
メルセデスの担当さんから「スマートフォーフォーのターボの用意が出来ました」と連絡いただいたので、(新型トゥインゴの積もりで)乗りに行ってきました(爆)。それにしてもメルセデスからは毎週のようにキャンペーンのお知らせがくるので、行く度にグッズがたまって嬉しい悲鳴です。
今回のフォーフォーターボの試乗車はメタリックオレンジ/黒の取り合わせです。現行の自然吸気版に比べるとホイールが16インチになってタイヤサイズも前165/185から185/205になってややスポーティです。
乗り込んで見ると眺めはほとんど変わりませんが、ターボ車の装備でステアリングにパドルが付いているのと、アルミのスポーツペダルになっています。
Aピラーの根元にタコメーターと時計が追加になって便利ですが、見ている暇はあまり無いかも(爆)。
実際に乗り出してみると1060Kgの車重に90ps/135Nmのパワーは充分でそこそこの加速感です。2000回転未満だと自然吸気版に比べるとややレスポンスが緩やかな印象がありますが、排気量が100ccダウンしたせいもあるかもしれません。2000回転以上だと結構パワフルですし、車速が上がっても加速感は衰えないので、高速道路でも普通に流す分には不足はなさそうです。
スピードメーターの内側がインフォメーション表示になっていて色々切り替わるのは結構面白かったですが、ここにナビ画面があるともっと便利かなぁ、と思いました。
その後でお向かいの(爆)ルノーのディーラーさんに寄りましたが、新型トゥインゴのキャンバストップ展示車は来ていましたが試乗車の用意はまだ無かったので、乗り比べはかないませんでした。
帰り際に、一度寄ってみようかと思っていたマセラティのディーラーさんに寄ってみました。さすがに試乗車は無いかなぁ、と思っていたら、何と用意があり、おまけにディーゼル車だったので思わずお願いしてしまいました(爆)。格好良いですね。
事前のリサーチは全くしていませんでしたが、マセラティ・ギブリのディーゼルは3LのV6で275ps/600Nmでした。シングルターボとディーラーの方にはうかがったのでなかなかハイパワーそうです。
室内は当然革張りでオプションの上級の革仕様で豪華です。シートポジションはちょっと低めでスポーティでしっくり来ます。
エンジンをかけると静かでもちろん振動はありません。ディーゼルらしさはありませんが取り敢えず発進です。スムーズに発進しましたが、ディーゼルから予想されるような太いトルク感はそれほどありません。
バイパスで加速しましたが、ディーゼルから期待したような加速感もそれほど感じませんでした。ただ、エンジン音はまるでV8のようなワイルドなサウンドで、これは楽しめました。
調べてみると車重は2040Kgで、これはALPINA D5と比べると200Kg以上重いので、ほぼ一緒のパワーでも加速感が違うのは納得です。マセラティのレブリミットは4500回転であまり回る印象も無かったので、ディーゼルエンジンとしてはあまり魅力を感じませんでした。ただ、価格としてはデビュー当時のALPINA D5Turboよりも安かったのでお得感がありました。
ガソリンエンジンの方にも試乗させて頂きましたが、こちらは330ps/500Nmで、車重は1950Kgと一回り軽いです。乗ってみると3000回転までは普通にジェントルですが、それ以上はパワフルに吹け上がりサウンドも魅力的で、「うーん、これだとマセラティ!」という感じでした。
どちらも非常にスタイリッシュで内装も豪華でしたが、車としてのキャラクターからはガソリンモデルの方が良いかなぁ、とディーゼル好きの自分としても思いました。
エンジンはスポーツカーのように低く後ろに積まれており、サスペンションやブレーキもスポーツカーのようで、コーナーでの走りも楽しそうです。6シリーズのグランクーペとの選択なら、マセラティが好みかな、と思いました。
Posted at 2016/09/11 17:50:37 | |
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