締め上げて、おしまい。
20
これもまた使い回しの画像ですが、青丸の部分のロックナットを緩めて、ペダルとマスターを締結してる棒の長さを伸び縮みさせると半クラの位置が調整できます。最後にこれを調整すれば完了です。
大変だった。
大半のトヨタ車はこんな感じだと思うので参考までに。

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