多摩川精機三沢工場

自動車部品の生産開始 多摩川精機三沢工場（2008/11/24）

【写真説明】
三沢市の三川目工業団地で操業を始めた多摩川精機八戸事業所三沢工場の生産ライン

　精密機器製造の多摩川精機（本社・長野県飯田市、萩本範文社長）の八戸事業所三沢工場が、三沢市の三川目工業団地に完成し二十三日、現地で竣工（しゅんこう）式典が行われた。ハイブリッド自動車などの角度センサを生産する専門工場で、既に操業を始めている。
　次世代車を製造する自動車メーカーからの需要増に合わせた工場増設を進める中で、地震など自然災害のリスク回避も考え、生産拠点を分散させた。
　三沢工場は、旧日立電線三沢工場の土地と建物を購入して整備。敷地は約三万五千平方メートル、建物面積は約一万平方メートル。従業員は五十人で、このうち四十人が地元採用。
　今夏に長野県から生産ラインの一部を移設した。当面の月産量は八万五千個で、来年はさらに四万個の増産を図る。年間売り上げは十億円程度を見込む。
　この日は、三沢工場や青森県、三沢市の関係者ら約九十人が出席。あいさつの中で、萩本社長は「今後も受注増に合わせて生産ラインを拡大する。地域の産業振興に貢献していきたい」と抱負を述べた。

　　　　デーリー東北より

　珍しく工場進出である。旧日立電線三沢工場の土地と建物を購入して整備、ということで地元では胸をなで下ろしているに違いない。実はを作っている会社か、調べていなかった。とりあえずアップ。