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RANちゃんのブログ一覧

2020年11月26日 イイね!

もうちょっと静かなら絶品!!…AUDI RS3試乗

もうちょっと静かなら絶品!!…AUDI RS3試乗

AUDIのコンパクトSUVのQ3に直列5気筒のRSモデルが追加される、というニュースを見たのでAUDIのディーラーさんに出掛けてみました。




もちろんお目当てのRSQ3は置いてなかったので(爆)、取りあえずQ3とQ3スポーツバックを眺めてきました。基本的にはほとんど同じサイズで、Q3スポーツバックの方がリアの傾斜は大きくてクーペスタイルなため、リアシートに座るとQ3よりも頭上空間がやや狭い感じでしたが、それでもメルセデスのCLAやBMWのグランクーペよりは広々していたので許容範囲という感じでした。


RSモデルについてお話を聞いてきましたが、カタログモデルではあるものの生産台数はかなり限られているようで、日本に入ってくるのは200台前後みたいでした。一番早い納期でも年末以降のようで、自分で好みのオプションなどを選ぶと半年以上先になるようです。


そうするとまず5気筒の試乗は出来ないようでしたが、念のためにRS3のお話を伺ったところ、今年になって復活版が日本に導入されていたのですが、こちらもほとんど売れてしまって日本には数台しか残っていない、との事でした。


代わりに、お店には試乗車としてS3のスポーツバックがあったので乗らせていただきました。こちらは4気筒でしたが290ps/380Nmと十分高性能です。


乗り込んでみるとAUDI独特のセンターにカーナビ画面があるメーターです。BMWのものより高精細で使い勝手が良さそうです。エンジンをかけると予想より静かで全然問題ありません。


乗り心地はそこそこ引き締まっている感じですが特にショックも無く、BMWのG20型320iより快適です。試乗コースは上り坂でしたが、スポーツモードで踏み込んでみると結構な加速で、他社の同じグレード(CLA、2シリーズグランクーペ)と比べても遜色無い加速でした。


こちらの車も充分以上に楽しく、これでも良いかな、と思ったのですがS3は丁度モデルチェンジの末期に当たっているらしく、新規受注が出来ないようでした。


お話だけは色々伺って帰ったところ、担当さんから「浜松にRS3の試乗車がありますので持ってきます」との嬉しいオファー!があり、もう一度後日出掛けてみました。



試乗車は豊橋ナンバーでグリーンのお車でした。乗り込んでみるとS3よりはバケットに近い感じのシートでしたがナッパレザー張りで高級です。


エンジンを掛けるとアイドリングからかなり大きめの音がしますが、それでも予想したほどの爆音ではありませんでした。


発進してみると音に比べてそれほどレスポンスが鋭いというほどでもありませんでしたが、近くの伊豆縦貫道に入ってスポーツモードにするとやはり本領発揮です。


3000回転くらいまではややおとなしめですが、そこからは吹け上がりが速くて排気音もかなりのものです。ただ、雑味が無くて澄んだ音で、4気筒というよりはほとんど6気筒のような綺麗なサウンドでV6エンジンより好感が持てました。昨今流行の人工的な色づけも無く良い音です。色々設定が変えられましたが、コンフォートよりダイナミックの方がやや音量が大きい?気もしましたが音質は綺麗でこちらが好みでした。


試乗車にはオプションのRSダンピングコントロールサスペンションが装着されており、S3より硬めのはずなのに角が取れた感じの乗り心地でした。


ただ、ブレーキの効きが非常に良く、カックンブレーキではないものの効き始めも結構鋭いので、市街地では微妙に気を遣いました。サーキットなどの高速走行ではきっとこれで丁度良い効きなのかもしれません。


音量は結構大きめでしたが、素晴らしいエンジンの吹け上がりとパワー、比較的コンパクトで軽い車体で非常に楽しい車でした。


結構本気で欲しいと思いましたが、事前に復活を待っていたファンが多かったらしく、あっという間にほとんど売り切れて現在残っているのは試乗車と一緒のグリーンが2台、とのお話でした。さすがにこの出で立ちで爆音だと人目をはばかってしまいそうなので涙を飲んで諦めました。独り身の時でしたら即購入していたかもしれません。



