[DIY]brembo用ブレーキパッド交換[MX72]
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
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1.はじめに
2025年NDロードスター幌RS[ND5RE]のブレンボのブレーキパッドを交換した記録です。
個人的には初のブレンボのパッド交換で、バイクのようなスライドピンを抜くタイプは車としては初めてでした。
■ ブレンボは初見では少し手間取った
フロントのブレンボは慣れてなかったので単純作業とはいかずサイズの合う工具を探したり少し手間取りましたので整備性が良くなったのか悪くなったのか微妙でした。慣れたらこちらの方が良く感じるのかも知れませんが、今のところピストンツールが合わないこともあり「めんどくさくなった」という感じでした(??)
■ リアは普通のタイプ
リアは普通のタイプでEPBも無いので秒で完了でした。
■ シムについて
シムはフロントもリアも純正装着パッドのものを移植することができました。
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2.装着するパッド
ENDLESS MX72[MX72525432]です。
■ 選んだ理由
サーキット走行用のつもりですが特に理由はありません。車体が軽いロドなのとロドにはオーバースペックなブレンボで熱的に余裕あるだろうと思うことと、サーキット初心者がソロリと走るならこれでも持つかな、と思い選択しました。
■ 「アンチノイズシム」
このパッドのフロント用には泣き防止のための「アンチノイズシム」というものが付属されていました。両面テープで貼り付けるものなのでサーキット走行には向かないので目的に応じて使用してくださいと説明書きがありました。今回は使用しませんでした。
(これとは別に純正のシムは移植して装着しました)
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3.タイヤ取り外し
ジャッキアップしてタイヤ外し
さすが見た目はカッコ良い(笑
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4.適当なものでピンを押す
適当にサイズが合うものでピンを押して抜いていきます
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5.さらに押して抜く
キャリパーの外側から抜けるまでプラハンで叩いたらリテーナーを押してピンに圧力がかからないようにしながら手で押してピンを完全に取り出します(場所が合っていれば軽くぬけました)
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6.パッド取り外し
こっち側から手を入れてパッドを押し出して取り出し
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7.比較
記念撮影
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8.シムの移設
純正シムがそのまま使えました。
ピストン側にはグリスは塗られていないようでした。(そういうのものなのでしょうか?)
※ 耐熱温度の高い(800度等)パッドグリスがあるようなので、パッドとシム面はそれを塗り直そうと思っています。それにするとピストン側はグリス無しになりそうです。元々塗られていたものは銅色だったのでそういう耐熱温度の高いものだったのかも知れません
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9.ピストン戻し
純正パッドで約5千キロ走行していましたが、そのままではパッドは入りませんでした。
手持ちのツールが対向2ピストン用なので適当な当て板(手元にあったバイクのパッド)を当ててピストンの押し戻し
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youtubeを徘徊していると、ききチャンネルというラリー系の方が「ブレンボは手で戻せる」というようなことをやっていたので試してみると、確かに手の力だけでスルッと戻ってくれました
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10.ピン装着
パッドを装着してピンを元のように戻しました
ピンは、キャリパー外側から穴をのぞいてピンのテーパー部が穴の口にかかるまでは(取り外しと同じ要領で)リテーナーを押しながらセンターを合わせて手で入れて、外側の穴に届いたら裏の頭が隠れるまでプラハンで叩いて、さらに埋め込むために適当な棒をあててさらにプラハンで叩いて、ピンの頭が外側まで出て止まるまで戻しました
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11.続いてリア
リアは普通のタイプでした
ボルト取り外し
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12.キャリパー退避
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13.パッド取り外し
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14.シムの移植
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15.パッド装着
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16.ピストン戻し
180度戻しました
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キューブがなくても普通にラジペンで回せます
(というかラジペンの方がやりやすいです)
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17.スライドボルト締め
3kg-mくらいで(すみません適当です。正確なトルクは未確認)
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18.フロント
差し色的に少しだけ見えます
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19.リア
シムをつけたのでこちらも見えるのは少しだけです
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