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RANちゃんのブログ一覧

2020年09月29日 イイね!

まだ大分先ですが…これは超期待!!

まだ大分先ですが…これは超期待!!いつも時々購入している「RACERS」ですが、最新号はカワサキZX-RRの特集でした。今回は立ち読みさせていただきましたが、巻末に昨年発行されたNR500の特集号の増刷のお知らせが書いてありました。それほど発行部数が多くないと思われる本誌ですが、結構増刷のリクエストがあったのでしょうか。




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増刷と言えば、1984年初版の大友克洋の名作「AKIRA」が、増刷を続けてなんと!!100刷になったそうです。36年目の偉業達成で、漫画本としては画期的ではないでしょうか。映画版も最近4Kでリマスターされて劇場でも公開されましたが、今観ても凄いクオリティと音楽ですね。


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脱線ついでですが、「AKIRA」の舞台は2020年の東京ですが、「オリンピック阻止」などというデモもあり、まさかこんな事になるとは作者も思わなかったでしょう。事実はSFよりも奇なり、ですね。


閑話休題で、「RACERS」の増刷のお知らせのところに、NR特集の第3弾のお知らせがありました。今度はNR500のGP撤退後の開発の中で生まれたNR250ターボとNR750の特集だそうです。


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1982年でGPからは撤退したNR500ですが、今度は250ccの排気量にターボを付けての参戦が計画されたようです。NR500のエンジンの縦割りでV型2気筒にツインターボを装着して、153ps/18500rpmの出力を叩き出したようです。これは当時のF1の1500ccターボに換算すれば918psですから、かなりの高出力ですね。もちろん当時のどのGP500マシンも上回っていますが、「HONDAが今度はターボで参戦するらしい」という噂が出た途端、レギュレーションでターボ車は禁止されてしまいました(涙)。


実際の開発段階ではターボラグや発熱など色々問題はあったようで、実際に参戦したらどうなったかは分かりませんが、自然吸気で果たせなかった夢をターボでリベンジ出来たら凄かったですね。F1でのターボ車の進化具合を考えると、リッター当たり1000馬力の250馬力くらいは叩き出せたかもしれませんね。


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GPレーサーとしてのNRプロジェクトはこれで一旦終了したようですが、エンジンそのものの開発は続けられており、1987年のルマン24時間にプロトタイプとして参戦しました。賞典外のレースなので、ライダーはプロライダーのマルコム・キャンベルに加えて当時のライダースクラブの編集長の根本健氏とフランスのジャーナリストのジルベール・ロイ氏の3人でした。


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マシンは当時のワークスマシンのRVF750にほぼ準じた車体にエンジンだけ長円ピストンのNRエンジンという構成でした。完全にプロトタイプなので市販車ベースのTT F-1マシンのRVF750と比較しても数Kgしか重くなかったようです。


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当時のワークスマシンのRVF750が130ps/12000rpmであったのに対してNR750は開発当初のスプリント仕様では180ps/17000rpm!その後耐久用にデチューンしても150ps/15000rpmとかなりの差があって、しかもパワーバンドも広いという異次元のマシンだったようです。


予選では2位、本戦でも2位を走行中にコンロッドのトラブルでリタイヤとなってしまいましたが、GP時代のNR500に比べても進化している事を立証した感じでしょうか。MotoGP初年度では2ストロークの500ccに対して4ストロークマシンは1000ccでしたが、1987年当時にNR750でGP500に参戦していたらかなりの好成績を残せたかもしれませんね。


この辺りの経緯はライダースクラブの1987年7月号に詳しいですが、今度のRACERSの第3弾ではどこまで詳しい話が載るのか楽しみです。特に、ほとんど情報がなかったNR250ターボの記事が載るのが凄いですね。


発行は来年春、との事ですが今から楽しみです。発行日をチェックしてしっかり本屋さんにダッシュしなければ(爆)。
Posted at 2020/09/29 12:10:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2020年09月28日 イイね!

