レガスィー部長のブログ一覧

こんばんは。
今日は東九州道のお話。
北九州から大分、宮崎を経由し鹿児島までを結ぶ東九州道の建設がすすんでおり今月２１日には大分県佐伯市から蒲江（下図黄色点線区間）が開通する見込みです。


全線開通は目前でこれにより九州一周の高速道路が完成するのですが上図赤色区間、福岡県豊前市内の１区間の用地収用が難航しているとの事です。
ここまでは、よくある話ですが、もめているのはみかん園のおじさん、ただ一軒。
どうも金でもめているのではなく、計画ルートがおじさんの試算したルートの数倍は費用がかさむ上に自分のみかん園をわざわざ通るルートで気に入らないとの事で１３年間ももめている様です。
が、しかしみかん園の前後は既に工事がかなり進んでいます。


アップでみると


これはすごいですね。将棋で言うと既に詰んでいる状態。
いくらおじさんの主張が正しくてもここまで来るとただのゴネおやじです。
このゴタゴタで同区間の開通予定が当初２０１５年３月から一年延長され２０１６年度末目標に変更されています。これもスゴイ話ですね。

おそらく全国各地からおじさんの支援を表明している個人、団体があるのでしょう。
ここまで来ると徹底抗戦と頑張っているのでしょうがこのおじさん、誰のために頑張っているのでしょうか？近隣住民は開通を心待ちにしていると思いますがおじさんの支持者はたぶん近隣の人ではなく何でも反対でチャチャ入れてくる反体制側の人々だと思います。成田空港の三里塚と似た状況かもしれません。

私も帰省時にここを通るのですが一刻も早く開通することを願っています。
そうでなくとも熊本を通る西側に比べ東側は開発が遅れています。
地元住民が足を引っ張るのはやめて欲しいです。
「おじさんあなたは既に終わっている。速やかに明け渡し工事に協力しなさい。」
さもないと．．．　ではでは


朝日新聞　２０１４年１２月２５日記事より（記事は実名でしたがここではおじさんとしました）
２０１４年８月の福岡県収用委員会の９回目審理で審議が打ち切られた。収用委が求めた補償希望額をおじさんが示さなかったのが理由。おじさん側は反発したが、結果は覆らなかった。収用委は現在、補償額や土地明け渡し期日を記した裁決書を作成中。近くおじさんへ送るとみられる。明け渡しがなければ、土地は強制収用される流れだ。

→早く強制収用して工事を再開して下さい。中国のように。（爆）

第１８５回目