アマチュア無線機の取り付け

まずはアンテナ取付位置の検討。日々の私の使い方なども諸々考慮して純正リアキャリア右側に取り付け。

アンテナ基台取り付けにあたり、キャリアの基台取り付け部の塗装は剥がさず、別途、平編アース線で高周波アースを取ります。

※基本はノンラジアルタイプのアンテナを使用しますが、今後、ラジアルタイプに付け替えたり、低いバンドへ出たりすることも考慮してです。それと今のリグですと、受信だけですが、ワイドバンドレシーバー機能を使って低い周波数を聴いたりもあります。

※とはいえ、こんなちっちゃなスクーター、がっつりボディーとアース出来たとした場合でさえなお、ボディーと大地との静電容量、どんだけあるのよ？　と言う事はあると思います。hi.

同軸ケーブルをアンテナ基台からフロントカウル内まで通線しました。

今回使用したアンテナの長さは1mあり、基台取り付け部の高さもありますので、先端はそれなりの高さとなりますが、アンテナは360度可倒式で高さ制限のきつい箇所への進入が可能です。

また、アンテナ基台も可倒式なので、基台から倒せばリアキャリアに取り付けているボックスの開閉が可能です。

アンテナ基台から来た同軸ケーブル (2D-LFB-S・長さ2m) は、フロントカウル内で長さ1mの同じ同軸ケーブル (2D-LFB-S) を用いて延長し、ライトカウル左側から外へ出します。あと、コネクタにはハイブリッドナノカーボンを施工しています。

OnAirする周波数帯的にはコネクタの数を1個でも減らしたいところですが、一方で今後の整備のし易さを考え、こうした形としました。同軸ケーブルにはフェライトコアを取り付けています。

夜間、トランシーバー稼働中の様子。キーはオフの状態。

イグニッションオンでLCDメータのバックライトも点灯します。

※ウィンドシールドへの映り込みが激しいように見えますが、撮影の関係でこう見えているだけで、運転に支障はありません。

昼間の様子です。小さな液晶画面ですが、視認可能です。
トランシーバーは充電池も備えていますが、バイクに搭載した際には、増設したシガーライターソケットに差し込んだ、メーカーオプションのシガーケーブル (ノイズフィルタ内蔵) からトランシーバーに給電しますので、長時間の運用でも安心です。

アンテナ基台付近。タンデム乗車に支障はなく、リアキャリアに取り付けたボックスの開閉も可能です。

※この後、アンテナ基台のねじとリアキャリアをボディーに固定しているねじは防錆のために、錆止め塗料 (黒) で塗りました。

アマチュア無線機の取り付けが終わりました。