ところが、新型のRSQ3に搭載されるのはRS3と同じではなくて新型のエンジンで、クランクケースのアルミ化をはじめオイルパンがマグネシウム合金製になるなど26Kgもダイエットした上にパワーも現行の340ps/450Nmから400ps/480Nmまで上がっているようです。


海外の試乗記ではそれほど爆音でも無さそうなので、RSQ3のスポーツバックでも十分楽しくて実用的かな、と思いました。



ちなみにこのAUDIの5気筒エンジンはインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーの部門賞を9年連続受賞しているエンジンでライバル無しの状態です。5気筒というと「4気筒よりはパワーがあるけれど、直6には敵わない」という折衷案的なイメージを持たれる方が多いと思いますが、実は隠れたもの凄い長所があります。



こちらは「Motor Fan Illustrated」誌からの転載ですが、実は良く「完全バランス」と言われる直列6気筒でもピストン、コンロッドの往復運動によるトルク変動(慣性トルク)はアクセルのオンオフに関わらず生じています。ところが、直列5気筒はそれがほとんど生じないのです。



その結果、アクセルの開け閉めに関わらず綺麗な回転をするためどの回転域でもアクセルに忠実なエンジンの回り方になるようです。図で一目瞭然だと思いますが、通常の直4(フラットプレーン)、直6の実際のトルク変動(ピンクの線)が結構ギザギザ(筒内圧トルク発生に対して実質トルクが乖離している)なのに対して直5は非常に綺麗です。


バイクの例ですと、ヤマハのMoto GPマシンのYZR-M1と市販車のYZF-R1は直列4気筒では一般的なフラットプレーンのクランク構造ではなくクロスプレーンのクランク構造にする事で、スロットルの開け閉めに忠実にエンジンが反応するという特徴があります。Moto GPに参戦したカワサキの直4レーサーも同様のクランク構造を持っていました(スズキはどうなのでしょう)。図でもクロスプレーンの直4はトルク変動がかなり抑えられているのが分かると思います。


確かに、RS3も色々な回転からのアクセルの開け閉めに対して非常に綺麗にエンジンが反応していた印象がありました。横置きエンジンとしては別格だと思いました。もしこれが縦置きだったらもっと絶品のエンジンかもしれません。新型RSQ3は期待大ですね。
Posted at 2020/11/26 12:42:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗インプレ | 日記
2020年10月06日 イイね!

いろいろチョイ乗りしてました

いろいろチョイ乗りしてました
最近はほとんど遠出する事もなく、出掛けても県内くらいなのであまり車ネタはありませんが、整備の際などにちょっとディーラーさんに寄って試乗した車のダイジェストです。




タイヤ交換の際にディーラーさんでチョイ乗りしたのが2シリーズグランクーペのM235iです。横置きの4気筒でも306ps/450Nmですから、E90世代の6気筒ターボと同等のパワーが出ています。全長4540mm、全幅1800mm、全高1430mm、ホイールベース2670mmなのでサイズ的にもE90〜F30の3シリーズに近いです。乗り込んだ感じは他のBMWと一緒で、エンジンをかけても静かです。加速してみると低速から十分なトルクで伸びも良く、十分楽しくて速いですが、リアシートはメルセデスのCLAのように頭上が狭くてくつろげないのですし価格もほぼ700万円なので、これなら素直に3シリーズの後輪駆動のセダンで良いと思いました。2ドアでも構わないのなら、次期2シリーズクーペはFRのまま継続らしいので、そちらにしたいですね。


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次はメルセデスのコンパクトSUVのGLB。GLAのストレッチ版ですが、こちらは7人乗りシートが選べるのが利点でしょうか。


乗り込んでみるとシートポジションが高くて見晴らしが良いです。ピラーも立っていて見通しが良く、車幅が掴みやすい感じです。ガソリンモデルのGLB250に乗らせていただきました。224ps/350Nmのパワーは必要十分で伸びも良く結構速かったので、これで十分かと思いました。3列目に乗り込むとさすがに狭かったですが、頭上空間は十分確保されていたので、足元が狭いのを我慢すればメーカー推奨の168cm以上の身長の方でも十分座れる感じでした。3列目をたたむと2列目はかなり広いので、普段はそうした使い方でしょうか。


