
三陸鉄道、久慈から宮古駅へ車両搬送(2011/05/26 19:11)
【写真説明】
クレーンでトレーラーに積み込まれる車両=26日午後2時15分ごろ、久慈市川崎町
東日本大震災で甚大な被害を受けた第三セクターの三陸鉄道(岩手県宮古市、望月正彦社長)は26日、久慈市の車両基地にある2両を、宮古駅に向けて陸路で搬出した。現在1両で区間運行している北リアス線の小本(岩泉町)―宮古間を30日から2両編成に増やし、混雑緩和や運行ダイヤの安定を図る。
震災の津波で、同線は線路など鉄道施設が流失。一方、保有する全12両のうち、震焚当時運行中だった2両はそれぞれ宮古、普代駅に到着して無事。残りの10両は車両基地にあり、被害はなかった。
久慈―宮古を結ぶ全長71㌔の北リアス線では現在、久慈―陸中野田間( 11・1㌔)で1日8往復、宮苫―小本間(25 ・1㌔)で4往復している。
小本―宮古間は1両での運行のため、通勤、通学時の混雑解消や、故障、点検時の代替車両の確保が課題となってぃた。30日からは始発と最終の各I往復について、2両編成での運行となる。
移送作業は県の支援を受けて行われた。クレーンで2両を積んだ大型トレーラーが、国道45号を通り、約90㌔先の宮古駅へと向かった。
搬出を見守った望月社長は
「1両では緊急時の対応に不安があった。輸送力を強化し、乗客のため万全の態勢で
安全運行に当たりたい」と話した。
デーリー東北
三陸鉄道 混雑緩和で車両増へ
5月28日 16時21分
津波で駅や線路が流される被害を受けた岩手県の第三セクターの「三陸鉄道」は、1両での運行が続き、混雑している区間で車両を増やすことになり、28日、車両基地から陸送した車両を線路にのせる作業を行いました。
岩手県の沿岸部に2つの路線がある三陸鉄道は津波で線路が各地で流され、現在、北部の北リアス線の2つの区間だけでの運行となっています。このうち宮古市の宮古駅と岩泉町の小本駅を結ぶ区間では1両だけで運行しているため、朝と夕方、混雑する状態が続いています。このため三陸鉄道は車両を増やすことになり、およそ90キロ離れた久慈市の車両基地から宮古市内にトレーラーで運び込まれた車両2両を線路にのせる作業が行われています。作業員は、まず台車を線路に移し、その上に大型のクレーンを使って、車体をのせる作業を慎重に行っていました。三陸鉄道によりますと、宮古駅と小本駅の間は、車両の運搬によって、30日から朝と夕方の4本の列車が2両編成に増え、混雑が緩和されるということです。三陸鉄道の望月正彦社長は「1両に高校生が130人も乗るような超満員が続いていたので、車両を増やすことができてほっとしています。乗客にはリラックスしながら乗っていただきたい」と話していました。
NHK より
36形ディーゼルカーに130人詰め込むとは・・・。
見に行くかな、国境峠を越えて・・・。
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2011/05/28 19:50:53