フロントシートの制振（ロードノイズ低減プレート？）

ふと、記事でエーモンの「ロードノイズ低減プレート」を見つけました。シート固定ボルトやフロントサスのスタッドボルトにつけるとのこと。こんなので効果あるのか？と思いましたが、効果ありとの意見も多いようです。ただ、すでに廃番で、市場価格が高騰しています(効果があるなら廃番にならないように思いますが？？　笑）　そうなるとますます気になるもので。。。　写真は代用になるかも？と導入した皿ばねワッシャーです

原理的にはボルト部分にかませることで、その部分で伝達される振動の周波数特性を変えて、体や車体にロードノイズ成分が伝わりにくくするということかと思います。体への骨伝導もロードノイズの経路の一つなので、シートにサスペンション的なものをかますのも効果がある気がします。そこで、とりあえずよく似た皿ばねと、ボンデッドワッシャーをシートの取り付け部分（4か所）に入れてみました。
取り付けステーの下側に、ワッシャーとボンデッドワッシャー、上にゴムワッシャーとワッシャー、皿ばねをかませました。
本当は振動吸収合金M2052のワッシャーを試してみたいのですが、M10,厚さ2ｍｍが10個で8000円ほどするので、とりあえず様子見です。なお、同じような原理・組成で別途、特許を取っている制振合金D2052スターサイレントは製造元の大同特殊鋼が生産中止とのこと。（エーモンのプレートはこの合金だったようですね）

一番苦労したのは、元のボルトを外すところでした。極めて固く締められていて、穴をつぶしそうになりました。ボルトはM10のトルクスネジの30㎜で、ピッチは細目1.25です

いろいろ挟むこともあり、六角の35㎜に交換しました。
ノイズが減っているかというと、現時点でよくわからないのですが、3㎜ぐらい座面が高くなったのが座ったらよくわかりました。誤差の範囲だと思っていましたが、人間の感覚は時に敏感ですね。（ミラーの映り方ももちろん変わりますが）ステーの穴に多少の遊びがあることもわかったので、助手席の高さアップも少しならできそうです