2009年03月23日
で、、、何故に四輪のサスはそうしないのか?
答えは簡単です。
コストパフォーマンスが悪いからです(笑)
ダンパーのフリクション低減にコストを掛けるより
ダンパーの減衰やスプリング、ブッシュなど効果が
判りやすい所に手を入れるのが先です。
例えば、ちょいと減衰を変えたあげれば
「おぉ~! 変ったよ~」ってなもんで
とーっても分かり易い(笑)
既に採用されているオートバイのサスですら
表面処理を加えた処で違いを分かる人は
殆どいません^^;
微細な効果は後回しになるのです。
まぁ セールスポイントの能書としては
効果があるのかも知れませんが(爆)
しかしながら、パーツフェチとしては
その小さな効果に拘って欲しいものです。
既存の製品の材質の変更や
精度を上げるのは不可能に近いのですが
表面処理ならラインナップされている
製品でも可能なはずです。
また現在使用しているサスでも
OH時に処理が出来ます。
アルミボディならカシマコート、
ロッドにDLCコーティング。
スチールボディならチタンコート、
スプリングシートとロックナットにカシマ、
ロッドにDLC・・・
そんなダンパー(車高調)は如何でしょうか^^
またサスには関係ありませんが、よく固着する
ホイールのアルミ製ハブリングなんぞは
カシマコートをすれば良いのではないかと
個人的に思ってしまうのです。
ちなみに注目のDLCコーティングは
サスペンションだけに使用されている訳では
ありません。現在のF1エンジンのカム周り
ピストン&ピン、コンロッド、シリンダーまで
使用されている表面処理技術です。
続く…(シツコイ)
Posted at 2009/03/24 00:01:47 | |
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