2015年暮れのリリースから順調に生産を伸ばし、2017年から4年連続でカテゴリー内トップのデリバリー数を続けているHondaJetですが、今度はマイナーチェンジモデルではなく新型の「
HondaJet 2600 Concept」を世界最大のビジネス航空機ショー、ナショナル ビジネス アビエーション アソシエーション(NBAA)で参考展示しているそうです。
従来型に比べると胴体が伸びた感じでこの方が格好良いかもしれませんね。最大巡航速度(アルピナみたいですね)もHondaJetの422ノット(782Km/h)から450ノット(約833km/h)に上がっています。
最大11名の乗員・乗客が搭乗でき、座席のレイアウトも3種類あるようです。
こちらはコクピット向きの座席の風景ですが、シートも少し余裕があるのでしょうか。
もう一つ大事なのは、航続距離が伸びて2,625ノーティカルマイル(約4,862km)になった事でしょうか。これにより、ライトジェット機として世界で初めてノンストップでのアメリカ大陸横断が可能になるそうで、かなりのアドバンテージかもしれません。
おまけに、通常のライトジェット機より20%、中型ジェット機に対しては40%以上の燃費向上実現を目指しているそうなので、これも高性能ですね。
現行のHondaJet でも4人が快適に乗れて高性能ですが、これが8人乗りになった上で大陸横断がノンストップで出来るとするとビジネスジェットのシェアの機体としてもかなり便利になりそうです。いつから本格的に製造するかはまだ不明ですが、かなりの予約(や現行機からの買い換え)が入る気がします。
HondaJetはベリーライトジェットというクラスのようですが、それでも1クラス上の機体と遜色ない最大巡航速度や最大運用高度のようですね。HondaJet 2600もクラス最大の室内スペースや静粛性をアピールしていますが、やはり画期的な主翼上エンジンレイアウトが効いているのでしょうか。
自動車の方もこれくらい頑張ってもらえれば…と思うのは私だけでしょうか(爆)。
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2021/10/15 06:23:50