2009年02月19日
最近ブログでボディー補強パーツが目に付きます。
また流行ってきているのでしょうか(笑)
最近の車のボディはクラッシャブルゾーン(F&R)を
上手く潰す事でセーフティーゾーン(キャビン)を守るような
構造となっていますので、サスペンション周辺の剛性を
両立させるサジ加減がメーカーの腕の見せどころとなっております。
しかしながら公道を走る市販車としては衝突安全性の
プライオリティが高い為にサス周りとの剛性の
両立には多少目を瞑っている感もあり~のです(笑)
まぁ そこで補強パーツとなる訳ですが、
いわゆるクロスメンバーを補強、増強するタイプと
振動や変形をコントロールするタイプもありますね。
気になったのは、Aピラーに続くアッパーメンバーを
カバーするガゼットみたいな補強パーツです。
ストラットタワー周りを補強してジオメトリー変化を
少なくするのが目的みたいです。
ゴルフ5はスペース的にストラットタワー・バーが
無加工では付かないから開発されたのかも知れません。
でも、
ここだけを補強しクラッシュした場合はどうなるのでしょうか?
入力がシミュレーション通り分散せずキャビンを守る事が
出来なくなる可能性もあるのではないでしょうか?
また強度を上げた故の対人や対物に対する影響は?
ボディ補強の効果よりも、それらを心配してしまうのです。
私のような素人の小心者にはハードルが高いパーツです(笑)
チューニングした車を公道で運転する限り、
リスクは必ずあり、キレイ事も言いたくはありませんが、
他の選択肢があるなら熟慮して選択すべきかと思うのです。
車をどのように使用するのか、どういった方向に仕上げるべきか、
良く考えないと得る物よりも失う物の方が多くなる気がしますねぇ。
ま、、、あくまでも私の経験からの話ですけどね(笑)
勿論、、、
サーキット専用車なら思う存分気の済むまでやって下さい(^◇^)ノ
Posted at 2009/02/19 22:36:53 | |
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