ORB 設定の3 🚧🚧

カットテーブル

いろいろな動作状況において、
カットの強度を決める

カット対象は、”Cut Method”パラメータ
にて　点火か燃料かを決める

高負荷域では
ORBが非アクティブ時に点火時期が点火メインテーブルでの設定値に戻るように
リタード、カットともゼロにセットすること。

回転数が高くなりすぎないように必要なブーストを得られる最低限のスロットル開度（＝エア量）とカット量とすること

初期値：50％　ブーストが必要なテーブル域

スロットル開度大域と低エンジン回転数域はゼロとする。


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カットテーブルの方でORB Active となると
リタードテーブルの方が0でもATDC0度ということになり、
かなりの遅角になってしまいますので注意です。

追記　(2020/10/22)
違うんじゃないかな？　
リタードテーブルゼロのところはリタードしないが正解のよう
だけど未確認。
だとするとATDC0度という設定はできなくて0.1度からということかな。
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リタードテーブル

いろいろな動作状況において、
ORBが動作した時の点火リタードを決める。

高負荷域では
ORBが非アクティブ時に点火時期が点火メインテーブルでの設定値に戻るように
リタード、カットともゼロにセットすること。

リタードは、％か度数を”Retard in Percent/Degrees”パラメータで決める
これは、”Ignition in Percent/Degrees”とは別個の設定になっている。

度数を選択した場合は
リタードテーブルの値がそのままATDCの度数になり、ORBが作動している間はメインの点火テーブルは無視される。

パーセントを選択した場合は
メインの点火テーブルに対しての遅角％をセットする。

どちらの場合もAT comp（吸気温度補正）などの補正値分が点火タイミングの最終計算値に加えられる。

最大値は実践してみて決める。

スロットル開度が大きい領域ではゼロをセットする。



うーんと、
ORBはアクセルを離した時に効くわけですが、
テーブルのx軸、y軸は
エンジン回転数0〜10000rpm、
TP 0〜100％と
αN制御の時のテーブル軸と同じように
エンジンの作動域の全範囲になってます。

ORB自体は
スロットル開度が起動開度以上の条件を満たした時に作動開始となり、
テーブル値がゼロではないところに入った瞬間にORBアクティブとなるみたいです。

”スロットルを離した時に効く”
というふうにするために、
スロットル条件が10％未満なところにだけ点火カット、リタードの数値を入れておくということですね。

燃料　増量減量

燃料の増減パーセントをセット。

通常、増量は排気管への追加エアーを使った場合のみ使用。


というのは、
インマニ側に追加エアを入れる場合は、普段通りに空気量推定されて、それに見合った燃料は噴射されているから？

エアバイパステーブル

このテーブルは　DBWスロットル、PWMアイドルバルブ、アイドルステップモータのポジションをセットすることができる。
これはORBがアクティブの時のみ適用される。

DBW：
ORB作動中のDBWスロットル開度をそのままセット

PWMアイドルバルブ：
ORB作動中のバルブデューティサイクルをセットする。

ステッパーモータ：
ORBが作動した時にモーターがこのステップ分開く。
ORBが作動を終えた時にモーターがこのステップ分閉じる。


アイドルコントロールがPWMモードでは、
ORBが非アクティブな時にduty 0％＝全閉となっています。
エアバイパスを0にセットしても、そうなります。

普通アイドルコントローラは少し開いてる位置が標準なので、
0%になるということは、少しエア量が減ることになります。


これを0％じゃなくするように、
このテーブルの軸設定とかでやってみましたが、できませんでした。
（ORB非アクティブの時にはこのテーブルを読みには来ないため）

よく考えると、
0％全閉となるのは、
ブレーキブースターの負圧を少しでも稼ぐためかな？

テーブル2

ORBは2つのセッティングを選ぶこともできる。

強（ダート）と弱（ウエット）とかに使い分けられるよう？

スイッチインプット設定

モード
24：ORB テーブルセレクト
ORBテーブルセット1か2を選択

25：ORBセレクト
ORBオフ、テーブルセット1、テーブルセット2を順次切り替え

通常のORBオンオフスイッチは

モード
13：惰性走行時過給圧増大動作
惰性走行時に点火を断続的にカットすることにより燃料を排気管内で燃焼させて過給圧を維持する手助けとする動作

🚧🚧 途中です　🚧🚧