エクストレイルからディーゼルエンジンが無くなってから久しい(海外では搭載されている)日産ですが、先日発表された
タイ向けのSUVの「テラ」には搭載されているのですね。
パワートレーンは、B7、B10、B20といったバイオディーゼル燃料に対応する最高出力190HP/3750rpm、最大トルク450Nm/1500-2500rpmを発生する2.3リッターツインターボディーゼル「YS23DDTT」型エンジンですが、新作だと思ったら2015年からあるのですね。
先代のエンジンのYD25DDtiに比べて200ccダウンサイジングされてパワー/トルクは同等、エンジンはかなり小型化されて重量も20Kgも軽くなっています。
エンジンはVGT付きのシングルターボから2ステージのツインターボになっています。
その結果、トルクピークはより低回転側になっていますが高回転側でのトルクやパワーの落ち込みも先代より少なくなっています。
190ps/450Nmであれば直4ディーゼルとしては十分高性能ですし、バイオディーゼル対応でB20燃料を使えば20%カーボンニュートラルで1840cc相当のエンジンになる訳ですね。
テラも元々あったピックアップトラックの「ナバラ」とプラットフォームを共有する車なので海外ではそこそこ需要があるのでしょうが、日本には来ないのでしょうか。現地価格では一番高いグレードでも493万円なので、十分競争力がある気がします。
さすがにランドクルーザーのように完全新設計のディーゼルを搭載する余力はないのでしょうが(爆)、結構魅力的な気がするので日本にも導入して欲しいですね。
Posted at 2021/08/24 12:06:16 | |
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