2009年02月05日
三菱もダカールラリー(パリ・ダカ)撤退ですか…
最近、見飽きてきた「撤退」の文字ですが
パリダカ=三菱だったので本当に残念なことですねぇ。
今年のダカールからVWトゥアレグに対抗すべく
ニューマシンの「レーシングランサー」を投入して
レーシング・ターボ・ディーゼルエンジンの
熟成を計りたかったでしょうけど、この経済状況において
苦渋の決断をするしかなかったのでしょう。
三菱が1年前にデトロイトで発表したコンセプトモデル
MITSUBISHI Concept-RAに搭載した2.2リッター、4気筒
DOHC16バルブ、ポルシェGT2にも搭載されている同様な
可変ジオメトリー・タービンを更に改良したタービンを
(タービン流量だけではなくコンプレッサー流量も可変)
搭載するクリーン・ディーゼルエンジンは
きっとレーシングランサーのエンジンからも
フィードバックされるデータ、技術もあったでしょうね。
技術的にはVWを凌駕するエンジンと言われていますので
TDIエンジンとの対決を楽しみにしていたのですが
この市販予定のエンジンもどーなることやら(-.-)
なぜなら欧州ではディーゼル神話が崩れてきているようです。
欧州はディーゼル大国になってしまいガソリンと軽油の値段の
逆転現象が起きたり、更に経済状況の悪化や
排ガスの規制強化(ユーロ6)と、その技術的問題やらで
ディーゼル車の販売に急ブレーキがかかったようです^^;
また巨大市場である北米での販売も軽油の値段がガソリンより
高く弊害となるようです。日本も未だディーゼルアレルギーな
方々が多いし、現在では軽油とガソリンの値段は僅差、
更にディーゼルエンジンの高コストも影響するので
今後どーなるのか予想出来ませんよねぇ・・・
私自身はゴルフⅥのTDIをチューンして乗ってみたい願望大なのですが(笑)
Posted at 2009/02/05 22:55:04 | |
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