珍しいバイク?に遭遇しました

珍しいバイク?に遭遇しました
ちょっと買い物に出掛けたところ、出先で非常に珍しい乗り物に遭遇しました。名前は「クラウザー ドマニ」といい、サイドカーなのですが、一般的なバイクにサイドカーが付いたものではなく、始めから一体成型で設計されたものです。





正面から見るとこんな感じで、流線型のボディにサイドカーが一体化されています。エンジンはBMWのK1200のもので、元々縦置きクランクの上に90度左に傾けてシャフトドライブする、という独特な構造なので、そのままこのマシンに流用されました。



カウルを取り外すとパイプフレームになっており、フロントサスペンションはダブルウイッシュボーンですね。



コックピット回りはハンドルとメーター回りはBMW K1200のものをそのまま使っているようです。


車重は400Kgをちょっと下回るくらいだと思いますが、100psくらいあるはずなので十分速いです。ちょうどオーナーさんがお帰りのところに出くわしたので色々伺いましたが、コーナリングも普通のサイドカーとは別物で良く曲がり、楽しいそうです。



バックギアは装備されていないそうですが、倒れる心配はなくてハーレーダビッドソンやゴールドウイングより取り回しは軽いらしく、実際軽々とバックされていました。



またがると車体が低いのが良く分かりますね。非常に格好良いです。キカイダーやスーパー戦隊のヒーローが乗っても似合いそうです(爆)。


個人的に非常に欲しいサイドカーでしたが、新車当時から700万くらいしたので、その当時は手が出ませんでした。生産中止後の現在もファンが多いようで、取り扱っているお店にはバックオーダーがたまっており、年に1,2台中古で回ってきても即座に売れてしまうようです。このお車はオーナーさんが新車で購入されたのですが、ピカピカで新車同様でした。良い目の保養になりました。
Posted at 2020/09/28 12:58:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2020年07月24日 イイね!

何なんでしょう、この人達…MotoGPの骨折ライダー

何なんでしょう、この人達…MotoGPの骨折ライダー


F1に続きやっと2輪レースのMotoGPも再開しました。ホンダ、ヤマハ、ドゥカティの実力もライダーの実力も拮抗しており非常に楽しみですし、BSで放映しているのでありがたいです。




事実上の開幕戦となった第2戦スペインGPは、前年のチャンピオンのマルク・マルケスが序盤にオーバーランして16位まで順位を落としたものの怒濤の追い上げを見せ、3位に上がった残り4週目で今度は転倒してしまうという残念な結果になりました。しかも上腕骨骨折という大怪我。レース後の21日に手術を受けましたが、今週末のアンダルシアGPへの出場は絶望的で、今シーズンのチャンピオン争いにも赤信号が灯ったと思われました。


ところが、手術後にヘレスに戻りドクターチェックを受けた結果、出走許可が出てしまいました(爆)。実際に練習走行や予選の状況で決勝の出場を判断すると思われますが、凄い根性ですね。


この人に限らず、やはり転倒で左手の舟状骨(手首のところの小さな骨)を骨折したカル・クラッチロー選手や右肩を骨折したアレックス・リンス選手もドクターチェックで出走許可が出ています。


今シーズンはレース数が減った上に実力が拮抗しているので、チャンピオン争いの候補選手は取りこぼしが出来ないという面はあるにせよ、骨折してボルトやプレートが入った状態で1週間後にレース出場というのは凄い事ですね。2輪のレースは全身を使う上にバイクを押さえ込んだりするのにもかなり体力を使うはずですが、よくレースが出来ると思います。


以前にもヤマハで何度もチャンピオンを獲得したホルヘ・ロレンソ選手がオランダGPの金曜日の練習走行中に転倒して鎖骨骨折したものの、その日の内に手術をして折れた鎖骨をプレートとボルト止めして日曜日のレースに出場して5位に入賞してしまったという前例もあります。


2輪のレースは転倒すると骨折など受傷するケースも多く、4輪に比べるとリスキーですが、骨折をボルト止めしてレースに出る根性は本当に凄いですね。


ちなみに、私もバイクで転倒、鎖骨を骨折した時にレントゲンで結構折れた鎖骨が離れていて整形外科の先生に「これって手術しなくても良いんですか?」と聞いたら「これくらいなら放っておいても付きます。手術するのは重症の時か、仕事上必要な人です」と言われました(苦笑)。
Posted at 2020/07/24 14:18:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2020年07月01日 イイね!

