みちのくコカ・コーラ株を国際興業が全株譲渡

写真・岩手県交通より　中型バス　K-CCM410

谷村家持ち株比率９２％に
みちのくコカ・コーラ株
国際興業が全株譲渡(2009/2/18)

　みちのくコカ・コーラボトリング（岩手県矢巾町）は十七日、谷村邦久社長が大株主の国際興業（東京、小佐野隆正社長）から株式全体の３９・２％に当たる28万2000株を譲り受けたと発表した。
　みちのくコカ・コーラによると、昨年国際興業側から保有する全株式を譲渡したいと打診があり、今月六日に合意した。この結果、創業家である谷村家の持ち株比率は９２・５％となった。
　みちのくコカ・コーラは
「両社は今後もビジネス上の親密な関係を維持していく」としている。
　今回の株式譲渡に伴い、小佐野社長ら国際興業側から就任していた取締役、監査役の四人全員が六日付で辞任。十四日に臨時株主総会を開いて、新しい役員人事を決めた。

　　　デーリー東北より

　経営再建中の国際興業をコカ・コーラが助けたようである。国際興業が花巻温泉や岩手県交通を傘下に持つことから地域の影響を考えたのだろう。
　すぐ近くの鉄道・バスとホテルを経営していた会社が３分割したようなものだから、そうならないように頑張るのだろう。
　コカ・コーラは強いねー。