
クイックス!
どうも、タマゴヤです。
そんなワケで、東京モーターショーの縮小版「名古屋モーターショー2015」に行ってきました。
さっくりサクサク、タマゴヤ目線レポートです。
国内メーカーから
ホンダ
数年前の燃料電池車のコンセプトカーFCXクラリティの市販バージョン、『クラリティ フューエルセル』。
外観はまるでコンセプトカーのような質感のデザイン。
悪くないどころか、ホンダの最近のデザインとしてはなかなか良いのでは。
このデザインの一般的なクルマが欲しいところ・・・ レジェンドやアコードも新型にはなったけど、おもっくそ「アキュラ」なので・・・。
販売価格は766万円・・・燃料電池車としては安い、か?
『シビックタイプR』
「FF車ニュル最速(笑)」を自ら謳う”あっちの”クルマw
速さと引き換えに「オタクダサさ」を極めたようなデザインで、時代遅れ・・・いや、それとは違う、「オワコン」テイスト漂うエクステリアの”盛り”っぷり。
フェンダーアウトレットとして機能させたい?スリットやダクト、リアフェンダーに配置した空気を剥離させるためのウィッカー? 定番の大型リアウイングにディフューザーなどなど・・・
「くどい!」の一言。
速さと引き換えに「フル装備」してしまった、ブリンブリンのデコレーションがなんとも「ジャパニーズカルトカー」・・・。
シンプルなベース車にシンプルなデザインで走りのテイストを”ほのかに”感じさせる、「詫び寂び」エクステリアがタイプRだと思ってたんですが・・・FF最速(笑)はこうしないと獲得出来ないわけですかw
どれだけのオーナーが、FF最速を全開でサーキットを走らせるか・・・見ものではありますが。
一方のライバル車である、ルノーメガーヌRSと比べると・・・「いいね!」と言ってくれる人が多いのはもちろんメガーヌRSである事は間違いないでしょう。見ても乗っても。
こんなクルマにわざわざ428万円も出す意味があるのか?「新しくてウケる」だけ、でしょう。
どうせ日本に導入するなら、あの自転車が載せられるシビックツアラーを導入して欲しかったですね~(笑)
スバル
『新型インプレッサ』
大きいハッチバック? ハズしの少ない無難なデザイン。
AWDであることに価値があるので、積雪のある地域にはまたもバッチリなクルマになりそうです。
コンセプトカー『ヴィジブ』?
クルマはどうでもよく、おねーさんもどうでもよく・・・
背面にマウントされた、「なんだこの自転車!?」の方が気になる!(笑)
マウンテンバイクのようですが、リアサスらしきものはフレーム内臓?そもそもリアがスイングアームになっているようで、電動アシストのようでもあります@@
クルマは知りませんが、コレはカッコイイかも?
『S207』
あらやだ。Sシリーズ、また新しいのが出てたんですねぇ。
WRX STI世代のS207、またまた完売だそうです。
600万円前後で400台限定が完売・・・お金持ちというか、信者が多い(笑)
この辺は、「スバルの執念」みたいなモノで、価格はむしろ順当。
好きな人が思いっきり迷いなく買えて、高い確率で不満を覚えない”保証”さえもあると言えるでしょうね!
『WRX S4 スポルティーバ』
イタリアの革メーカーとのコラボで、インテリアのレザー部分がタンカラーとブラックで彩られてますが・・・やり過ぎてない??
ステアリングは常に目に入る部分なので、ここに明るい色を持って来られちゃうと・・・ちょっとイマイチ。
シート自体は掛け心地は大きく影響を受けてないので、悪くないですが・・・
『レガシィB4スポルティーバ』
こっちはダメ(笑)
WRX S4と同じ仕立てですが、シートの座面表皮のキルティング?のような立体的なステッチが、お尻にやたら感じて気になる!!
オシャレに仕立てたつもりでしょうけど、ちょっとこれは不快に感じちゃうかも?
