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ロードスターやエリーゼと同様、M2もFSWでサーキットデビューです。ロードスターもエリーゼも一度は純正状態で走ってから車高調等を導入しましたが、今回は何となく面倒で、初めから車高調・パッド・フルバケ・4点ベルトが入った状態です。タイヤ・ホイールは検討中のため純正で。

最強寒波襲来の平日午前から30分枠を4本。1本目はP-lapトラブルでほとんど走れず。2，3本目は、台数は少ないもののレースカーに気を使ってまともに走れず。4本目は5台前後でようやく気分よく走れました。2分2秒4。

サーキットでのM2の感想ですが、とにかく怒涛のエンジンパワーが凄いです。当初は怖くてアクセル全開が出来ませんでした。シャシーがエンジンに負けているのか、あるいは、純正タイヤ（ミシュラン PSS）のグリップがサーキットでは足りないのかもしれません。いままでの自分の感覚では、これ以上踏むとスピンモードに入ったり車が不安定になったりする領域で、アクセルを踏んでも車は不安定になりません。DSCボタンは切っていましたが、その領域では黄色のライトが点滅していて、電子制御（おそらくトラクションコントロール）がきめ細かく入っている感じでした。逆にあれだけの馬力だと、制御がないとすぐにスピンしてしまうのかもしれません。グリップの高いタイヤに変えたらどうなるのか楽しみです。

車の挙動は、回頭性が良く、リヤも比較的安定していますが、車重を感じさせる場面があり、慣れが必要そうです。妄想していた「BMWの駆け抜ける喜び」的な動きの楽しさは特にありませんでした。

真冬の富士なので参考値ですが、純正オイル・純正クーリング系でも油温は安定していました。ブレーキは可もなく不可もなくの感触で、フロントは結構な高温になっていそうです。また、当然ですが、エリーゼに比べるとより多くの積載性や往復の道中での快適さがあり便利です。

気温が低いうちにもう一度走りたいです。