後日地元のディーラーさんでディーゼルモデルのGLB200dにも乗らせていただきました。こちらは150ps/320Nmでガソリンモデルよりパワーもトルクも劣っているのですが、実際に走ってみると遜色ありませんでした。こちらはFFで4駆のガソリンモデルより100Kg以上軽いためでしょうか。近くの山道を走らせてもらいましたが、トルクもそこそこあってきつい上り坂でも平気でした。車高も高いですがコーナリングに不安もなく、十分楽しめました。価格もガソリンモデルより150万円程度安いので、4駆が必要でなければ魅力的な選択肢だと思いました。全長4634mm,全幅1834mm,全高1659mmとSUVとしては比較的コンパクトなので伊豆の狭い道で乗るには最適だと思いました。


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もう一つはメルセデスのEQC400です。近場のディーラーさんに置いてあったので乗らせていただきました。こちらは全長4761mm×全幅1884mm×全高1623mmと結構大きくちょっと威圧感があります。乗り込むのもちょっと高いポジションです。


電気自動車なので発進も加速もほとんど無音で滑らかで、正に高級車という感じですが、加速が半端ないです。408ps/760Nmとかなりのハイパワーで、車重はほぼ2500Kgとヘビー級ですが、モーター特有の瞬時のダッシュです。0-100Km/h加速は5.1秒とかなり速いですが、もう少し低速域ではもっと加速感があります。パワーと車重からは以前に試乗したアルピナのXD4よりやや劣りますが、全開にするとモーター特有のワープするような勢いで加速する感じで、定速走行から20Km/h上げるのに1秒未満の感じで同乗者がビックリするレベルで体感的にはXD4よりかなり速いです。高速道路の料金所から本線へのダッシュは超絶かもしれません。これだけ速いと「いつでも追い抜けるので気にしない〜」といった鷹揚な気分になれますが(爆)、この大きな車体がこんなスピードで走ると運動エネルギーの観点からは一種危険かもしれません。これだけの馬力を生むモーターの充電もかなりかかりそうで、テスラと同様に急速充電機が要りそうですが、久し振りにハイパワーな電気自動車の乗り味にやられました。


モーターの加速は本当に魅力的ですが、充電環境の点からは購入対象にならないのが残念でした。もうちょっと手頃なサイズで車重も軽ければ楽しそうなのですが、なかなか無いものねだりですね。
Posted at 2020/10/06 12:14:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗インプレ | 日記
2020年02月18日 イイね!

カメラも最新型だと良いですね。

カメラも最新型だと良いですね。

講演会で出張ついでに、新型のライカのカメラを借りて試写会があったので出掛けてきました。名古屋の東山植物園です。ライカの引率の方からカメラをお借りして同行のメンバーの方とお出掛けです。



最新型のミラーレスカメラの「SL2」というモデルに24-90mm F2.8-4のレンズのペアです。この組み合わせだと2Kg近くあってミラーレスカメラというよりは普通のデジタル1眼レフという感じですね。普段使っているNikonD3と24-70mmF2.8と同じかちょっと軽いくらいでズッシリです。


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植物園はまだリニューアル前でしたので、温室に入って草花を取りました。引率の方に操作方法を伺いながら、園内を散策して草花を試写です。


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曇天なのでこういう条件だと自分が見た目よりあっさりした写りになってしまうのですが、見たままに綺麗に写ります。同行の方達がカメラの再生画像を見て「うわ−、綺麗だー」と驚いていました。


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フルサイズなので被写界深度が浅いですが、EVFが非常に優秀で解像度が良く、昨年覗いてみて「これなら1眼レフと遜色無いなぁ」と思ったNikonのZ7よりも更に綺麗で、フォーカスの山がはっきり分かり、マニュアル合わせでも苦になりません。さらにミラーレスの美点として、ファインダーを覗きながら露出調節をするとそのまま見え具合に反映するので、露出決定が非常に楽です。このカメラ、ボタンの数は少ないのですが操作性が良く、ファインダーから眼を離さずにしっかり初見でも操作出来て違和感がありません。


