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2008年10月08日 イイね!

事故・ここまでのまとめ 10月1~8日

事故に関する記事

●事故の状況
   アルトが天に召されました

●事故後の進展
   事故・その後 (1)
   事故・その後 (2)
   事故・その後 (3)
   事故・その後 (4)
   事故・その後 (5)




今までに保険屋がついたウソ・脅し・騙し

●「買い替えで必要となる諸経費は負担できない」 → ウソ
そんなわけがない。損害を受けたものは“原状回復”といって、元に戻してもらうのに必要な費用を請求する権利があり、それを支払う義務が加害者(保険加入者の場合は保険会社)にある。平易に言えば、一切損をしないように損害賠償の請求ができるということ。もちろん得はしちゃダメです。判例は事故・その後 (2)にあります。

●「法律に基づき賠償できるのは時価額だけ」 → ウソ
一般的に保険会社は減価償却法やレッドブック等で時価額を算定してきますが、現実的にはそうしなくてはいけないと法律が定めているわけではない。第一レッドブックは自動車業者間の取引用相場ガイドなので損害賠償額に見合うはずがありません。いずれにせよ全ての算定方法が保険会社の都合です。判例でも「当該自動車の事故当時における取引価格は、原則として、これと同一の車種・年式・型、同程度の使用状態・走行距離等の自動車を中古車市場において取得しうるに要する価額によって定めるべきであり、右価格を課税又は企業会計上の減価償却の方法である定率法又は定額法によって定めることは、加害者及び被害者がこれによることに異議がない等の特段の事情のないかぎり、許されないものというべきである。(最高裁判決S49・4・15・交通事故民事裁判例集7-2-275)」とあります。

●「そういうものなんで」「皆さん納得されています」 → 騙し
あくまで示談交渉は両者の合意で成立する。よって他の人が納得していようが関係ありません、単にその人たちが諦めただけです。被害者が正当に請求できる賠償の範囲内においては、納得がいくまで交渉できます。

●「円満に解決しましょうよ、裁判なんて費用も時間もかかりますよ」 → 脅し
これに近いことを言われましたが、いきなり訴訟という手段に頼らなくとも、調停や紛争処理センターでの解決法があり費用も裁判と比べて激安です。もちろん一般市民は最初から円満解決を望んでいます。そうさせないのは保険屋の方、その保険屋の口から「円満に」なんて言葉が出ると気持ち悪いですね。
    
●「代車費用を負担できるのは2週間」 → 騙し
早く諦めさせようとするテクニックでしょうが、それは全損にされた車両を買い替えることが決まってから2週間であり、示談交渉期間は含みません。

●「ズルズル長引くと損ですよ」 → 騙し
正当な請求をしているのであれば、確かに時間は損しますが、経済的負担が増えるのは保険会社です。その間の代車費用や機会損失の賠償金を負担することになるからです。あくまで安い賠償額でさっさと示談を成立させてしまいたいだけでしょう。

●「諸費用を認めないとは言ってません」 → ウソ
最初の交渉で「全損車両の時価額の他には支払えない」と言ったにも関わらず、後の交渉で「諸費用も認めた判例を添えて請求します」と伝えたら平然とこう言いました。もう慣れてきましたが、常人の感覚が通じない人たちなのは確かです。

●「実際に買い替えをなされて請求いただければ、認められるものはお支払いします」 → 騙し
これもテクニック? 買い替えをするには賠償金を払ってもらわなければなりませんので、そこで示談を成立させることになります。その瞬間、後からの賠償請求は法的に認められなくなります。もちろん示談書にその旨入っていれば問題ないのかもしれませんが。



これまでに分かったこと

・保険屋はやっぱり人間のクズ(真っ当な保険屋さん、すみません)
・保険屋の言い分には正当性のないことがほとんど(よって根拠を提示させること!)
・その根拠も上手い言い回しで誤魔化す(よって該当法規・判例を提示させること!)
・ネットには根拠なく「そういうものだ」と泣き寝入りしている記事が多い(法的根拠のない記事は無視!)
・しかも他人の相談に「そういうものです」と返答しているバカも(被害者増やすなよ・・・)
・自分には意外と正義感があった^^
・嫌なヤツと話しながらの飯はコンビニ弁当並みにまずい


※1 以上は私の個人的な知識または調べて得たものであり、完璧に正しいことを書いている保証はありません。
※2 もし間違いがありましたらソースを示しご指摘いただければ助かります。いや、むしろご指導下さい m(_ _)m
Posted at 2008/10/08 23:45:32 | コメント(6) | トラックバック(0) | 事故後レポート | 日記
2008年10月08日 イイね!

