F1に続きやっと2輪レースのMotoGPも再開しました。ホンダ、ヤマハ、ドゥカティの実力もライダーの実力も拮抗しており非常に楽しみですし、BSで放映しているのでありがたいです。
事実上の開幕戦となった第2戦スペインGPは、前年のチャンピオンのマルク・マルケスが序盤にオーバーランして16位まで順位を落としたものの怒濤の追い上げを見せ、3位に上がった残り4週目で今度は転倒してしまうという残念な結果になりました。しかも上腕骨骨折という大怪我。レース後の21日に手術を受けましたが、今週末のアンダルシアGPへの出場は絶望的で、今シーズンのチャンピオン争いにも赤信号が灯ったと思われました。
ところが、手術後にヘレスに戻り
ドクターチェックを受けた結果、出走許可が出てしまいました(爆)。実際に練習走行や予選の状況で決勝の出場を判断すると思われますが、凄い根性ですね。
この人に限らず、やはり転倒で左手の舟状骨(手首のところの小さな骨)を骨折したカル・クラッチロー選手や右肩を骨折したアレックス・リンス選手もドクターチェックで出走許可が出ています。
今シーズンはレース数が減った上に実力が拮抗しているので、チャンピオン争いの候補選手は取りこぼしが出来ないという面はあるにせよ、骨折してボルトやプレートが入った状態で1週間後にレース出場というのは凄い事ですね。2輪のレースは全身を使う上にバイクを押さえ込んだりするのにもかなり体力を使うはずですが、よくレースが出来ると思います。
以前にもヤマハで何度もチャンピオンを獲得したホルヘ・ロレンソ選手がオランダGPの金曜日の練習走行中に転倒して鎖骨骨折したものの、その日の内に手術をして折れた鎖骨をプレートとボルト止めして日曜日のレースに出場して5位に入賞してしまったという前例もあります。
2輪のレースは転倒すると骨折など受傷するケースも多く、4輪に比べるとリスキーですが、骨折をボルト止めしてレースに出る根性は本当に凄いですね。
ちなみに、私もバイクで転倒、鎖骨を骨折した時にレントゲンで結構折れた鎖骨が離れていて整形外科の先生に「これって手術しなくても良いんですか?」と聞いたら「これくらいなら放っておいても付きます。手術するのは重症の時か、仕事上必要な人です」と言われました(苦笑)。
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Posted at
2020/07/24 14:18:13