ANEST IWATA 低圧美粧シリーズ(金)LPH-101-144BPG  

アネスト岩田の口径1.4ｍｍの低圧スプレーガンです。
会社で使用しています。

・エア使用量：200L/min　　・塗料噴出量：130mL/min
・パターン幅：220mm　　　・指定吹付エアー圧力：0.1MPa

通常のスプレーガンより低圧で同等の霧を噴射出来る事により

・霧が付着しやすいという点から塗料の節約

・周りに塗料ミストを飛散させにくい

というメリットがあるといわれています。

メーカー指定圧が0.1Mpaと、従来使っていたガンの半分程の圧なので慣れるまで違和感出ますね。

霧の細かさは・・・0.1Mpaの時で
塗料の粘度にもよりますがW-101-131Gより若干荒いかな・・・？と思います。

シンナー加えて塗料の粘度を下げるか、エアー圧を少し上げた方が良いかもです。

それよりも特筆なのは
本来の目的である塗料の節約、
塗装環境の改善というメーカーの意向を無視して
圧を0.15Mpaぐらいにして吹き付けると
非常に細かい霧を吹くガンに化けます。

W-101-131G自体があまり霧が細かくなかったので
エアー圧を高くしたり塗料を薄めて霧を細かくしようとしてもイマイチで
塗り上がりに不満があったのですが
この細かい霧でゆず肌がかなり改善されて満足です。

塗料吹き出し口が特徴的で
４枚の花びらの様な形状をしており
この形状が微細化に貢献しているのかと思います。

ただ、この形状がメリットであり、デメリットというのでしょうか？
花びらの先割れした部分からミストが漏れるので
エアキャップが汚れやすいです。

短時間のホビーユースなら問題ないのですが
仕事で丸一日で使う様な場合ですと、
稀にエアキャップに塗料が溜まって
塗料しずくが飛ぶ場合があるのでたまに付着していないか注意が必要かと思います。

上記を注意すれば
細かい霧が出る良いガンだと満足しています。