
ちょっと期待していたメルセデス・ベンツの新型CLA、発売当初はハイパワーの充電か普通充電にしか対応しておらず批判を浴びていたため
欧州仕様では400V充電にも対応するオプションが設定されたようですが、
日本では150kWの高出力充電サービスが始まるようですね。
7月8日から第1号拠点として「メルセデス・ベンツ・チャージング・ハブ千葉公園」(千葉・千葉市)でのサービスを開始したそうです。すべての充電口が同時稼働している場合は、各口の出力は120kWに制限されるそうですが、それでもかなりの高出力ですね。
今後は8月にメルセデス・ベンツ・チャージング・ハブかしわ沼南(千葉・柏市)が、同年9月にメルセデス・ベンツ・チャージング・ハブ駒沢(東京・世田谷区)を順次オープンする予定だそうですが、新型CLAの導入までどれだけの施設を拡充出来るかが勝負でしょうか。最低でも各ディーラー毎に一基は欲しいところですね。
結局のところEVの航続距離は大バッテリー容量に頼っているのが現状なので、こうした高電圧の高速充電サービスが無ければ遠出はかなり不便と思っています。近場だけの走行なら現状のバッテリー容量でも不満は無いのでしょうが、ちょっと遠出するにも2、3回の充電が必要とすると30分の充電時間でどれだけバッテリーを回復出来るかが利便性の鍵だと思います。
ポルシェはタイカンデビュー時に充電設備の少なさから予想されたほどの人気がなく、逆にテスラは当初から専用充電設備の拡充を図った結果スーパーチャージャーは北米ではほぼ標準規格になっているのを考えると、EVにとってインフラ整備がいかに大切かが分かりますね。
メルセデスベンツもハイパワー充電設備の整備も大切でしょうが、とっとと400V充電との互換性を確保した方がよっぽど現実的な気もします。CLAの日本仕様にDC/DC電圧ブースターが設定されるのか、標準なのかオプションなのか分かりませんが来年までにどこまで状況が変化するかちょっと見物ですね。
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くるま | 日記
Posted at
2025/07/11 00:43:05