あと、現行レガシィB4初めて触れましたが、なんとなく「ダメ車」な感じが伝わってきちゃいますね^^;
日産
ゲーム中のクルマ・・・ ああそう。
次期GT-Rというわけでもないと思うので、「ハリボテ」ですねぇ。
『フェアレディZニスモ』
600万円近い、メーカー純正チューニングカー・・・公道を走らせて楽しい仕立てらしく、大振りなリアウイングもなくスッキリした佇まい。
もうそろそろフルモデルチェンジが近い、Z34ながらベースのデザインに合わせたニスモエアロで魅力が増しているのが特徴。
やり方がうまい・・・。
スズキ
『イグニス』
これまでの通例なら日本名は『スイフト』か? 若干クロスオーバーのようなテイストを感じさせますが・・・
なかなか個性もありつつ、デザインのまとまりも良し。
インテリアはこのクラスにしては頑張っているような。 決して高いクルマではないけど、マツダまでいかないにしても工夫してるのでしょう。
「悪くないかも!?」
走りの部分で生まれ変われるか・・・そこがキモです。
『バレーノ』?
スズキのもう少し大きいコンパクト。
これまた日本未導入モデルのようですが・・・ヘッドライトはスイフト的。車格的にはカルタス??
こちらはイグニスよりざっくり作ってある雰囲気で、期待するようなクルマではなさそう。
「チープだ。 TopGearの芸能人タイムアタックに使われそうなクルマ。」
ダイハツ
『キャスト』
ミラジーノの後継車、すでに販売もしてますねぇ。町でもそこそこ見掛けます。
クルマとしては、なんというかベタベタの「なんちゃってカー」で、ヌイグルマ。
キャストスタイル・・・MINI風
キャストスポーツ・・・ホットハッチ風
キャストアクティバ・・・クロスオーバー風
と3種類のテイスト違いから選べるという手法。
このキャストというクルマ、近年まれに見る酷いデザインに思えます。
日産の現行マーチや、三菱の現行ミラージュを初めて見た時のインプレを倍化したような印象!
「えっ! コレ、中国のクルマじゃないの!?」
マツダ
とくになし!
最近ディーラーに行ったり、ちょっと前にロードスター試乗したので割愛(笑)
三菱
はて?三菱って出展してあったっけ?
なんか、割と会場の真ん中あたりに、スペシャライズドのMTBを積んだ普通のクルマが置いてあった気がするけど・・・あれ三菱の展示だっけ?
いや、きっと違うな! アレはスペシャライズドの特別展示だったんだ~^^;
三菱はもう日本国内での普通車の販売は撤退した方がいいのでは。
トヨタ
『S-FR』
もうそろそろ市販バージョンが出て来るかな~?の、小さいFRスポーツ。
カワイイ系デザインが「ヨタハチ」気味で、悪くないかも。
もうちょっと普通のボディカラーでも見てみたい!
不安要素は、「オールトヨタ製なのかな・・・」という事。
86/BRZの成功はその”内容”である事を忘れずに、丁寧に作ってほしい・・・
FRなら何でもイイわけではない。アルテッツァの失敗を忘れることなかれ。
『新型プリウス』
3台くらい展示車出してましたね~
外観は「やや抵抗感あるが新しい」テイスト?
”トヨタ受け付けない体質”の方からすればゲロゲロレベルのデザインに感じるでしょうね(笑)
でもすぐにこれが街に溢れかえるわけです。
シルエットとしては、かなり低く、若干ワイドに見えてリアからサイドに掛けては、なんだか「アメリカ~ン」な雰囲気。グローバルデザインなんでしょうけど、かなりアメリカ寄り?
フロントマスクは、こんな顔の海外の怖いカエルが居ましたよね(笑)
妙に切れ込んだようなディテールが鼻に付くのが、やや・・・やり過ぎ?
インテリアは打って変わって、マトモというか・・・そんなに進歩してない。
普通にプリウスしてるな~って感じで、先代の気合の入ったサポート強めシートは、普通のシートに退化(笑)
ボディ同色?センターコンソールは、少し面白い。 変に浮いてないので、アリっちゃぁアリ。
そんなプリウスの評価は・・・
「走らせてみないと分からん! よく走りそうだけど、買う人はそんな事気にしない!」
どうせ、燃費に目が眩んでいる人しか買いません。そういった意味では、どんなにスゴくなっても、「プリウス」としては目新しさはない・・・いや、感じて理解するオーナーはおそらく極端に少ないはず・・・
輸入車
ドイツ
フォルクスワーゲン
『ゴルフGTE』
GTEってプラグインハイブリッドなんですね。電気自動車だと思ってました^^;
1.4Lターボにハイブリッドパワーでもって、ゴルフGTI並の走りに振った、「ただのエコカーじゃぁあ~りませんよ。」仕様。
デザインは若干ブルーを各所にあしらって、EVっぽさを演出。
基本的にはノーマルモデルと変わらないのが、VWらしい。
お値段は高いですが、GTIより乗り心地がらしいので、今後はGTIよりコッチかな~って感じになったりして!?
