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2010年08月25日

「日野セレガ」マイナーチェンジ

「日野セレガ」マイナーチェンジ 日野 セレガ、ポスト新長期規制に適合
2010年7月13日(火) 20時17分

日野自動車は、大型観光バス『セレガ』をポスト新長期排出ガス規制に適合させて7月13日から販売を開始した。

世界最高水準の厳しい規制であるポスト新長期排出ガス規制に対応するため、大型トラックに搭載したクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP」を採用した。AIR LOOPは、有害物質の排出を低減すると同時に、燃費も改善してC02排出量も低減する。

セレガは、ショートボデーを除き、全車型が2015年度燃費基準を達成しており、エコカー減税の対象で、自動車重量税、自動車取得税が75%減税される。

また、新型車は衝突被害を軽減するPCS(衝突被害軽減ブレーキシステム)をバスでは日本で初めて標準装備した。PCSは、ミリ波レーダーが前方を検知・分析し、追突の恐れがある場合にブレーキが自動で作動、速度を低下させ被害を軽減する。

このほか、エアコンの制御を改善し除湿能力を強化、特に寒冷期の窓の曇りを抑制する。

販売目標は年間550台。

レスポンス編集部

日野自動車
 プレスリリース 2010年07月13日 No.10-021

日野自動車、大型観光バス「日野セレガ」を改良し平成21年※1・22年※2(ポスト新長期)排出ガス規制に適合させ新発売
- 進化したクリ-ンディーゼルシステム『AIR LOOP※3』により環境性能と経済性を向上 -

日野自動車株式会社(以下、日野)は大型観光バス「日野セレガ」を改良し、ポスト新長期排出ガス規制に適合させ、あわせて燃費性能、安全性能、快適性能など総合的な商品力を大幅に向上させて本日より発売を開始しました。

 今回、世界最高水準の厳しい規制であるポスト新長期排出ガス規制に対応するにあたり、日野はさらに進化したクリーンディーゼルシステムを開発、「AIR LOOP(エア ループ)」と名づけました。

 日野の「AIR LOOP(エア ループ)」はきれいな空気(AIR)の循環(LOOP)を目指し、NOx・PMはもちろんC02排出量すなわち燃費も低減し、ランニングコストを抑えることでお客様の利益向上に貢献するとともに、地球環境への負荷軽減に貢献できるクリーンディーゼルシステムです。

 新型「日野セレガ」はショートボデー(9m車)を除き、全車型が平成27年度燃費基準を達成しています。燃費基準達成車は平成21年度税制改正における自動車重量税および自動車取得税の特例措置(エコカー減税)の対象となり、新車購入時の自動車重量税と自動車取得税が75%減税されます。
※1 車両総重量12トンを超える車型。
※2 車両総重量12トン以下の車型。
※3 「AIR LOOP」は日野の登録商標です。

●新型「日野セレガ」
1.新型日野セレガの主な特長

1)環境性能の進化
●E13C型エンジンを搭載するロングボデー(12m車)では更なるエンジン本体の改良、およびDPRに新たに尿素SCRを組み合わせることにより、NOxを低減しポスト新長期排出ガス規制に適合させました。
・EGRシステムの強化、燃料噴射圧力の更なる高圧化、新型燃焼室の採用などエンジン本体の改良によりNOxの低減と低燃費を両立。
・NOxを除去する高性能尿素SCRの最適制御により、少ない尿素水で大きなNOx低減効果を実現。
・排出ガス処理システムを可能な限りコンパクト化し、重量と設置スペースの増加をミニマムに抑制。
●J08E型エンジンを搭載するショートボデー(9m車)では尿素水を必要としない排出ガス処理システム「新DPR」を新開発、尿素フリーでポスト新長期排出ガス規制に適合させました。
・EGRシステムの強化、燃料噴射圧力の更なる高圧化、新型燃焼室の採用などエンジン本体の改良によりNOxの低減と低燃費を両立。
・尿素水タンクや関連デバイスが不要なため、重量や稼動時のお客様の負担をミニマムに抑制。

