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2014年06月12日 イイね!

新型デミオのディーゼル、どうでしょう

新型デミオのディーゼル、どうでしょう

みなさんもう御存知のニュースとは思いますが、新型デミオに1.5Lのディーゼルが搭載される事が日本でも正式に発表されましたね。




注目のスカイアクティブディーゼルですが、2.2Lのものに比べても色々追加技術があるようですね。こちらの記事によると、「高分散噴霧のソレノイドインジェクターと段付きエッグシェイプピストンによって火炎の壁面接触低減と過渡燃焼制御技術を実現し、冷却損失を抑制した」そうです。高分散噴霧が出来るという事は、2.2Lのものに比べて燃料噴射圧が上がっているのでしょうか。そうすると高コストになってしまいそうですが、新世代のものになって性能は向上しつつコストは同等か下がっているのでしょうか。


もう一つは高圧EGR(排気ガス循環)&低圧EGRシステムで、これによって均質リーン化領域を拡大し、燃費性能や出力性能を高めているそうです。今まではガソリンでもディーゼルでも高圧か低圧のどちらかの方式を採用するのが普通のはずでしたから、これはかなりの技術だと思います。


もう一つ注目なのは吸気管一体式水冷インタークーラーで、これによって加速の反応性と過給効率の両方を向上させているところもかなりだと思います。インタークーラーはフロント部分に空冷で置くか、エンジンの近くに水冷で置くか、大きく2つに別れますが吸気管一体式は初めてでしょうか。


ここまで気合いが入っているのに、圧縮比は…14.8です。ちょっと肩すかしですが、何故かと思ったらターボは回転センサー付きの可変ジオメトリーターボチャージャーでシングルのようです。


ここからも、初号機の2.2LスカイアクティブディーゼルはPCCI燃焼をさせて圧縮比を14まで下げるために2ステージツインターボを採用したのが分かりますね。


そういう意味では、(多分コストのからみはあるものの)従来機構のVGシングルターボで圧縮比を14.8まで下げられたマツダの技術は凄いかもしれません。


肝心のパワーとトルクは105ps/250Nmともう少し欲しいかな、と思ってしまいますが、高価な触媒など無しに排ガス規制をクリアーしてこの性能ならOKでしょうか。車重が軽いデミオに搭載されれば実走行では充分以上にパワフルでしょうし。




少し大きな画像も貼っておきました。


それにしても産経新聞の記事だと「プジョーシトロエングループ(PSA)の1600ccエンジンに比べ、燃費性能を15~20%改善(1500ccの最新ディーゼルなら当然です)」とか、「2500ccのガソリンエンジンと同等の出力を備えた(トルクと馬力の区別も付いていないです)」とお粗末な内容。相変わらず何処かのコピペで意味も分からず書いているのでしょうね(笑)。


それはさておき、実車のデミオのデビューと価格が楽しみですね。本気でセカンドカーの候補に挙がりそうです。
Posted at 2014/06/12 18:07:05 | コメント(9) | トラックバック(0) | マツダ | 日記
2013年12月24日 イイね!

地道に頑張ってますね〜

地道に頑張ってますね〜

RX-8がディスコンになってからは御無沙汰のロータリーエンジンですが、ひょんな所から復活しそうですね。



以前にもロータスでレンジエクステンダー用のエンジンとして採用例がありますが、今度は本家のマツダから発表されましたね。デミオEV用のレンジエクステンダー用ユニットです。




標準車に比べて少しトランクルームは狭くなっていますが、



なんと床下にレンジエクステンダー用ユニットが入っているのですね。




同じ出力ならレシプロエンジンよりかなりコンパクトになり、振動、騒音面でも有利なようです。




レンジエクステンダー用ユニットとしても、ガソリンやディーゼルの発電機より優秀です。そして、ロータリーエンジンの特徴の一つとして色々な燃料が使えますからかなり有利な気がします。



現行の13Bエンジンと比べるとさすがにコンパクト。シングルローターで
330ccですが、2ローターにして軽自動車に積む予定はないとか(爆)。


ただコンパクトにしただけではなく、開発が継続されている「16X」の技術が転用されているので、ロータリーエンジンとしても進化しているそうです。


二酸化炭素の排出量しばりの観点や可変制御の面から考えるとロータリーエンジン単体での復活は難しいのでは、と個人的には考えていますが、こうした用途なら充分、というかメインで使えそうですね。


アコードHVやアウトランダーPHEVのような、モーター主導のハイブリッドの方が現時点ではガソリンエンジン主体のハイブリッドより優れていると思われますから、始めからレンジエクステンダーEVとしてのシステムにすれば、このロータリーエンジンは主役に躍り出るかもしれませんね。


ただ、法のしばりから「レンジエクステンダー用ユニットは標準のEVの航続距離の2倍まで」という規格になっているみたい(まるで「カメラでの動画撮影は30分まで」というのと一緒)で勿体ないので、始めからアコードやアウトランダー方式にして、ハイブリッドとして使った方が良さそうですね。


これで生産が再開するようなら、ハイブリッドスポーツカーとしてRX-8も復活するかもしれませんね。



Posted at 2013/12/24 17:52:12 | コメント(4) | トラックバック(0) | マツダ | 日記

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