涼たそのブログ一覧

納車後ちょうど１ヶ月。
距離は1000kmほど乗りました。

オイル交換とLIQUI MOLY(リキモリ)のセラテックという添加剤も投入しました。
それと同時に下回りチェック…。

まず下回りチェックから。
12年落ち、12.9万kmというこの手のクルマとしては過走行と思われるような個体。
ただし、過去の修理履歴と現在の状態を重視しつつ、なるべく安い物件を購入しました。

オイル漏れなし、冷却水漏れ跡もなし。
ロアアームの異常、ブッシュ類の痛みもなし。
思っていたよりも大丈夫だったので、何だか拍子抜け…。

販売時に整備内容についての説明が足りなかったり、対応が遅いお店でしたけど、選んでくれたクルマ自体はモノが良かった。ということですね。

これがBMWならもっと劣化していたでしょうね(^^;)
水冷ポルシェは古いBMWより金かからない、そんなに壊れないよって言ってくれた元ポルセンメカの人がいるけど、ある意味で本当かも。今のところはですけど。

ハンドリングも乗ってみて、全然違和感が無かったけれど、今は交換の必要性が低いと言われて少し納得してます。
サーキットや高い走行レベルを望んだら違うのかもしれませんけど…。
ポルシェって基本となる部分はすごい耐久性なのね…。
だから何十年も昔の空冷ポルシェが生き残れるんだなと思いました。

次の交換部品は
最優先で【ドライブシャフトブーツ】でした。

次に、ブレーキパッドが残り5ミリなので、
【ブレーキパッド】
【ブレーキローター】
となりそうです。
ブレーキパッドについては、ディクセルのタイプZにしようかなと考え中です。

ドライブシャフトブーツは少し破れてグリスが少々飛んでおりました。ので、見積もり依頼してきました。


ということで、ドライブシャフトブーツ交換と、ホイール &タイヤ交換が次の計画となりそうです。

安い物件なら200万円台から、しっかりとポルシェのエンジニアリングの世界を覗ける。
GT系以外の水冷エンジンの設計の甘さはあるけど…それでもRRじゃなくてもポルシェの考え方と深さというのが感じ取れる。
ノーマルの時点で、運動性に関する初期パラメータが異様に高いスポーツカーを安く楽しめる。そう言った意味では、値段以上の魅力に溢れている。

こう言う素性の良いスポーツカーは、人生の早いうちに味わうのがいいと思った。

みん友の琥珀さんと一緒に、飛騨高山の洋食屋さん【楽房　洋】(ひろ)さんに飛騨牛ハンバーグを食べに行ってきました。

煮込みハンバーグがオススメ。
コクと甘みのある特製デミグラスソースで飛騨牛ハンバーグを煮込んだ逸品。
甘く煮込まれたニンジン、ポテトもついており、デミグラスに絡めて食して頂くとそれだけでご飯が進みます。
白米はおかわり自由ですので、ハンバーグでご飯2杯。残ったデミグラスソースでご飯1杯食べられます。

1400〜1600円位するのですが、個人的には支払う金額以上の美味しさだと思っています。
開店は11時30分ですが、11時20分ですでに4組、並んでいました。
以前より混むようになってきた気がする…。



その後は高山を少し散策し、【高山プリン亭】でプリンをお土産として購入。



その後、我々が向かったのは…

飛騨高山から郡上八幡を駆け抜けるせせらぎ街道にある、老夫婦が趣味でやっていらっしゃる【でご一】さんに3年ぶりにお邪魔しました。





雨ですが、窓から外を眺めると紅葉が…。
静かで薪ストーブがあり、座布団を敷いて横になったら寝てしまいそうです（笑）

11月中は何とか岐阜に残って営業し、来月には息子さん夫婦がいらっしゃる東京都へ帰るそうです。
標高900メートル地点にあるカフェなので、雪が降ったら埋もれてしまうからです(^^;)


《雨の中、ケイマンに乗った印象》
今回、往復350kmのツーリングに行ってきたわけですが、ケイマンについて。

街中をストップ&ゴーで乗っていても、あまり気持ち良くない。そこはBMWとは違い、BMWはゆっくり流しても楽しく気持ちいいクルマだった。
きっとラグジュアリーさの割合の違いかなと思う。

コーナーが連続したり、自分のペースで走れる状況になると、評価は一変する。

ケイマンのハンドリングは非常に正確で、ドライバーが与えた事に対して的確に反応する。様々なことに遊びが少なく、反応して結果が出るまでのスピードが早い。

故に…BMWを求める人とポルシェを求める人は、客層が違う。好みもクルマに対する思想も違う。どちらが上とか下ではなく、好みの違い。
ただ、ポルシェの方が明確にスポーツカーだなと思う。
運動性に関してのパラメータが初期値の時点で高い。それは乗ればすぐに感じられる。
スポーツカーが好きな方なら、ポルシェ、そしてケイマンは合うと思う。
かと言って、スポーツカーは疲れるんじゃないの？と言うとそうでもない。

正確な反応と、路面を触っているかのように分かるゆえに、クルマの操作がラクになる。

多くの乗用車にカテゴライズされる車に乗ると感じる【ダラっと緩いからラク】ではない。
違う意味で、乗っていてラクだった。
性能はまだ使い切れないけど、情報をつたえてくれて俊敏な動きと高いハンドリング剛性によって、クルマが守ってくれている感触があった。

乗れば乗るほど奥が見えるんだけど、まだ見えない。

深いクルマだなというのを、日々感じている。
クルマの表面的な物を味わう(それでも十分、非日常)か、さらに奥深くを覗くかは貴方次第。ということか。