基本的にノーマルで乗っている(嘘爆)我が家のD3君ですが、ほんのわずかに気になる点と言えば、
インタークーラー交換で大容量になった結果の微妙なレスポンス遅れでした。
と言っても、オーナーでなければ分からないくらいのレベルなので全然問題は無いのですが、今回ガルフストリームさんからリリースされた「
オレンジWOLF エアインレットキット」(通称『ちりとり』)を装着してもらいました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、E90系の空気取り入れ口は開口部が下向きの穴になってラジエーターの前に通じているだけで、NASAダクトやバイクのラムエアダクトのように、新気を積極的に取り入れる構造にはなっていません。
その部分に対して導風板として流れを作ってやるのが『ちりとり』の役目です。スムーズな吸気と冷却効果?も期待出来るでしょうか。
作業はボンネットを開けたらキドニーグリルの上のカバーをはずして(写真左上)、空いているスペースにちりとりをはさみこむだけです。
初期バージョンは赤く、それなりに格好良いのですが、グリルを覗くと中に赤い板が見えるのにちょっと違和感を感じたので(キャリパーやパッドならよいのですが)、「黒く塗っていただけますか?」とわがまま言ったら、黒バージョンも作っていただけました(爆)。
それでは実際の効果は、と言うとしっかり実感出来ました。まず、今までほんのわずかにもたついていたレスポンス遅れ(試乗して実感なさった方はいらっしゃらないかも)が無くなり、吹け上がりが綺麗になりました。
また、トルクも増大しているようで、今までよりも更に低回転でエンジンが粘ってシフトダウンしなくなりました。5速1500回転で登っていくと微妙に回転が落ちてきて4速にシフトダウンしてしまうような急坂でも登り切ってしまいます。
更に、今までよりも微妙に回転を上げた状態でも燃費計は同じ数値を示しているので、燃費も向上しているようです。
自然吸気のエンジンでどれだけ効果があるかは何とも言えないですが、ブースト圧が高いディーゼルエンジンでは、吸気効率がアップして性能向上につながっているのは確かなようです。
DMEチューンも効果があるかもしれませんが、「BMCエアクリーナーエレメント」、「ちりとり」、「MILITEC1」を使用するだけで、何のトラブルもなくエンジンが綺麗に吹け上がり、トルクも太って燃費も1割向上しましたから、ALPINA D3 Biturboにとってはほとんど「3種の神器」ですね(爆)。
こんな話を書くと、
ちょっと西の方や、
かなり西の方や、
とーっても西の方から「おお、これもいいかも」なんて声が聞こえてきたような…気のせいでしょうか(笑)。
その内に総括しようと思いますが、このALPINA D3 Biturboのディーゼルエンジン、いじる度に滑らかに回り、パワーアップし、それでいて燃費も良くなるのですから、大したものです。どうしてBMWは日本に正式導入しないのかさっぱり分かりません。もったいないですね。
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ALPINA D3 Biturbo | 日記
Posted at
2011/07/28 13:14:22