
5月になった頃にお知らせは来ていたのですが、乗るタイミングがなくて、やっとディーラーさんにお出掛けしてきました。もちろん、試乗車は噂?のツインエアモデルです。
写真のライトブルーのモデルはグラストップ(サンルーフと一緒ですが、ガラスがはめ殺しになっています)で、雨模様の日には明るくて気持ちが良いです。室内もカラーはボディと同じライトブルーでちょっとお洒落。
2気筒の振動など期待しつつエンジンをかけると拍子抜け。全然普通で振動も無くてエンジン音も2気筒の感じはなく、下手なコンパクトカーより静かなくらいです。
隣の担当の方に「まるで普通ですね」などと話かけながら発進し、左折待ちで一時停車するとエンジン停止…アイドリングストップが装備されていました。「おお、これなら街乗りでも燃費良さそう」などと思いつつアクセルを踏むと…。
予想したよりも鋭いダッシュとショック!そう、この500は「デュアロジック」と呼ばれる5速のシングルクラッチ(ロボタイズドMTとも呼ばれる)ATでした。少しアクセルを加減してやらないとショックが大きめなので、慣れない人には違和感があるかもしれないですが、以前乗らせてもらったスマートフォーツーみたいな感じです。
加速そのものは充分で、マニュアルシフトで引っ張るとレッドゾーン(6000rpm)まで豪快に回り、結構轟音もしますが、担当さん曰く「1.4Lの方がもっとツインカムらしい勇ましい音がします」との事。
シフトレバーはかなり手元にあるので、マニュアルシフトも苦にならず、自分で乗るなら結構マニュアルで操作するかもしれません。
一旦定速走行になると2気筒の振動は感じさせず普通ですが、加速時にはちょっと振動があるのでこれを2気筒の味わいととるか、ちょっと雑ととるかは微妙なところかもしれません。個人的には全然OKな範囲です。
何より嬉しいのは、グラスルーフ仕様でも、しっかり頭の上までガラス部分が来ている事で、かなり前座りのポジションの私でも恩恵が得られます。「これならキャンパストップの500cでなくてもいいかも…カラーも選べるし」なんて思いました。
街乗りだけの印象ですが、加速も必要充分でエンジンに味があり、車そのものも可愛くて飛ばしていなくてもストレスがないので、余裕があれば街乗りに欲しいなぁ、と思いました。燃費も20Km/Lくらい走ってくれそうです。
ちなみに、車内に居ると静かなアイドリング音も、車外で聞くとトコトコ、という感じで、昔の車かバイクのようでこれまた可愛げがあります。
このエンジン、
ザガートバージョンの500クーペでは105ps/15.8Kgmまで強化されているようですし、将来的にはツインクラッチ、ハイブリッド化の予定もあるようで、気長な方はもう少し待って様子を見てもいいのかもしれません。
FIATのサイトを見てみたら、限定色のバージョンやコラボモデルが結構発売されているのですね。もう少し待っていると、素敵なカラーの500cが出てくるかもしれませんね。ちょっと期待〜。
Posted at 2011/05/31 07:54:52 | |
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