2009年01月21日
トラブル考察④
このブログの章も日を越してしまいました(汗)
①に書いたように直噴エンジンは熱的には厳しいエンジンかと思います。
勿論パワーアップすれば、更に厳しい条件となるでしょう。
それに国産だろうが外車であろうが、直噴だろうがポート噴射であろうが
チューニングをする限り当然リスクが増えます。
それを把握し対応策を処置しなければ、どんな車も壊れていきます。
例えば今回のログで見かけたプラグが溶解するトラブルに関しては
ROMチューンして飛ばして走るならプラグ熱価を上げなきゃいけません。
夏場と違い冬は空気密度が高くなり燃調が薄めに出ます。
回転が軽くパワーも上がりますが、当然燃焼温度も高くなる訳です。
ただでさえストイキ燃焼させている直噴エンジンでROMチューン
をしていれば、いくら補正が入ってもノッキングやデトネーションが
発生する可能性だってあるのではないでしょうか?
だとするとノーマルのプラグ熱価では対応出来なくなると思います。
計測機器を持たない個人ユーザーは、やはり原始的にプラグの
焼けを見なきゃいけませんよね^^;
ダイレクトIGの不具合の話も出ていますが、個人的には
今回のケースには当てはまらない気がします。
ダイレクトIGとチューニングROMの複合的な要因?も考えられますが
確率は低いのではないでしょうか。
リコール情報を見ると「失火」によるエンジン不調みたいで、
プラグ溶解とかエンジンブローという事象の報告がないからです。
チューニングROMのメーカーはセーフティ・マージンを取って
マッピングしていますが、やはり車両の個体差やユーザーの使用方法に
よっては対応出来ない車両も出てくるはずです。
ようするに『想定外』な車両です(笑)
チューニングROMを装着後に更なる改造をして対応出来なくなる
ケースも無きにしもあらずです。
またREVOのようにユーザーが燃調などを調整出来るタイプも要注意です。
勿論、最大値を越さない範囲での調整かと思うのですが
詰めたセッティングをすればブローするリスクも上がる事を
自覚しなければなりません。
シツコイけど続く(おぃおぃ)
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Posted at
2009/01/21 01:14:45
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