事故・その後 (5)

何か実況レポート的になってきました(^_^)ゞ
今ほど保険屋から連絡が来ましたので、またまた会話の様子です。

保 「○○保険の△△です」
D 「はあ」
保 「昨日は申し訳ありませんでした」
D 「はあ」
保 「うちの◎◎から用件承りました」
D 「はあ」
保 「Dさんの車両の時価額84000円について・・・・」
D 「ん? 8万円じゃないの?」
保 「いえ、規定で新車価格の10%ですから、新車価格84万円のお車の場合・・・・」
D 「最初のとき8万円とおっしゃいましたよ?」
保 「そんなことはありません」
D 「だってハッキリとナビ2万円と合わせて計10万円だって・・・・」
保 「2万円なんて言ってません」
D 「ハッキリ聞いたんですが」
保 「そんなウソ言ってどうするんですか!」
D 「何でそんな横柄な態度なんですか」
保 「言ってないですから」
D 「・・・・じゃあいいです。ではナビ含め10.4万円なんですね?」
保 「10万円です」
D 「はい??」
保 「ですから総額10万円です」
D 「車両8.4万円とナビ2万円合計すれば・・・・」
保 「合計10万円です」
D 「ナビ1.6万円に下がったってこと?」
保 「2万円などとは言ってません」
D 「・・・・ふ~ん、通話内容録音しとけばよかった」
保 「どういうことですか?」
D 「あ、別に独り言ですから。で、根拠は提示してもらえるんですか?」
保 「できるものは提示します。提示できないものについては無理です」
D 「提示できない怪しいものがあるんですか?」
保 「・・・・」
D 「それと諸経費分の負担が認められない根拠も・・・・」
保 「負担を認めないとは言ってないですよ」
D 「おいおい(笑)」
保 「実際に買い替えをなされて請求いただければ、認められるものはお支払いします」
D 「買い替えてから? それじゃ遅くない?」
保 「なぜですか?」
D 「法的に示談成立後の請求は認められないこと分かってますもん」
保 「・・・・」
D 「とにかく・・・8.4万円では確実に買い替え不可能ですよね」
保 「私どもには分かりません。あくまで新車価格の10%が規定です」
D 「それで買い替え費用分まで出ると思ってる?」
保 「・・・・」
D 「出ると思ってる根拠ないですよね?」
保 「・・・・」
D 「現実的に出ないのに新車価格の10%っていう規定、おかしいと思いませんか?」
保 「法的には問題ありません」
D 「ホントに? 中古車相場に相当する額を支払うよう命じた判例ありますよ?」
保 「そうなんですか?」
D 「後日提示します。でも、被害者が提示するまで現実的な数字を出さないってどうなんですか?」
保 「・・・・」
D 「この前も言いましたけど、人間として正しいことしてるってお子さんに胸張って言えます?」
保 「何でそんなこと言われなきゃいけないの!あなたねぇ・・・・」
D 「あ、すみません。感情的になって余計なこと言いました」
保 「・・・・」
D 「とにかく、査定額の根拠と諸費用が認められない根拠・・・・」
保 「諸費用を認めないとは言ってません」
D 「あ、そうでしたね、今日は認める的な態度に変わってますもんね」
保 「最初から言ってません」
D 「そお?」
保 「請求していただければ精査して・・・・」
D 「最初のときにそう言えばいいのに(笑)」
保 「・・・・」
D 「じゃ、書面で査定額の根拠になるもの提示して下さい」
保 「分かりました。郵送します」
D 「よろしく」


やっぱり人間のクズかぁ。受付は可愛い感じの女性で、いざ交渉が始まれば厳つい声の担当者。ちなみに、実際の応対は上の会話の様子より強い口調ですし、何度もこちらの話を遮られ「最後までちゃんと聞いてくださいよ」と言わないといけない状況でした。おまけに変なところで「はい」って返事するので「今“はい”って認めましたね?」と言うと、「相槌でも打たないとまたDさんに“最後まで聞け!”って言われちゃうじゃないですか」と言い出す始末。当たり前なんだけど“闘い”になるんだなぁ、これから・・・(T_T
Posted at 2008/10/08 11:48:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | 事故後レポート | クルマ
2008年10月08日 イイね!

