1999年式のSR400。
キャブレター、フロントがドラムブレーキ仕様のいわゆる2型。
2021年6月12日、メーター距離41539kmで納車。
125dukeと入れ替えのため、duke本体やパーツの売却費用で補える程度を金額上限としたら、2型までしか手が届かなかった形です。
SRって古いけど人気高くカスタム車が多いので、純正の形を残している程度の良い車体ってなかなか値段が落ちないんですよね。
中古で40~50万の車体も多いですが、それならもう少し頑張って新車買えちゃいますし。
クラシカルな形が好きだし、結局は流行りに流されずに飽きないので、出来るだけカスタムしていない車両、かつメーター距離がちゃんと残っている車両を探していました。
コロナ禍で都内へは行きにくい環境の中で、たまたま近所で中古が出たってのもタイミングが良かった。
マフラーとエキパイがペイトンプレイス製に変わっています。
他はブレーキとクラッチレバーが社外品になっていて、ミラーは純正だけど2型ではなくもっと新しい型のものがついています。
コケ傷が多数あるので、ミラーやレバーは破損のために交換したと思われます。
フロントフォークカバーがありませんが、ほぼ純正状態を保った車体です。
古い車両なので手はかかるだろうし、家庭的に毎週乗れるわけでは無いのでFI車の方が合ってるんでしょうけど、せっかくなので古いキャブ車を楽しもうと思います。
キックスタートしか無いのが道路でのエンスト時は不安ですが、販売当初からずっとキックスタートだけにこだわり続けてるのと、クラシカルな外観を維持しているヤマハの姿勢が気に入ってます。
キックスタートは決して楽では無いですが、それもSRらしさで楽しみのひとつ。
キックスタートは浪漫ですね。
【追加】
購入から2年乗り、2023年の夏に車検を通さずに43360kmで売却しました。
家庭的に妻や子供を置いて1人で出かけるハードルが高く、自由に乗れる機会があまり無かったことと、乗らないのに車検を通すという金銭面から売却に至りました。
自分が乗っている間は一度も立ちゴケやクラッチ操作ミスによるエンストも無く(アイドリングが安定せず回転数が瞬間的に下がってのエンストはありましたが)、空冷キャブ車、キックスタートのみという大変楽しい経験をさせてもらいました。
車体との一体感という点ではdukeの方がありましたが、ふかふかのシートでドコドコという鼓動感を感じながらゆっくり走る、逆にスピードを出したいという気持ちにならない不思議な乗り物でした。
家庭の都合もありますし、趣味としてのバイクはしばらくお休みになりそうです。