クラッチペダル調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
3パターンの調整があります
軽く調整だけで何のリスクもなく
手間だけ得をするストリート仕様(1~4)
ちょっと拘って、
オトナの7を乗ってみたいレース仕様(1~5)
少々のリスクや苦労もなんのその!
フォーミュラーなあなたの自己満足仕様(1~8)
自分の7のペダルの高さと比べてみてください
あれ?いやにペダルの高さが低いと思いませんか?
2
4つ並べてみても、純正と比べて、ずいぶんそろっています。
特に左足のフットレストとの高さがそろってる為に、踏み変えが楽。
反対にいうと純正位置だと左ひざを持ち上げてクラッチを踏まねばなりません。
3
うまく調整すれば・・・
フットレストから、クラッチペダルに足を乗せかえるのが楽です。
4
すべての秘密はこの写真に集約されます。
踏み込んだときのストッパーが純正のゴムから調整式に変えられています。
クリックして拡大してください
Aがクラッチのロッドロック。
Bが高さ調整のロッドロック。
Aのロックナットを緩めて、プッシュロッドを短く調整してください。
注意 ”これが異常に硬いので12mmのスパナは正規品”を使うべし。
Aを調整してまず遊びを確保してからBの高さ調整でペダルの高さを下げること。
決してAのロッドに遊び0mmにしてはいけません。0.3~1mmは必要。
ストリート仕様なら3~5mm、短くすればOK。
あとはクラッチスイッチの17mmナットを緩めて高さをあわせて下さい。
このときも、遊びを必ず0.3~1mm確保すること(8番に飛んでください)
ストリートならこれで十分です。
5
ストリート仕様じゃなくて僕はあくまで、こだわりたい。
そんなあなたにレース仕様を・・・・・ただし最後まで読むこと。
おもいきり下げてゆくとBロックナットが邪魔になるはず。
そんなときはこのように組み替えてください。
この場合のBのロックナットは純正と逆についています。
クラッチペダルを離したしたときの高さ調整のスイッチ付き17mmねじは、いったん外して組み替えるとここまで変えることが出来ます。(8番にとんでください)
単にここだけを変えると、クラッチの切れっぱなしになってしまうので、奥にあるクラッチマスターシリンダーのプッシュロッドを12mmのナットを緩めて短く調整しておきます。
ここまでくれば90%の人が満足できるはずレース仕様の出来上がり。
6
思う高さになったとき、まだ、ペダルが奥まで行き過ぎると感じる更なるフォーミュラー思考な人は・・
ゴムストッパーは外して、頭12mmのボルト1本と、12mmのナット2つで調整できるようにします。
ストッパーゴムをはずすと穴が開いています。
頭12mmボルトを差込み、裏側にナット一個。表にナット一個でダブルロックさせます。
7
クラッチを踏むと、コチっ!ととまってる写真。
この調整がきまれば、アシストスプリングが最も有効に働くポイントに持ってこれます。
下記の写真のように、調整されれば100%有効に働いてる証拠。
30%は軽くなります。
ポイントはやりすぎないこと。
普通の7で通常使用の場合、高さ調整のロックナットの入れ替えをするまでもありませんし、奥のストッパーの入れ替えも必要ありません。
つまり、単純にカルク調整するだけで十分であると言うこと。
クラッチスイッチのロックナットを入れ替えた場合・・
問題点として、クラッチのストロークが減りベアリングの磨耗量や痛みは軽減されますが、ストローク量が半分になる分、クラッチマスターOH時のエア抜きが不完全になりやすくなります。
マスターOH時には基準値に戻してエア抜きを終わらせ、完調状態で再び高さ&ストローク調整をしてくださいね。
8
ペダル高さ調整のスイッチ。
ソケットをはずして調整すること。配線が切れやすくなってます。
これが壊れると、エアコンを入れてクラッチを踏むとエンストしやすくなるパーツです。
ここまでクラッチ調整が出来ると、渋滞になっても左足のかかとを床につけたまま、つま先をわずかに浮かせる感じでミートできます。
どの仕様にあわせてもクラッチマスターの無駄なストロークがなくなりますのでマスター内部磨耗やリンク磨耗が減らせます。
おまけに・。・・・・シフトアップも確実に早くなります^^
当然ダウンも早くなり、コーナーに入る前のシフトダウン時、自分の姿勢が崩れませんよー。
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