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2013年06月09日

世の中やっぱりエコでしょうか

世の中やっぱりエコでしょうか
今年も恒例の「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」が発表されましたが、今年の受賞はフォードの3気筒エコブーストエンジンでした。昨年に続いての受賞ですね。



それにしても最近の受賞エンジンはこのエンジンやFIATの875ccツインエアエンジンのように、ダウンサイジングエンジンばかりの受賞で、ちょっと寂しい気がします。


しかし、2L以下のエンジンではVWやBMWの4気筒ターボやディーゼルばかりで、トヨタのハイブリッドエンジンは1.4L-1.8Lのクラスでかろうじて4位に入っているだけで、後は全滅です。必ずしもエコなエンジンが評価されている訳でもなさそうです。


エンジンの効率だけからするとトヨタのハイブリッドも負けていないはずですが、多分ヨーロッパの使い方では高評価を得られないようですね。街乗りをターゲットにした特性とCVTの組み合わせでは走る楽しさは少ないですし、カタログ燃費と実際の燃費の乖離も原因かもしれません。初代プリウスから細かな改良は積み重ねられているのでしょうが、パワー不足を解消するために排気量を上げている(ある意味時代に反しています)くらいで、エンジン自体の魅力には乏しい気がします。それに比べると、MAZDAのスカイアクティブエンジンはガソリン、ディーゼルともに各部門で上位に食い込んでいるのが嬉しいですね。


そういう意味では、「Green Engien」部門でトップだったのがFIATのツインエアエンジンの天然ガスバージョンだったのが興味深いですね。ベースのガソリン仕様とほとんどパワーとトルクも変わらず、燃料費の安さからヨーロッパだと「10ユーロ(1280円)で340Km走る!」というところが評価されたようですね。これはガソリン代に換算すればほぼ40Km/Lですから、ハイブリッドも真っ青です。日本でも導入されたら面白いかもしれませんね。


これが2L以上の排気量になるとエンジンのパフォーマンスなどが評価対象になってくるようですが、2.5L-3.0LクラスではN54エンジンの方がN55エンジンより上位になっているのが興味深いです。N54エンジンのツインターボの方がシングルターボ+バルブトロニックのN55エンジンよりどういう面で高評価なのか、ちょっと興味がありますね。ちなみに、6気筒ディーゼルのN57エンジンもN55より上位ですが、トップがボクスター/ケイマンの2.7Lフラットシックスなのもある意味嬉しいですね。多分、生産台数の関係でノミネートされないのではないかと推察しますが、N55エンジンをツインターボ化したF30型ALPINA B3Biturboのエンジンなら、このクラスのトップ受賞なのでは、と思ったりしています。


他のクラスでハイパフォーマンスエンジンもなかなか魅力的なものばかりですが、BMWのエンジンが次点以下なのがちょっと残念ですね。1.8L-2.0L(それにしてもクラス分けが細かいですね)ではN20B20が受賞しましたが来年の巻き返しに期待したいですね。時代の流れからすると来年辺りデビューの3気筒1.5Lはいい線行くかもしれませんが、他のエンジンにも頑張って欲しいです。
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Posted at 2013/06/09 21:18:43

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この記事へのコメント

2013年6月9日 22:07
こんばんは。

国産メーカーにはもっと頑張ってもらいたいですね。ディーゼル・ハイブリッドなども積極的に検討すべきではないでしょうかね!?

天然ガス車やLPガス車などは、特殊車両だと認識していて、普及させる気持ちが無いのだと思います。

アルピナのエンジンがどういう評価を受けるのか気になりますね(笑)
コメントへの返答
2013年6月9日 22:15
こんばんは、コメントどうもです。

MAZDAはかなり頑張っている感じですが、トヨタもBMWとの提携で良い方向にエンジン開発が進むと良いですね。両者の良いとこ取りのエンジンが出来れば結構面白いと思います。

ディーゼル乗用車も昨年までは絶滅危惧種だったのがスカイアクティブディーゼルやBMWディーゼルによって復活しましたから、天然ガス車やLPガスも普及の可能性はあると思います。結局行政やメーカーの姿勢が原因ではないでしょうか。

フェラーリやマクラーレンのエンジンも受賞しているのですが、やっぱり生産台数が足りないのでしょうか(笑)。
2013年6月9日 23:09
天然ガスはタンクがお邪魔ですねぇ。シェールブームでお安いのは良いんですが。

ガソリンエンジンからのコンバートはHKSが請負ってます。
http://minkara.carview.co.jp/userid/257830/blog/27998503/
http://minkara.carview.co.jp/userid/257830/blog/26727184/

チンクのCNGはスイス限定発売ですよね。なんでアチコチで売らないのかな。
http://minkara.carview.co.jp/userid/257830/blog/28452137/
コメントへの返答
2013年6月10日 8:12
おお、この記事見逃してました。参考になります。

スイスはCO2排出量のしばりが大きそうなので販売がメインなのかもしれませんが、チンクもパンダもイプシロンも普及帯のファミリーカーなので他でも売って欲しいですね。
2013年6月11日 22:48
リンク先ちょっと見てみました。クラス分けが細かいのは、色んなメーカーのエンジンを載せるためかと邪推しちゃいますが、2.5L~3LクラスはBMWが目白押しで安心です(笑。それにしても、N54改の340psバージョンは評価が高いんですね。となるとALPINAのBiTurboはそれ以上の評価は確実ですね。
私はポルシェの2.7Lがトップなので、NAなのに排気量よりも馬力が大きいのを知って驚きました。凄いエンジンだったんですね(汗。
コメントへの返答
2013年6月12日 13:48
コメントありがとうございます。

クラス分けが細かいのは色々な車種に配慮しているのでしょうか(爆)。N54改の方がN55より評価が高いのはちょっと不思議ですね。M135iのN55型も良さそうな気がしますが。ALPINAのエンジンはエントリーしていないのでしょうか。

ポルシェの2.7Lフラットシックスは自然吸気の高回転スポーツエンジンのお手本、という感じですね。現在生き残っているこのタイプのエンジンの多くはリッター当たり100馬力を突破しているので、乗ってみたいものが多いですね。そういう意味では、3L-4LクラスでM3のV8エンジンが2位、というのも凄い事かもしれませんね。

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