2)燃費性能の進化
●エンジンの燃焼改善や低回転高トルク化、また種々の省燃費運転支援装置により、一層の低燃費走行を可能にしました。ロングボデー(12m車)は全車平成27年度燃費基準を達成しています。
・日野エコランがコンピューター制御により、ラフなアクセルワークやアクセルの踏み込み過ぎなどの燃費に不利な運転を自動的に抑制。
・リヤスポイラーの空力特性を改善し高速走行時の燃費を向上。
・メーター内に3.5インチのフルカラ-液晶ディスプレイを設置し、さまざまな情報を表示。このディスプレイに、商用車として世界で初めて、エコドライブを続けることによって成長する「エコツリー※4」を表示するなどドライバーに省燃費運転を動機付け。(図3参照)
※4「エコツリー」は商標登録出願中。

3)安全性能の進化
●衝突被害を軽減するPCS※5(プリクラッシュセーフティ・衝突被害軽減ブレーキシステム)をバスでは日本で初めて標準装備とし、またスキャニングクルーズⅡを全車に標準装備しました。
・PCSは、ミリ波レーダーが前方を検知・分析。万一追突の恐れがある場合にブレーキが作動、速度を低下させ被害を軽減。
・スキャニングクルーズⅡは先行車との車間距離を自動的に維持して走行。ドライバーの疲労を軽減し安全運転に貢献。
※5 トヨタ自動車(株)と共同で開発。「PCS」はトヨタ自動車(株)の登録商標です。

4)快適性能の進化
●エアコンの制御を改善し除湿能力を強化、特に寒冷期の窓の曇りを抑制します。
また、乗降グリップの配置を改善し、お客様が乗り降りされる際の快適性・安全性を向上させました。
キャビネットのレイアウトも改善し、乗務員の方がよりスムーズにお客様へのサービス業務を行えるようにしました。

5)その他
●ホイールの取り付け方式にISO標準方式(全輪右ねじ)を採用し点検整備性を向上させました。

日野・セレガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

セレガ(S'elega)とは、日野自動車が販売している大型観光バス車両。

1990年にブルーリボンRU19/60/63観光を全面的に改良して発売を開始、2000年にセレガRとしてマイナーチェンジを行った。

さらに、2005年8月22日にはいすゞ自動車との統合モデルとして車名も新たに“セレガ”にフルモデルチェンジした。これに伴い、いすゞ・ガーラもセレガと基本的に同一のモデルとなった。そのためファンの間では“セレガーラ”というニックネームで呼ばれることもある。

セレガ(2代目)
シリーズの概要

2005年8月22日、日野といすゞの統合モデルとして、平成17年(新長期)排出ガス規制適合に合わせたフルモデルチェンジを実施、名称もセレガに戻り、新たな一歩を踏み出した。

製造拠点は、日野自動車といすゞ自動車との合弁会社であるジェイ・バスのうち、旧日野車体工業を引き継いだ小松事業所にて行なわれている。小松事業所では、フルディップ式カチオン電着塗装を行った上で、シャーシ部分と結合する「ポン載せ」方式で組み立てられており、防錆性能と品質の向上を図っている。

このモデルは、いすゞ自動車向けも含め、日野が一括して開発を担当したもので、スタイルは全体的にヨーロッパの観光バスのイメージに近くなった。車体のデザインは日野といすゞでは細部を変えてある。特にアクセントピラーと呼ばれる第2~3柱間に設けられた曲線を描くピラーを設けたことが目立つ。このピラーはデザイン上のものであり、構造面では関係しない。

いすゞ・ガーラとの外観での相違点は、デザイン上の大きな特徴でもあるアクセントピラーが、ガーラには装備されないこと(最前列窓が固定窓であることが必須。セレガの一部でも設定がないほか、装備しない選択もできる)、前面では、セレガは社名表示または行先表示用行灯の下部にあるくぼみが2本のラインになっている(スーパーハイデッカではシルバーのガーニッシュとなる)のに対し、ガーラは6分割(上下2本のラインを3分割)のくぼみを入れている。これは、五大陸と日本をモチーフにした「6キューブ」と呼ばれるもので、いすゞの小型トラック・エルフのイメージに近づけたものである。また、セレガでは先代のイメージを引き継ぐべく、LEDのオーナメントランプが取り付けられるが、ガーラには装備されない(また、セレガについてもハイデッカの廉価仕様であるリミテッドエディションには装備されない)。背面では、ガーラ観光仕様のみ先代の特徴であった2分割の小窓を採用している。ただし、ガーラ高速路線仕様は行先表示機搭載の関係でセレガと同じ左右一体窓のため、見分けが付きにくくなっている。

