K2スーパーデッドニングキットでのデッドニング施工【その2】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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その8
SLKのアウターパネルのインパクトビームより下半分はサービスホールも大きく、ローラーを使用しての施工が可能ですので、レアルシルトを使用します。
ローラーカッターを使用し、レアルシルトを先に貼りやすいサイズにカットしておきます。
ちなみにレアルシルトの場合、通常のカッターでは表面のアルミ部分が厚く硬いので手を怪我する危険があります。出来ればローラーカッターをご用意いただいたほうが懸命です。
キットには含まれておりませんが剥離防止用にアルミテープをご用意ください。
K2でも販売しております。
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その9
ローラーを使用しレジェトレックス同様中心から外に向かって空気を抜く要領で出来るだけ多くの面を設置させます。
あまり強くこすりつけ過ぎないようにします。
時間がたつとレアルシルトの表面のアルミ金属箔と粘着部が金属の物質特性上反って剥離する場合があります。
ローラーもいろいろ試しましたが、レアルシルトにはダイナマット社のダイナローラープロが一番あっているようです。
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その10
レアルシルトを貼り終えたら剥離しないように保険的な意味合いもこめてアルミテープを使用し、上面と側面を補強します。
これで長期的に効果が持続します。
この片ドアのインパクトビーム下でレアルシルトを一枚使用しました。
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その11
次にスピーカー裏面の背圧を効果的に処理するためディフュージョンを使用します。
これを施工することでスピーカー後ろで起こる共鳴を抑えこもりのないすっきりとした音を実現させます。
スピーカー以外の余計な低域を殺す役割をします。
ディフュージョンは片ドアに3枚施工します。
サービスホールに入れやすく貼りやすいようにカッターでカットしておきます。
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その12
背圧処理はスピーカーの真後ろだけですとまるで効果がありません。
(スピーカーの真後ろはマグネットですから音はフレームの隙間から抜けます)
スピーカーよりも一回り大きく施工します。
16cmスピーカーを使用していたら後ろの背圧処理は最低でも直径で30cm以上、出来れば直径48cmはほしい所です。
サイドインパクトビームには貼れませんのでサイドインパクトビームは避けて施工します。
この後シーラント使用しますのでサイドインパクトビーム部には最後にエプトシーラーを巻きつけます。
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その13
サウンドシーラントです。
この商品の優れているところは性能はもちろんですが、歯磨き粉のチューブのような素材に入っているためドア内部の狭いところでも施工がしやすいのが特徴です。
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その14
サイドインパクトビームの隙間にサウンドシーラントを施工することでサイドインパクトビーム後ろの空気の回りこみがなくなり共鳴を抑え、なおかつシリコン素材でアウターパネルとサイドインパクトビームがつながりますので、アウターパネルの剛性があがり共振をより抑える効果があります。
サウンドシーラントを注入したら画面のように指にブレーキクリーナーを付けながら「ギュウ」っと隙間にシーラントを押し込んでいきます。
サイドインパクトビームとアウターパネルの隙間の大きい車両は、先に下側にガムテープなどを貼ってシーラントが下から漏れないようにしてから施工します。
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その15
サイドウィンドーのスライドレールにも共振を抑えるため帯状にカットしたレアルシルトを張りました。
以上でアウターパネル側、サービスホール内の施工は終了です。
残るはアウターパネル側の作業となります。
K2スーパーデッドニングキットでのデッドニング施工【その3】へ続きます。
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