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ピントから外れた部分も綺麗にボケていて、さすがフルサイズ、といった感じです。ピントを合わせたい部分もはっきり分かって気持ち良いです。


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こちらの蘭の花も綺麗にピントが合っているのですが、やや暗い園内でぶれないようにシャッタースピードを上げたため、後で確認したらオートの感度調節でISOが6400になっていました。この感度でこれだけ綺麗に写るのはちょっとびっくりです。


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細かいサボテンのとげもしっかり描写して、他の部分は綺麗にぼけてますね。


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園外でちらっと撮った写真ではキリンが遠くに写っていましたが、


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中心部分だけ切り取ってもこれだけ写っているのは4700万画素の威力でしょうか。


レンズもボディも良いので写りが良いのは当たり前でしょうが、ファインダーを覗いたままで色々操作が出来る操作性の良さと、それをしっかり確認出来るEVFの良さが印象的でした。今まではお手軽な印象があったミラーレスカメラですが、本格的なものだとこれだけ良いのですね。


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ライカのLマウントはマウント内径が51.6mm、フランジバック長が20mmなので他社と比べても遜色無く、新世代のレンズとして高性能な感じです。ライカのレンズも定評のあるところです。ただ、このカメラはさすがに高価で、「これは欲しい!」と思ってもこのボディとレンズの単体だけで、ニコンやキヤノンの新型ミラーレスカメラだとボディ本体とレンズを4本くらい付けたシステム全体が買えます(爆)。


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トップカバーはアルミ製のインゴットから削り出しているそうで、ロールスロイスのような贅沢な造りですね。


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という訳で、買えない私は「なんちゃってライカ(panasonic TX-2のOEM」でお茶を濁していますが、これもかなり高性能の上に15倍ズームで重宝しているので、コンデジとしては上がりのカメラっぽいです。外観も格好良いですし(爆)。ALPINAと一緒で、良いものを味わうと後が怖いですね。
Posted at 2020/02/18 12:42:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗インプレ | 日記
2020年02月12日 イイね!

速い!上品!欲しい!…クアッドターボのALPINA XD4試乗

速い!上品!欲しい!…クアッドターボのALPINA XD4試乗



近くのディーラーさんにニコルから「XD4の試乗出来ます」と連絡をいただいたので、世田谷に出掛けてみました。





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試乗車は東京モーターショーに展示してあったメタリックレッドの車かと思いましたが、ブラックでした。XD4はエンジンの関係で左ハンドルオンリーです。車内は赤のナッパレザーの内装で結構お洒落でした。



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ホイールは22インチの鍛造で50万円のオプションですが、4輪で15Kg近い軽量化になるようで、実際乗り心地も標準の20インチより良いそうです。注文される方のほとんどが選択されているそうです。


乗り込むとポジションはやや高いですが普通にシートが合います。エンジンは既にかかっていましたが、さすがに静かでディーゼルのカラカラ音は皆無。試乗車は既に2960Km走っており、ニコルで慣らし運転済みのようです。以前のモデルからずっと、慣らし運転を済ませてから試乗車にするところに見識を感じます。


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カタログではこんなメーターになっていましたが


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実際にはG20型ALPINA B3のような新型の反時計回りタコメーターになっていました(写真はB3のものです)。ステアリングはラヴァリナレザー張りで、BMWの標準ステアリングよりやや細身なので個人的には好みです。


久し振りの左ハンドルなので恐る恐る発進しましたが、ポジションが高いこともあってXD3の試乗の時とほとんど変わりません。車幅は少し気になりますが、都内の環八を走る分には問題無しです。


第三京浜に合流しましたが、幸運な事にやや道が空いていたので前が空いた時を見計らって加速しましたが、凄い加速です。


トルクもパワーも両方ある感じで滑らかに吹け上がる上に力量感があります。以前試乗したXD3ではどちらかと言うと軽やかにリミットまで吹け上がる感じでしたが、XD4は明らかにパワーが違います。