ラインナップは、先代ではGDに相当する「スーパーハイデッカ(SHD)」とFDに相当する「ハイデッカ(HD)」の2タイプとなり、先代ではFSに相当する高床II系、GJに相当する低運転台タイプは廃止された。また、西日本車体工業へのボディー架装も取り止めとなっている。遅れて、先代のFCに相当する9mタイプ「ハイデッカショート(HD-S)」が2006年2月20日に発売された。同時に、夜間都市間用3列独立シート仕様(インターシティ)がハイデッカ12mおよびスーパーハイデッカに追加された。

バリエーションは、スーパーハイデッカが観光用(うちリフト付2タイプ)とインターシティがある。ハイデッカ12mは、観光系はスーパーハイデッカに順じ、都市間路線用はトイレ付・なしとインターシティが用意されている。直結式エアコンの標準採用(後述)のため、空港リムジン仕様は都市間路線用に集約された。9mハイデッカは観光用のみである。観光用では、定員を確保できる12列仕様でなおかつサロンとしても使える「スライドサロン」を用意するなど時代に即した展開を行っている。また、低価格モデルとしてセレガではリミテッドエディションが、ガーラではHD-VPが12mハイデッカに用意されている。

客室は、蛍光灯が荷物棚の下のみに設置され、新たに天井照明が赤色LEDファイバー式となり、モジュール化した曲面を描く独特の照明デザインとなっている。但し観光用と都市間路線用で照明方式が異なり、標準で観光用は間接照明、都市間路線用は直接照明となっている。またリミテッドエディションでは荷物棚照明のみとなる。また、客席と通路の間には段差を設けないでフラットにするなど車内移動時の安全性にも配慮している。客席は観光用に3グレードが用意され、顧客はこれら標準仕様から選ぶ方式である。標準仕様の客席のカラーバリエーションにはセレガ・ガーラ共通仕様の色や、セレガ・ガーラそれぞれの専用色もある。また、1列目にセレガR同様、3点式シートベルトを装備している。夜行都市間仕様の「インターシティ」には3列独立シートが用意され、床下トイレおよび仮眠室が設けられる。床下トイレは真空式汚物処理装置が採用され、仮眠室の窓は開閉可能なタイプが用意される。新たにハイデッカも用意され、コストを抑えるもしくは車高の高い車両が通行できない路線をもつ場合には有効である。

性能面ではセレガとガーラは基本的に共通であるが、電子制御サスペンションはセレガではオプション設定となるのに対し、ガーラでは低価格モデルであるHD-VPを除き標準装備となる点、エアバッグがセレガではオプション、ガーラは標準装備となっている点が異なる。

また両車のリアコンビネーションランプは、通常は一体型が採用されるテールランプ(尾灯)とブレーキランプ(制動灯)がそれぞれ独立しており、これは日本製の大型観光バスとしては唯一の例である。円形のランプが左右で3つずつ縦に並んでおり、上からウィンカー(方向指示器)、テールランプ、ブレーキランプとして点灯する。バックアップランプ(後退灯)およびリアフォグランプ(後部霧灯)はリアバンパーに組み込まれる(リアフォグランプは寒冷地仕様および輸出仕様のみ)。

全モデルで直結式エアコンを標準採用し、従来からのサブエンジン式エアコンは廃止された。その関係で、コンデンサー(熱交換器)は屋根上配置となり、全高はハイデッカーで3.5m、スーパーハイデッカーは3.75mとダブルデッカー並みに高くなり、一部のバスターミナル(名鉄バスセンター・阪急三番街高速バスターミナル)を利用する事業者ではSHDが入線できず、HDを選択するケースがある(先代のGD/GJはリアスポイラー含め3.65m)。荷物室の容積は床下のエアコンユニットがなくなった分大幅に拡大しており、HDでは3スパン合計で8.6立方メートルと従来のSHDサブエンジン車相当、SHDでは10.2立方メートルを確保している。インターシティの場合は、仮眠室・トイレを挟んで前後にトランクが確保できている。空調機器は全車デンソー製。