事故・その後 (4)

昨夜、私の車を潰した当の本人に連絡をとりました。保険に入っていたのですから、示談交渉は保険屋任せでも構いませんが、塀を壊された私のお客様の家に挨拶にすら行っていないようで、ひとこと言っておきたかったのです。当人は「父に任せているので」の一点張りで、結局「じゃあお父さんに連絡するよう言ってくれ」と伝えて終わりました。

ということで今朝、そのバカ親父から電話がありました。


バ 「××の父です」
D 「ようやく電話してきましたね」
バ 「遅くなって申し訳ありません」
D 「息子さん、挨拶にすら来ませんよ」
バ 「ああ、えっと、何かお友達が亡くなってバタバタしてたようで」
D 「知ってたんですか?」
バ 「息子が電話で言ってました」
D 「お父さんに電話する時間があったなら、私に電話することもできますよね」
バ 「・・・・」
D 「今回の事故で塀を壊された○○さんのとこにも挨拶に行ってないようで」
バ 「・・・・」
D 「息子さんのアパートの3件隣りですよ?」
バ 「すみません」
D 「私に謝られても困りますけど」
バ 「・・・・」
D 「そりゃそうと、保険屋の賠償査定額聞いてますか?」
バ 「はあ」
D 「買い替えするのに非現実的な数字を言ってきてるんですが」
バ 「いや、保険でしっかり規定通りの賠償がされるはずです」
D 「まあ保険屋の勝手な規定であって、法に副ったものじゃないですね」
バ 「でも時価額は車両価格の10%というのが・・・・」
D 「それで買い換えられると思ってるの? あなたディーラーマンでしょ?」
バ 「でもそれが一般的ですから」
D 「保険屋の一般でしょ? このまま買い替えだと、私が15万円以上損します」
バ 「・・・・」
D 「私の車両の中古車価格、相場の平均が20万円くらいなんですよ」
バ 「・・・・」
D 「諸費用も含めるともっと損しますけどね」
バ 「でも保険では時価額だけの賠償のようで・・・・」
D 「じゃあ、車を潰された被害者が損をするのは当然だと考えているわけですね?」
バ 「いや、あの、その・・・・」
D 「あ、いいんですよ。今のところあなたに請求するつもりはありませんので」
バ 「・・・・」
D 「判例調べたら、諸費用も損害として認められるみたいなんでね」
バ 「・・・・」
D 「少なくとも、保険屋もあなたも被害者が損していいという見解みたいで」
バ 「・・・・」
D 「法の定める“原状回復”まで賠償する責任は無視するわけですね?」
バ 「それは保険屋さんに任せていますので・・・・」
D 「そうですね、どれだけ時間がかかるか分かりませんが私が交渉するわけです」
バ 「・・・・」
D 「被害者が、時間も奪われ精神的苦痛も受けながらです」
バ 「・・・・」
D 「せめてその現実を知ってもらいたいですね」
バ 「申し訳ありません」
D 「あなたが謝る必要はありません。謝るべきは息子さんです」
バ 「・・・・」
D 「被害者が法律や判例を調べてる一方で、息子さんは普通に睡眠をとってるんです」
バ 「・・・・」
D 「父親としてそういう現実を息子さんに伝えてほしいですね」
バ 「分かりました、よく言っておきます」
D 「よろしく。また何かあったら電話します」


結局みな自分が可愛い、それは私も同じです。でも、他人に損をさせて別の誰かが得をしていいわけはありません。この点において、保険屋とこのバカ親父は私と見解が違うようです。今後こうした人間のクズを相手に交渉をしなきゃいけないのかと思うと、やはり気持ちが折れてしまいそうですが、まあ仕方ないですね。
Posted at 2008/10/08 10:27:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 事故後レポート | 日記

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