『パサートGTE』
同じクルマか!?と思いきや、新型パサートベースの「GTE」。まだ市販開始されてないっぽい?
メーターがノーマルモデルと違い、全面液晶ディスプレイになっていて、きっちり差別化。
「細かい部分が、ゴルフより上級! ホント、分かりにくいけどw」
新型になり、装備面だけでなくサイズもしっかり充実しているので、新型パサートはアリです。
乗り心地は、ゆったりめの動きを見せるゴルフって感じですが・・・GTEだけに、走りのテイストが強くなってるんじゃないでしょうか。
もちろん、価格に跳ね返ってそうですが・・・
どちらもですけど、ヴァリアントも出して!(笑)
BMW
『i8』
実車を遠目に見たことはありますが、触れるのは初めて!
ドアがデカい!!
「ヒャッハー! 未来のクルマじゃーい! 目立ってナンボ!」
”お神輿度”が凄い。 フェラーリやランボルギーニにはないタイプの存在感!
宝くじ当たったらコレか!?と一瞬思えますが・・・ 飽きちゃうような予感も・・・?
なんだろう?イイんだけど・・・なんだろう・・・?
不思議な魅力を持ったクルマ!
『i3』
名古屋の街中では見掛ける事もありますが、これまたさわってみたかった一台!!
小さいクルマなようで、そこそこ大きく、デザインは未来チックな可愛さ!?
かなり好きなクルマです(笑)
「最高イカしてるよ!コレぇ~!」
インテリアにはフローリングみたいなウッディなパーツがあしらわれていて、モダンリビング!(某N社のセダンにもあったけど)
それでいて未来感ある操作系が、ワクワクしちゃう!?
純粋なEVモデルより、発電のみのエンジンを搭載するレンジエクステンダーEV版が気になる!
軽量な設計もあって、走りもかなりイイんだとか。しかもエコだし、BMWだし。デザインも新しい!
コレだな(笑)
『新型7シリーズ』
BMWの旗艦セダンがフルモデルチェンジ。
一見、現行3シリーズや5シリーズのようなスポーティな外観で、7シリーズと分かりませんでした(笑)
大きいサイズですが、レクサスLSのような醜い贅肉感はなく、シュッとしてます!
比類なき高級感! これぞ本物・・・
チルト&テレスコの調整が電動なんですねぇ、このクラスは・・・(゚Д゚;)
このグレードだとラグジュアリーに振ってありますが、7シリーズはコッチがいいかも?
スポーティなモデルだと、5シリーズまでで良いような気がします。
少しだけ、高級感ブリブリなところを楽しみたくなります(笑)
「とにかく圧倒的!そこにシビれる!あこがれるゥ!」
やや淡泊な印象のBMWですが、分かりやすい高級車テイストになって魅力的。
なにより、すべてにおいて質感が圧倒的ッ!
メルセデス ベンツ
・・・は、素晴らしいクルマがありました。AMGのCクラスとか、エレガントスポーティさが・・・
スマート
『スマートフォーツー』
新型になり、デザインが非常に落ち着き感のあるテイストに。
樹脂パネルはチープですが、それがスマートなので”受け継がれている”正統派ですね。
コミューター的なスモールサイズだけれど、実用に耐えるサイズ感がさらに増していてグッド。
「座ってると一発でイイと感じる!狭くない!楽しそう!」
2人乗りで不便がないように設計されている、小さいクルマを小さく乗る・・・けれど窮屈さはなし。
デザインも受け継がれており、「スマートが欲しかったんだよね。」という方なら絶対ハズレなし!
内容的にも、ボディ剛性のアップや、デュアルクラッチのトランスミッションで弱点を克服していて、スマートを選ぶ方が増えそうな予感!
4人乗りの『フォーフォー』もあるので、VWのup!あたりと良いライバル!
ぜひ試乗してみたい!
アウディ
『新型TT』
「どこが!?」とツッコまれまくった、新型TT・・・実車も確かに「どこが!?」って思えちゃいました^^;
でも、TTが欲しいなぁ~という方は迷わず新型でしょう!
きっと並べて比べれば、断然コッチが新しい(笑)
通常モデルでもなかなかお高く、それに見合った内容になっているので十分でしょう。
やはりクーペは贅沢品なのです(笑)
MINI
『MINI コンバーチブル』
新型ベースのコンバーチブル! 新型デザインでもバッチリ!
