ディーラーさんに寄ったらM340iツーリングのLCIモデルが置いてあったのでチラ見してきました。M340ixDriveのツーリングです。
サイドミラーはM3と同一デザインのようですね。結構格好良いですが、空力的にメリットがあるのでしょうか。風切り音が少なくなったりしていると良いのですが。
ボンネットのエンブレムはM 50周年記念のものですが、個人的には普通ので良いです(爆)。
ヘッドライトはレーザーライトが選べなくなっており(フォグランプもありません)、デイライトの意匠も変化していてもうBMWという感じではないですね。内側のライトをじっくり見てみると細かくギザギザしており、マトリックスLEDライトのようです。この点に関しては進歩していますね。
キドニーグリル下の大きく見える開口部分は半分近くがメクラ蓋になっていて全然導風していません。アルピナB3/D3Sではこの部分にも追加のオイルクーラーや大型インタークーラーが配置されていますが冷却的には不利ですね。実際にカタログ写真を見てもハニカム部分はメクラ蓋が外されていますが赤線で囲んだ部分がメクラ蓋のままで導風していませんから、冷却的には退化ですね。
と思って他の写真を良く見たら、赤線部分の下半分は撤去されてきちんとオイルクーラーへの導風路が出来ていました。さすがアルピナ!
フロントスポイラーの外側の部分はタイヤハウスへと通じており、ここからの導風でタイヤハウス内の空気流をコントロールしているようで、フロント周りでは唯一機能している部分でしょうか(爆)。
写真では結構出っ歯というか受け口みたいに見えますが、実車を見るとあまり気になりませんでした。ちょっと安心です。でも、個人的にはスタンダードの顔付きが好みです。濃色系のボディカラーなら開口部が目立たなくでありかもしれませんね。
リア周りもディフューザー様になっていますがこんなに垂直に切り立っていては空力効果はあまり期待出来ない感じです。これに比べると
アルピナB3/D3Sのリア周りは控えめですが、こちらの方がきちんと機能しているのでしょうね。
センターモニターは事前に予想していたより大きくて、地図などの表示は結構便利かと思いましたが、運転席メーターはやっぱり最悪な印象です。ヘッドアップディスプレイは必須だと思いましたが、こちらは進化しているのでしょうか。
そしてシフトレバーが無くなったコンソールのスイッチですが、実際に操作してみると指でつまむような感じで動かさなければならないので咄嗟の時の操作性は最悪だと思います。シフトレバーにあったパーキングのスイッチは行き所を失ってレバーの手前に移動しましたが(爆)、これも押しにくい感じです。これなら一番手前の従来のパーキングスイッチに統合してしまう方が余程便利で操作しやすいと思いました。アダプティブモードも無くなっていますがやはりコストダウンでしょうか(爆)。iDriveのコントローラーが残っているのが唯一の救いですね。
顔付きに関しては好みの問題もありますし実際に見てみたら許容範囲だったですが、センターメーターの大型化以外は機能的に退化、もしくは改悪している部分が多いと感じました。デザイン優先で意味がなく、多分コストダウンもされているのでしょうね。デザインの好みはともかくとして、以前のBMWの車造りの主張から考えると残念な傾向ですが、EV化に向けてこんな傾向はまだまだ加速するのでしょうか。
ブログ一覧 |
BMW | 日記
Posted at
2023/03/07 06:18:41