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カタログからの比較の図ですが、規制前で350ps/700Nmだった先代のXD3と比べてもこれだけの差があります。性能曲線通りで、XD3が4000回転を超えると綺麗に回るもののパワー的にはやや落ち加減(それでも他社のディーゼルエンジンよりは軽やかに回るのですが)なのに対して、XD4はパワーが持続しており、スイッチトロニックを使ってマニュアル変速で引っ張ると5000回転のレブリミットまで一気に吹け上がった上に軽いショックを伴って上のギアに変速します。まるで本来は6000回転まで回るところを無理に5000回転でカットしているくらいの印象です。グラフ上での50Kw(ほぼ70ps)の差が実感出来ます。


それでいて、エンジン音は

直6の澄んだ気持ち良い音の上にとても静か!!

スポーツモードにしても以前試乗した740dやS400dよりも静かで上質で「本当にSUVなの、これ」といった感じです。人によっては物足りない、と思えるくらいかもしれませんが、ディーゼルエンジンの性格から考えるとこれで大正解だと思います。


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以前から何度か使わせていただいている比較グラフですが、標準のBMWの直6ディーゼル(740d 、X3-M40d)がやや軽やかに回る感じなのに対してXD3は緻密さと気持ち良さが加わり、S400dはトルクを感じさせながら力量感がある感じです。それに対してXD4は全車の良いとこ取りといった感じの上に実際パワフルでなおかつ静かです。XD4と比較するとX3-M40dは「4気筒ディーゼル?」と思われる程の違いがあるので、価格を別にするとXD3とX3-M40dの間で迷っても、XD4とは大差がある感じで明らかにグレードが違う印象でした。


もしタコメーターのリミットが7000回転になっていて事前に情報無しに乗っていたら、「何てパワフルなV6ターボなんだろう、もしかするとV8?」と勘違いしてもおかしくないほどで、ガソリンに対するデメリットは全くありません。BMWのガソリン直6の「40i」はもとより、メルセデスの直6の「E53」や「AMG-43GT」グレードと比較してもパワフルで上質なので、セダンやワゴンにも積んで欲しいです。ドイツ本国ではこれに近いエンジンが本家BMWで「M50d」として普通に買えるので、本当に羨ましいですね。


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タコメーターと言えば、アルピナのメーターはブルーのバックにレッドの指針なのでとても見易く、これなら反時計回りでもあまり気になりませんでした。これも好印象ですね。


トップの8速での100Km/hだと1200回転辺りなのですが、そこからの加速でも我が家のミドリーヌ号よりも滑らかで速いです。今まで乗ったディーゼルエンジンではダントツに高性能な上に上質です。エコプロモードにすると加速はやや緩やかになりますが、それでも充分以上に速く、エンジン回転が表示されないので完全オートマの感じです。


第三京浜の途中のインターで降りてUターンする間に荒れた道も通りましたが、乗り心地も良く22インチの鍛造ホイールから想像するような硬さはありませんでした。G20型3シリーズの方が固めなくらいでした。


大きさ(車幅)と重さのため、現在住んでいる地域では苦しいものがあるのですが本気で欲しくなりました。敢えて言えば5シリーズにこのエンジンを積んで左ハンドル専用の「D5S」ならもっと良いですし、3シリーズなら超歓迎です。クアッドターボの耐久性については不明ですが、ツインターボのミドリーヌ号が22万Kmノートラブルなので、11万KmはOKかも(爆)。


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本来だと注文から納車までに半年以上掛かるのですが、ニコルが事前に発注した即納車が何台かあるようですので、興味のある方は実際にお出掛けしてみても良いと思います。ショールームにも1台置いてありました。


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他にもショールームには現行ALPINA D4Biturboが置いてあって、残りは2台だそうです。今度の4シリーズは残念?なグリルになってしまうため新型B4/D4は出ない(グランクーペの可能性はあるようです)ので、気になる方(私もです)は早めのチェックが良いかもしれません。


また残念なニュースと朗報があり、いまだに発表の無い新型D3はどうやら今年の11月からの生産らしく、ミドリーヌ号の次回車検時の箱替えには間に合わない事が判明しました(涙)。ただ、XD3よりは若干パワーアップされるらしいので楽しみです。パワフルで上質なXD4か、ツインターボだけれど300Kg軽いD3か、悩むところですね。


D5Sの方もLCIのタイミングで若干パワーアップするようですが、こちらは実際の納車は来年になるようですので、もう1年待てる方には朗報ですが微妙ですね。


Posted at 2020/02/12 17:15:03 | コメント(5) | トラックバック(0) | 試乗インプレ | 日記
2019年12月24日 イイね!

