
ETC効果大(2009/05/08)
【写真説明】
多くの車で混雑した奥入瀬渓流沿いの国道102号=2日、石ケ戸休憩所付近
今年のゴールデンウイーク期間中、青森県内の多くの行楽地は好天に恵まれ、例年以上のにぎわいを見せた。後半が五連休になったことに加え、高速道路の自動料金収受システム(ETC)利用に対する休日特別割引制度の効果とみられ、県内の高速道の利用は昨年同期と比べ13―18%増加。一方で鉄道利用者は微減となった。
弘前市の「弘前さくらまつり」(四月二十三日―五月五日)は、過去五番目に多い二百四十四万人の人出を記録した。
市観光物産課によると、二十二日のソメイヨシノ満開後に気温の低い日が続き、満開時期が六日連続と過去最長となったことが好影響。同課は「後半はETCの効果もあったようだ」と説明する。
好天が続いた八戸市の八戸公園には春祭り期間中(四月二十九日―五月六日)、昨年より三万五千人余り多い約二十七万五千人が訪れた。国宝に指定される合掌土偶の効果で、市縄文学習館も例年より多く来場した。
一日に開山したむつ市の霊場・恐山も例年以上の人出。個人客が目立ち、恐山寺務所は「ETCの効果が大きいでしょうね」。
新緑の奥入瀬渓流でもレンタカーや県外ナンバーの乗用車が多く見られた。十和田市観光推進課は「例年に比べ、交通量が明らかに多かった」とETC効果を強調する。
東日本高速道路東北支社によると、四月二十五日―五月六日、県内の一日平均の高速道利用台数は昨年同期比17・7%増で、東北六県の中で最高の伸びを記録した。八戸自動車道は13・7%増で、青森自動車道は18・6%増。同支社は「ETC割引と後半の五連休など好条件がそろったため」と話す。
JR東日本盛岡支社がまとめた四月二十四日―五月六日の利用状況では、東北線八戸―青森間や秋田新幹線など主要四線区の利用者は八十万三千人で3%減。東北新幹線盛岡―八戸間も3%減の十八万一千人だった。JR青森支店は「ETCの影響もあり、利用が伸び悩んだ」としている。
デーリー東北より
高速道が十数%増、JR線はおおむね3%減、みなさん車利用したようだ、すべてが移行した訳でないと思うが。
連休後半はソメイソシノは散っていたが晴天が続いて、ドライブの好条件が揃っていたのが良かった。
「ETC効果は絶大」でしたね。
JR東日本で3%減であれば、他の鉄道やバスは影響が大きかっただろうね。ローカル線ブームみたいな事があると、地元線にも乗ってくれると思うけどなー。
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地域 | クルマ
Posted at
2009/05/08 14:51:25