これは朗報でしょうか…ホンダRC30(VFR750R)のリフレッシュプラン

これは朗報でしょうか…ホンダRC30(VFR750R)のリフレッシュプラン
HONDAは往年のスーパーカーの初代NSXにリフレッシュプランとして新車同様のコンディションにするサービスをしており、結構人気で待機の方も多いらしいですが、この度バイクの名車RC30(VFR750R)でも同様のサービスを始めるそうです。


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バイク好きの方には今更説明不要かもしれませんが、RC30はHONDAがその当時のレースカテゴリーのTT-F1のプライベートレーサーにも競争力のあるマシンを提供する目的で開発したバイクでチタンコンロッドを採用するなど、148万円(同時期のナナハンの約2倍)という当時としては高価格だったにも関わらず、限定1000台の予定が注文が殺到して抽選になったバイクです。もちろん市販後にはプライベートレーサーにより大活躍した事は言うまでもありません。

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NSXのように整備レベルに応じていろいろな段階がありますが、基本整備はこの内容で54万9千円なのでまあまあでしょうか。

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エンジン関係では基本整備はそこそこの価格ですが、内部の整備やオーバーホールだと新車価格並みですね。

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車体周りも、フェアリングを新調するとなると、一品物の製作なのでびっくりの価格ですね。

それでも、RC30はかなり愛されて今でも所持されている方が多いようなので、こうしたサービスは車文化の発展のためにも大切ですね。日産もR32GT-Rの部品を再販していますし、こうした動きがもっと広まると良いですね。
Posted at 2020/07/01 08:29:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2020年06月03日 イイね!

日本に来てたんですね…カワサキ ビモータ H2展示

日本に来てたんですね…カワサキ ビモータ H2展示

昨年の東京モーターショー後に発表された、カワサキとビモータのコラボのバイク、その後音沙汰がありませんでしたが、新型コロナウイルス肺炎の影響で休館となっていたカワサキワールドの再開とともに展示されるようです。


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ビモータが開発したハブセンター・ステアリングシステムに、カワサキH2のスーパーチャージャー装備のエンジン(238ps/140Nm)を搭載しており、車重は214Kgと1000ccリッターレプリカと同等というマシンです。


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一般的なテレスコピックフォークではなく、前輪からのショックはスイングアームを介して車体中央のダンパーが受け持ちます。


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リアのスイングアームも同様になるので、前後用のダンパーが2つ並んでいるのが分かりますね。

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通常のバイクと違ってハブセンター・ステアリングシステムのスイングアームがフレームに直付けとなっており、後輪のスイングアームはエンジンマウントでしょうか。カウリングをはずすと凄い構造ですね。



発表直後のビデオではもう普通に走っていますが(爆)



ABSのテスト風景ですが、ウエットでもドライでも安定して止まってますね。ハブセンター・ステアリングシステムの効果大でしょうか。


発表以後も現地では細かいセッティングなどされていたようですが、新型コロナウイルス肺炎の影響で正式デビューが遅れているのでしょうか。


H2のエンジンは結構ドッカンターボ気味という話なので、Z H2のややデチューンされた方(それでも200ps/140Nm)でも良さそうですが、異次元のコーナリングとダッシュになりそうですね。ビモータだったらリミッターも無さそうなので実測300Km/h以上出そうですし。


以前だったらすぐに神戸に見に行くところですが、昨今の遠出自粛が恨めしいです。いつまで展示されているか分かりませんが、関西方面で御興味のある方は是非おいでになってレポートお願いします(爆)。
Posted at 2020/06/03 12:24:56 | コメント(3) | トラックバック(0) | バイク | 日記

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「[整備] #D3ツーリング BMCエアクリーナーエレメントの3回目の洗浄 https://minkara.carview.co.jp/userid/382708/car/3315795/8352438/note.aspx
何シテル?   09/02 12:01
最近車を新調しました。小さくて速い車が好み でしたが、色々な事情で現在の車に乗り換え ました。速さ、楽しさ、便利さを両立させるのは なかなか難しいですが、...
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