なかなか刺激的ですね…メルセデスAMG GT4door同乗

なかなか刺激的ですね…メルセデスAMG GT4door同乗
この間知り合いの方にお届け物をするついでにプチオフ会になりました。いらしたのは、メルセデスベンツのオールテレインと写真のAMG GT4doorでした。



待ち合わせ場所のファミレスの駐車場で待っていましたが、AMGなら近付いてくれば爆音?で分かるかと思いましたが、駐車場に入ってくるまで気付きませんでした(爆)。


ファミレスで色々歓談後、移動の際にAMG GTの助手席に乗せて頂きました。室内は怪しい?ライティングが光るゴージャスな造りで、シートはややバケット風ですが気持ち良くフィットします。


グレードは直列6気筒の「43」でした。エンジンを掛けると…普通でした。以前試乗したE53と同様で、普通のモードではジェントルです。


発進も滑らかですが、アクセルを深く踏み込むと結構な加速です。車重は2080Kg?とヘビー級ですが、367ps/500Nmのパワーは必要十分な感じです。吹け上がりはBMWのB58エンジンの方がスムーズな感じですが、逆にエンジンが回っている力感が感じられて楽しいです。エンジン音も直列6気筒のサウンドで良い響きです。ウルトラスムーズという程ではなく、レブリミットもBMWと比べて6500回転とやや低めですが、少し前のBMWの6気筒のテイストでパワーの盛り上がり感があります。


スポーツモードに変更するとサウンドも更に元気になり、シフトダウン時のアフターファイア?音など過激になりますが、こちらは山道や高速道路専用でしょうか。普通のモードでも十分パワフルでした。


移動先でアストンマーティンを拝見させていただいて色々感心した帰りはリアシートに乗せていただきました。外から見た目では狭そうですが、中に乗ると前後の余裕は当然として予想したよりヘッドルームも十分にあり、最近チラ見した840グランクーペより圧迫感がありません。G20の3シリーズセダンよりもわずかに余裕がある感じです。バケット風の4人乗り仕様ですが十分くつろげます。


リアシートに居ると、助手席の時と違って今度は排気音が結構聞こえます。ノーマルモードでもかなり聞こえ、スポーツモードにすると会話がちょっと大変なくらいでした。室内スペースはともかく、ファミリー用にはちょっと辛いかな、という印象でした。


足回りも結構硬い感じでぎりぎり許容範囲でしたが、エアサスペンションと聞いてちょっと驚きでした。


車体が大きいのは玉に瑕ですが、十分魅力的で、8シリーズのグランクーペとの比較ならこちらを選ぶかな、と思いました。


同じ直列6気筒でもややハイチューン(435ps/520Nm)の「53」グレードもあり、何故かこちらの方が燃費も良いで更に魅力的ですが、何となく爆音がしそうな気がします(爆)。


外観のアグレッシブさに反して走りとゴージャスさを両立しているので、大きさが許容出来ればこういう車に乗るのも楽しいかな、と思いました。


しかし、今回の同乗は助手席とリアシートで結構印象が違ったので、福野礼一郎さんが雑誌の試乗で運転席とリアシートの両方に座ってインプレしている事の大切さが良く分かりました(苦笑)。
Posted at 2019/12/24 12:24:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗インプレ | 日記

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何シテル?   08/17 07:20
最近車を新調しました。小さくて速い車が好み でしたが、色々な事情で現在の車に乗り換え ました。速さ、楽しさ、便利さを両立させるのは なかなか難しいですが、...
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