
写真・ダイハツ「ブーン」
トヨタ、新型「パッソ」発売 プリウス問題で発表会自粛
トヨタ自動車は15日、小型車「パッソ」を全面改良して新型を発売した。当初の予定では、仮想の女子大学の開校式を模した発表会で新車を披露するはずだったが、新型「プリウス」のリコール(無料の回収・修理)など、一連の問題を受けて自粛した。
東京都と名古屋市で行われた記者発表には担当役員は出席せず、開発の責任者らが説明。広報担当者は「リコール問題でご迷惑をお掛けしているため、華美な演出は控えた」としている。
新型パッソは価格が100万~147万円で、トヨタカローラ店を通じて販売。商品企画の段階から女性スタッフが参加し、デザインや運転しやすさの面で女性の目線を重視した車に仕上げた。
共同開発したグループのダイハツ工業の池田工場(大阪府池田市)で生産。ダイハツは「ブーン」の車名で販売する。
2010/02/15 16:37 【共同通信】
■「ダイハツ・ブーン」も新型に、全車CVTを採用
ダイハツ工業は2010年2月15日、トヨタ自動車と協同開発したコンパクトカー「ブーン」をフルモデルチェンジ。同日発売した。
■内装が違う
「トヨタ・パッソ」のフルモデルチェンジと同時に、姉妹車の「ダイハツ・ブーン」も新型に生まれ変わった。
基本的な装備内容は「トヨタ・パッソ」に準ずる。1リッター(69ps、9.4kgm)と1.3リッター(95ps、12.3kgm)の2種のエンジンにCVTが組み合わされるのも同様だ。1リッター車にはFFのほか4WDも用意される。
グレードは、1リッターエンジン搭載のベーシックな「CL」、その上級装備版「CLリミテッド」、さらに1.3リッター「CX」の3種が用意されるが、エクステリアはトヨタでいう「パッソ」相当の1種類のみ。
内装は、いずれのグレードもベージュで統一され、「CL」にはフロントセパレートシートが、「CLリミテッド」「CX」にはフロントベンチシートが採用された。ベージュ内装+ベンチシートは、トヨタ・パッソにはない組み合わせである。
ボディカラーは全9色。価格は110.0万円から143.5万円まで。
なお、主にモータースポーツ用ベース車両として販売されていた「ブーンX4(クロスフォー)」は、新型にはラインナップされない。
(webCG本諏訪)
[2010年2月16日 12時33分 日本経済新聞デジタルメディア ]
トヨタ、パッソをフルモデルチェンジ
トヨタは、パッソをフルモデルチェンジし、全国のトヨタカローラ店を通じて、2月15日より発売した。
2代目となる新型パッソは、2004年6月発売の初代パッソで好評を博した、扱いやすいコンパクトなボディとゆとりの室内空間、クラス(*1)トップレベルの燃費・環境性能といった魅力に磨きをかけ、一層進化させるとともに、商品企画の段階から女性スタッフを中心に女性目線でのクルマ造りに取り組み、こだわりのデザインや使い勝手の良さを追求したコンパクト2BOXである。
新型車は、気取らないシンプルなデザインの中に、安心感と親しみやすさを併せ持つ"パッソ"と、さりげなく華やかさを添え、存在感を印象づける"パッソ+Hana(プラスハナ) "を設定。これら二つの個性と全11色のボディカラーにより、自分らしさを表現できる多彩なバリエーションを用意し、選択する楽しさを提供する。また、フロントピラー形状の工夫などにより良好な視界確保に努め、運転席から手の届く範囲に収納スペースを充実させるなど、誰もがうれしい運転のしやすさと使い勝手の良さを一層向上した。車両価格は100万円からとし、魅力あるものとしている。
なお、新型パッソは初代に引き続き、ダイハツ工業㈱と共同で開発したものである。
【主な特長】
1.自分らしさを表現できる多彩なバリエーション
■"パッソ"と"パッソ+Hana"の二つの個性を提案。専用開発色3色を含む全11色のボディカラーと併せ、自分らしさを表現できる多彩なバリエーションを提供
<パッソ>:丸目のハロゲンヘッドランプなど、気取らないシンプルなデザインの中に安心感と親しみやすさを追求。内装色にベージュ系の明るい色彩のキナリを採用し、リビングルームのような心地よい室内空間を演出
< パッソ+Hana>:フロントを伸びやかに見せる専用フロントバンパーにより存在感を強調したほか、艶やかなシャンパン塗装のアウトサイドドアハンドルやドアミラーなどでさりげなく華やかさを添え、上質感を表現。内装色にブラウン系を基調としたチョコを採用し、ベンチシートの設定と併せ上質な室内空間を追求
■ボディカラー全色に、色彩のイメージがわきやすく、親しみやすい名称を採用
・ウグイスメタリック、キナコメタリック、アカリマイカメタリックなど
2.誰もがうれしい運転のしやすさと使い勝手の良さ
■フロントピラーを細く見せるよう形状に工夫を凝らし、ヒップポイントを上げベルトラインを低く設定することで、より良好な視界を確保
■毎日使うことを考え、運転席から手が届くところに、買い物フックやマルチトレイ(照明付)などの収納スペースを充実
3.地球や人にやさしい基本性能
■1.0L 1KR-FEエンジンとDual VVT-i(*2)を採用した新搭載1.3L 1NR-FEエンジンにCVTを組み合わせることで、1.0L車(2WD)で10・15モード走行燃費22.5㎞/L(*3)(JC08モード走行燃費 20.8㎞/L(*3))、1.3L車(2WD)では10・15モード走行燃費21.0㎞/L(*3)とクラストップレベルの燃費性能を実現
■1.0L 車(2WD)は「平成22年度燃費基準(*4)+25%」および「2015年度燃費基準(*4)」、1.3L車(2WD)では「平成22年度燃費基準+15%」を達成。全車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(*5)」の認定取得と併せ、「環境対応車普及促進税制」により、自動車取得税と自動車重量税が1.0L車(2WD)で75%、1.3L車(2WD)で50%の減税措置に適合
*1 同排気量クラスでの比較
*2 Dual VVT-i: Dual Variable Valve Timing-intelligent(吸・排気連続可変バルブタイミング機構)
*3 国土交通省審査値
*4 省エネ法に基づき定められている燃費目標基準
*5 国土交通省の低排出ガス車認定制度
【販売概要】
1.販 売 店 :全国のトヨタカローラ店
2.月販目標台数 :6,500台
3.店頭発表会 :2月20日(土)、21日(日)
[2010年2月15日 13時30分 GAZOO.com編集部 ]
カローラ店の「パッソ」、フルモデルチェンジしてましたね。
10日には予定の
「仮想の女子大学の開校式を模した発表会」を中止が出てました。ただ、
「
パッソ・セッテ、プーン・ルミナス」のような発表会に切り替えても良かったのでは。この時は、事実上の新社長発表会であった。
今回はダイハツ側が席を用意するのも一つの方法。日本国外では
「ダイハツ・プーン、スバル・ジャスティ」の世界戦略車でもある。ここはダイハツの心意気が欲しいね。それだけ、パッソの印象が薄く感じる。
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Posted at
2010/02/24 08:31:06