
あけましておめでとうございます。新年はネタが無いのでニュース物ですが、最近はEVの発表はモーターショーだけでなくCESのようなエレクトロニクスショーでの発表が多いですね。数年前からコラボしているSONYとHONDAのEVの新型が発表されましたね。
空気抵抗を考慮したクーペスタイルの車体ですが、ルーフ後半がかなり下がっている感じです。ドアもサッシュレスのようですがこれも流行りでしょうか。
発表会場での実車の写真でも、結構ルーフの後半は低くなっており、リアシートのヘッドレストがフロントよりかなり低くなっている感じですね。頭上スペースはギリギリをいう感じで余裕は無さそうです。
車内の眺めも大きなサンルーフで見晴らしは良さそうですが、リアシートはあまり広々した感じはないですね。アングルを変えて頭上の低さを誤魔化している?ようにも見えます。
車内の眺めも、昨今流行りの巨大な横長メーターですが、運転席メーターを見やすくするためか、変形ハンドルになっています。確かに横長メーターの運転席部分だけ上下に狭い車種が多いので、大きなモニターと見やすさを両立するにはこれはありかもしれません。この大型モニターはタブレットやPCのように画面レイアウトが変更出来るようです。左右の端っこのモニターはデジタルのバックミラーでしょうか。
自動運転支援などについては当然SONYならではの最新の電子制御だと思いますが、それにしてもこのセンサー類の多さは半端じゃ無いですね。自動運転レベル3を目指しているそうですが、この御時世なら当然の装備のような気がします。
しかしこの車、全長4,895mm、全幅1,900mmとかなり大きいですので重量も当然2tは軽く超えてくるでしょうね。以前のモデルでは536psのデュアルモーター全輪駆動、0-100km/h(0-62mph)4.8秒、最高速度240km/hというスペックでしたがそれに近い性能でしょうか。車格と性能を考えたらプレミアムな上級EVと思われますが、個人的にはそれほど魅力的には思えません。現時点でもメルセデスベンツのEQSの方が上質で未来的に感じます。
また、HONDAも当然EV路線に走っているのになぜわざわざSONYとコラボしてこんなEVを作るのか良く分かりませんね。
例えばHondaJetであれば、新規参入の上にエンジンも自社開発なんて普通に考えたらかなりのハイリスクで成功の可能性は低そうですが、主翼上のエンジン搭載という新基軸を打ち出せたおかげで、同クラス他社の航空機に比べて高性能で快適、室内も広いというアドバンテージを持ててトップセールスになっています。
それに比べるとこの車はSONYとHONDAのコラボがどういうアドバンテージを持っているのか不明確ですね。
こちらの記事によると狙いとしては「走るAVルーム」を目指しているようですが、それならBMWの7シリーズのリアモニターのような巨大なものも欲しいですね(爆)。
車体前端のメディアバーには色々な情報を表示するそうですが
今回のモデルはまだまだプロトタイプらしく予定では2025年に受注を開始して2026年に発売開始らしいですが、その頃までには他社の新型EVも続々とデビューして競争力もあまり無くなる気もしますが、どうでしょうか。
Posted at 2023/01/10 06:48:47 | |
トラックバック(0) |
くるま | 日記