ずっと前に見たようなタイトルですが、もちろん自分の車ではありません(爆)。
今回参加させていただいたSpitze10周年オフ会に、ALPINA D3 Biturboのクーペに
お乗りの方がいらっしゃったので、試乗させていただきました(写真は本国のものです)。
我が家のD3君とは真逆で、左ハンドルのMTのクーペです。。最初に日本に試験導入されたのがこのタイプで、ジャーナリストに公開、試乗されたモデルです。日本に本格導入に当たって輸入が検討されましたが「最初に乗ってもらったモデルを導入しないのもどうか」という理由で生き残ったそうです。
実際にお目にかかったD3 coupeはアルピナグリーンで、デコラインレスの仕様でしたが、やはりとても綺麗(自爆)。おまけにクーペのエレガントなスタイルにインテリアもクリーム色の本革仕様でとても上品です。よーく見ると、エルムのウッドトリムも我が家のD3君とは微妙に木目が違うタイプで、これは内装に合わせてしっかりコーディネートされてるのだと思います。さすがALPINA、手間が違います。
車内に乗り込んでシフトレバーを操作させると、気持ち良く滑らかに動きます。ストロークそのものは標準の3シリーズと変わらない感じですが、何となく精度が良い感じを受けました。
基本的に自分の車と一緒なので、遠慮無く乗らせていただきましたが、同じエンジンはずなのに、MTの方が吹け上がりが良い感じです。実際にレブリミットも5200rpmと、スイッチトロニック仕様より200回転高いのですが、2速でフル加速ですとあっという間に吹け上がり、「本当にこれディーゼルエンジン?!」という程の速さです。タコメーターを7000リミットに書き換えたら、気付かない方も出てくるかもしれないです。
路上では2速、3速を使った範囲ですが、充分以上に速く、軽量で車高も落ちたクーペボディのためにコーナリングも更に気持ち良く「こっちも欲しいな!」と本気で思いました…でも右ハンドルで(自爆)。軽量でMTですから、D3君と同じいじりをするだけで、燃費も22Km/Lくらい簡単に出せそうですし(爆)。
こんな素晴らしいエンジンをALPINAだけしか味わえないのがもったいなく、本家BMWでも是非日本に導入して欲しいところですが、今のところは「禁断の果実」みたいなものでしょうか。
ドイツ本国ではこのエンジンで123d、X1-23dとして販売されていますが、どちらも魅力的。X1-23dと、123dカブリオレの2台持ちが出来たらそれで充分かもしれません。
日本に数台しか無いはずの貴重な車に乗らせていただいて、本当に感謝です>オーナーの方。エアクリーナーエレメントのお掃除で、もっと気持ち良くなります(爆)。D3ツーリングの方の感想はいかがだったでしょうか。
ちなみに、我が家のD3君のエンジンをかけた時のオーナーさんの反応は「わぁ、全然違う!」という事で…やっぱり添加剤の効果はあるようです。
Posted at 2011/05/25 12:56:42 | |
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