新型セレガが業界に与えたインパクトは大きく、従来は三菱ふそう製が基本だった国際自動車(ケイエム観光)や帝産観光バスなど、日野車になじみがないユーザーの獲得にも成功している。

2005年10月にグッドデザイン賞を受賞している。

LKG-RU1E系/LDG-RU8J系/SDG-RU8J系

2010年7月13日にマイナーチェンジを行い、スーパーハイデッカ(SHD)・ハイデッカ(HD)はLKG-RU1E系に形式が変更されると同時に平成21年度(ポスト新長期)排出ガス規制に適合したしたほか、前モデルと同様に平成27年重量車燃費基準も達成した。ハイデッカショート(HD-S)はGVW(車両総重量)12トン超車がLDG-RU8J系に形式が変更されると同時に平成21年度排出ガス規制に適合し、またGVW12トン以下車はSDG-RU8J系に形式が変更されると同時に平成22年度排出ガス規制に適合した。

また、搭載エンジンについてもスーパーハイデッカ(SHD)・ハイデッカ(HD)の搭載エンジンは、従来バス専用にトルク特性などがチューニングされていたET-X(460PS/165kg・m)およびET-XI(380PS/150Kg・m)のE13C型は、プロフィアと全く同じET- VI(450ps/195kg・m・トラクタヘッド専用)およびET-I(360ps/185kg・m)に換装され、最高出力は抑えても低速トルク重視型に変更され、さらなる経済走行志向に変わっている。排出ガス浄化装置にはプロフィアに次ぎ、DPRと尿素SCRシステムを併用するシステムを採用した。ハイデッカショート(HD-S)の搭載エンジンは、J8-VI型(直6TI、199kW=270ps)のJ08E型は、 J8-VIII(280ps/81kg・m)に換装されると同時にDPRが改良された。また、全車の排出ガス浄化装置に、クリ-ンディーゼルシステム「AIR LOOP」を採用した。

これに併せて全車のホイールもJIS規格からISO規格に変更され、トランスミッションやリアスポイラーも改良された。また、PCS(プリクラッシュセーフティ)とスキャニングクルーズIIが全車標準装備となった。

ラインナップ
セレガ(現行モデル)

2010年発売開始

* スーパーハイデッカ(SHD):LKG-RU1ESBA(ET-VI<450PS>のみ)
* ハイデッカ(HD):LKG-RU1ESBA(ET-VI<450PS>とET-I<360PS>の2機種)
* ハイデッカショート(HD-S):LDG-RU8JHBA(GVW12トン超車) SDG-RU8JHBA(GVW12トン以下車)

2008年発売開始

* ハイブリッド:BJG-RU1ASAR

2007年~2010年製造

* ハイデッカショート(HD-S):BDG-RU8JHAA

2006年~2010年製造

* スーパーハイデッカ(SHD):PKG-RU1ESAA(ET-X<460PS>のみ)
* ハイデッカ(HD):PKG-RU1ESAA(ET-X<460PS>とET-XI<380PS>の2機種)

2006年~2007年製造

* ハイデッカショート(HD-S)(2006年2月20日発売開始):ADG-RU8JHAA

2005年~2006年製造

* スーパーハイデッカ(SHD):ADG-RU1ESAA(ET-X<460PS>のみ)
* ハイデッカ(HD):ADG-RU1ESAA(ET-X<460PS>とET-XI<380PS>の2機種)

最終更新 2010年8月25日 (水) 09:22

 「ハイブリッド」以外の全面改良のようである。5年でのマイナーチェンジで、
"乗用車並み"の速さかな。
ブログ一覧 | バス | クルマ
Posted at 2010/08/25 19:59:25

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この記事へのコメント

2010年8月25日 23:20
宣伝ありがとうございます。

PCS付きが他社メーカーとの売り込みポイントになりそうです。
コメントへの返答
2010年8月26日 7:41
おはようございます。難しい用語もあり、理解しにくい所もありますね・・・。
「ぶつからない車」CMがあると、頭に?入るかも。ストップランプ点滅は見た目に訴えるかもしれない。

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何シテル?   04/02 16:02
 「昔々、有ったとさ、 『トヨタディーゼル店』、『トヨタパブリカ店』、『トヨタオート店』、『トヨタビスタ店』・・・」。      身長165cm・体重6...
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