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2009年07月16日

欧州でHV強化

欧州でHV強化 写真・トヨタ ヨーロッパ版より

欧州でHV強化 いすゞとのディーゼル開発、計画白紙に

 トヨタ自動車は、シェアの低い欧州市場の強化策として、他社に先行するハイブリッド車(HV)の投入を加速させる。一方、欧州向け環境車への搭載を目指し、いすゞ自動車と開発を進めていた小型ディーゼルエンジンの投入計画は撤回する。6月に就任した豊田章男社長は、業績回復に向け「退く分野を見定める」と表明しており、欧州市場で経営資源をHVに集中する。

 販売台数が08年に世界一となったトヨタも、欧州市場でのシェアは約5%にとどまっている。欧州ではディーゼルエンジン車が乗用車の約6割を占めており、トヨタはシェア拡大に向け、06年に資本業務提携したいすゞと排気量1600ccの小型ディーゼルエンジンを共同開発し、12年度をめどに新工場を建設して生産を始める計画だった。
 しかし、昨秋以降の世界的な自動車販売の低迷と業績悪化を受け、昨年末にエンジン開発を中断、工場建設も白紙撤回した。
 欧州では軽油の高騰など環境も変化しており、独BMWが来年からHVの販売を始めるほか、独ダイムラーも毎年1車種のHVを投入する方針を打ち出している。【米川直己】

毎日新聞 2009年7月8日 東京朝刊より

英でオーリスHV生産へ

 トヨタ自動車は「オーリス」のハイブリッド車(HV)を英国工場で生産する方針を固めた。同モデルは日本と欧州で生産しているが、欧州では「ヤリス」(日本名ヴィッツ)に次ぐ量販モデルとなっている。現地化推進のためHVも主要市場の欧州で生産する。海外では米国と中国でHVを生産しているが、欧州でのHV生産はこれまでない。欧州はディーゼルエンジン(DE)車が需要の半分を占める市場。ただ、今後はDEに対する排出ガス規制が強化され、対策費がこれまで以上にかさむ見通し。不況で需要が縮小した市場の厳しさも踏まえ、欧州でも強みのHVに経営資源を重点化し環境対応を推進する。

 オーリスは「カローラ」シリーズのハッチバック車として欧州を中心に販売している。国内では関東自動車工業の岩手工場、欧州では英国のTMUK(トヨタモーターマニュファクチャリングUK)と、トルコのTMMT(トヨタモーターマニュファクチャリングトルコ)で生産している。同シリーズは2012年頃に順次、全面改良する予定で、オーリスにはHVを設定する。海外での生産となるため日本での販売は未定。
 同モデルは06年10月の国内発売時は日欧戦略車として投入。国内は08年の販売台数が2万2901台だが、欧州は年間16万3000台(08年実績)を販売し「ヤリス」(日本名ヴィッツ)の24万台に次ぐ量販車となっている。
 英国工場では中型車の需要不振で生産台数が大幅に落ち込んでいる。HVの投入によって稼働率を高めていく狙いもある。欧州向けのカローラクラス車にはいすゞとの共同開発DEを搭載する予定だった。需要激減で採算が合わないため、計画を凍結している。
 欧州ではこれまで、DEの品ぞろえを拡充しシェア向上を図ってきた。現在は販売台数の40%(08年実績、主要19カ国のデータ)をDE車が占める。ただ、今後はDE車に対する排出ガス規制の強化で排ガス対策費が従来以上にかさむ。新興国の経済発展を背景にした軽油価格の上昇でDE車比率は頭打ちになるとの見通しもある。
 トヨタは世界的な需要の急減に対応し、地域別に商品戦略の見直しを行っている。需要低迷で競争環境が一段と厳しくなる欧州では、自社の強みを生かし「HVに徐々に軸足を移す」との方針を示している。

[2009年7月13日 18時12分 日刊自動車新聞 ]

 昨年、ディーゼルエンジン開発凍結を取り上げた。オーリス用の1600ccの小型ディーゼルエンジン、だったわけだ。
「排出ガス規制の強化」でまだ見通しが立たないのか。
 欧州からの輸入車アベンシスのネッツ店での販売を昨年までで終わらせた。変わってレクサスHSを投入する。オーリスHVを欧州で成功させ、いずれネッツ店に投入するのだろうね。
 "2012年頃に順次、全面改良する予定"
時間が掛かるね。


「「追記」」
トヨタ オーリス にハイブリッド…2010年欧州発売

 欧州トヨタは17日、『オーリス』に「ハイブリッド」を設定し、2010年の半ばに欧州市場へ投入すると発表した。

 オーリスは2007年春、欧州マーケットでリリース。現在までの累計販売台数は37万台を突破している。最新モデルは、1.33リットル直4ガソリンエンジンを用意。「トヨタオプティマルドライブ」思想を導入し、アイドリングストップなどの環境対策を徹底させた。
 欧州複合モード燃費は17.24km/リットルで、旧1.4リットルエンジン比で19%向上。CO2排出量は135g/kmで、17%の改善を果たしている。
 欧州トヨタは新型『プリウス』を欧州市場で発売したばかりだが、欧州でメインとなるCセグメントハッチバックのオーリスにもハイブリッドを設定。ハイブリッドの車種ラインナップを充実させる。
 エンジンやモーター、バッテリーなど、ハイブリッドシステムの内容は公表されていないが、生産は『アベンシス』と同じ、TMUK(トヨタ・モーター・マニュファクチャリングUK)の英国ダービーシャー州バーナストン工場で実施。エンジンはノースウェールズ州ディーサイド工場で生産する。
 オーリスハイブリッドは、2010年の半ばに欧州市場で発売。トヨタとしては、欧州初の現地生産ハイブリッド車となる。ディーゼルが主力の欧州市場で、ガソリンハイブリッドの環境性能の高さをアピールしていく方針だ。

(レスポンス 森脇稔)

[2009年7月17日 13時15分 レスポンス ]
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Posted at 2009/07/16 15:23:48

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この記事へのコメント

2009年7月16日 18:12
オーリスだとアレもベースになっているくらいだから!HV化も容易いいんでしょうねぇ?

でも、まだ専用車が幅を利かす時代だから!吉と出るか&凶となるか・・・予断は許さない状況も考えられるが!

そう!ネッツ店はHVのラインナップでは不利は事実だしねぇ考えてる顔
コメントへの返答
2009年7月16日 20:25
エスハイやクラウンハイはある程度は認知され、大衆車の番です。
オーリスという世界戦略車・3ナンバーが選ばれたのは当然かもしれませんね。量産効果が得られますし。プリウスがワイドでもあれだけ売れるから、ゴーサインが出たのでしょう。
ネッツ店で初めて?本気でオーリスを売れそうです。
2009年7月16日 18:53
フランスだとHV=Priusの構造なので、果たしてオーリスのHV出しても売れるかどうか。
ただでさえ7割近くの販売がDieselなので、ガソリンHVがトータルでお得というような感じで啓蒙しないと難しいでしょうねぇ。
まぁHV車なら2000ユーロの支援金が国から出るので、多少の勝機はあるかもしれませんが。
コメントへの返答
2009年7月16日 20:40
オーリス2WDで189万円?の目処が付いたと勝手に解釈してました。そのくらい先手を打たないと受け入れてもらえないと思います。
また、ディーゼル排ガス規制に失敗して間に合わなかったのかな。今回はHV技術で乗り切るのでしょう。CO2でもディーゼルの方が有利で、がんばった方が良いとは思います。

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