ステーションワゴン(シューティングブレーク)のクラブマンよりもコッチが断然魅力的でした!
「オープンってだけで、なんだか楽しくなっちゃう!」
・・・けど、きっと高い!!
新型MINIは、OP付けまくらないと面白くないので、結果的に見積もりは・・・とんでもない事になりそう(笑)
内容が素晴らしいだけに、このコンバーチブルデザイン・・・クゥ~!
フランス
ルノー
『新型トゥインゴ』
新型スマートをベースに使ったトゥインゴ、ついにお目に掛かれた・・・!
ずっとマークしてたので、ベタベタ触ってきました!
「シンプルカワイイ! チンクよりも丸過ぎないのがお好みなら!!」
ただ、まだ正式には導入が決まってないので、油断は禁物!?
使い勝手は良さそうだし、価格的にも「買い易いルノー」ってだけでヒットしそうだけど・・・
チンクの強力ライバルになりそうなので、早急に導入して欲しいッ
シトロエン
『C4カクタス』
実車を見るのは初めて!
すごく良い・・・! 流行りのクロスオーバー車の中で一番シックなデザイン!
日産ジュークなんかは”暴走気味”で、走る姿が不細工に感じたものですが、カクタスは走る乗り物のデザイン。
衝撃吸収素材? ホントに柔らかい・・・なるほどなるほど
デザイン上の大きなアクセントになっているのもポイントですよね!
コストをかなりカットしてきている作りになっているそうですが、全然そんな感じに思えない!
個性的でモダン。
シトロエンにしては常識的なメーター周りかなと思いきや・・・
T字型サイドブレーキと、ひとつひとつがデカいセレクタスイッチが面白い(笑)
内側のドアハンドルがベルトになっているのがオシャレ~! 安っぽさよりもむしろ、凝っていると感じます(笑)
「2017年導入?まで待てない! 今すぐ正規で販売開始すべき!」
エンジンと、”問題のロボタイズトMT”が刷新されるので、ソレ待ちになりそう。
ラゲッジはやや小さいですが、そんな事は問題ではなく、とにかく魅力的なデザインに乗りたくなりますね~!
プジョー(笑)
『・・・なんとか08』
「クソ車!!」
イタリア
フィアット
『500X Cross』
これまた実車に触れるのは初めて^^
なかなかいいじゃぁ~ないですか!
「フィアット、チンクは初めて!という方にお勧めしたい!!」
高級感とまではいかないまでも、上級になったインテリアなどMINI的手法ではありますが、大きくハズしていませんね。
ナビゲーションのモニタは埋め込み不可?なのか、やや残念な雰囲気。
カワイイ系のPopStarも良さそうですが、クロスオーバーらしいゴツさのCrossが好きですね!
お値段で選ぶと、AWDの必要がないので前車ですが・・・
その他
ジープ
『レネゲード』
かわいいジープ。 フィアット500Xのベース車。
なかなか本家も悪くない雰囲気で、「ジープっていいけど高いんだよね・・・」な方には朗報なのでは!?
ラングラーが持つ本格的なクロカンの雰囲気ではなく、腕時計の「G-SHOCK」のようなデザインテイストのインテリアは若者向けでイイです!チープなんだけど、アクティブ感がグッド!
BAC
『Mono』
このテのクルマは・・・やっぱりイギリス車(笑)
540kgの車重に、280馬力・・・1トンに換算すると、500馬力オーバー!
プッシュロッドサスに6速シーケンシャルMT・・・公道を走るフォーミュラー?(笑)
ハンドルなんか、F1そのものって感じのモノで、ステアリングに液晶メーター付いてます。
KTM X-BOWのテイストに近いですが・・・
Monoは一人乗りですし、リアからのシルエットは本当にフォーミュラーカー!
1600万円~と怒級ですが、OPがなんか凄い!
身体にフィッティングさせて成形するシートやレーシングスーツも(笑)
といった感じで、他にも色々見て触って楽しく文句タレれきました(笑)
クルマを見て楽しむ、というのももちろんでしたが・・・ どういう人がどういうクルマを見てるかを見る、というのも楽しいです。
また、ブースの裏とか奥に設置された「お客様の席」に座っている人なんかを見るのも・・・面白いんです(笑)
内容のない長文失礼しました!