
日野 ポンチョ、ポスト新長期排出ガス規制に適合
2011年8月9日(火) 16時30分
写真・新型日野ポンチョ
日野自動車は9日、小型バス『ポンチョ』を改良し、ポスト新長期排出ガス規制に適合。あわせて2015年度燃費基準達成車を新たに設定して、発売を開始した。
同社では、ポスト新長期排出ガス規制に対応するにあたり、既に実績あるクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP(エア ループ)」を採用。環境性能を向上させた。
エア ループは、きれいな空気の循環を目指すクリーンディーゼルシステム。NOx・PMの低減はもちろん、CO2排出量を減らし、燃費も低減。ランニングコストを抑えると同時に、地球環境への負荷低減にも貢献する。
価格は、乗車定員36人、5速MTのロングボデー・都市型が1593万6900円。乗車定員29人、5速ATのショートボディ・都市型が1622万2500円。
両モデル合計で、年間300台の販売を目指す。
(提供元:レスポンス・纐纈敏也@DAYS)
HINO GLOBAL
ニュースリリース
2011年08月09日
No.11-018
日野自動車、小型バス「日野ポンチョ」を改良し平成22年(ポスト新長期)排出ガス規制に適合させ新発売
- 進化したクリ-ンディーゼルシステム『AIR LOOP』により環境性能を向上 -
日野自動車株式会社(以下、日野)は小型バス「日野ポンチョ」を改良し、平成22年(ポスト新長期)排出ガス規制に適合させ、あわせて平成27年度燃費基準達成車を新たに設定して本日発売します。
今回、世界最高水準の厳しい規制である平成22年(ポスト新長期)排出ガス規制に対応するにあたり、既に実績ある日野のクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP※1(エア ループ)」を採用しました。
「AIR LOOP(エア ループ)」はきれいな空気(AIR)の循環(LOOP)を目指し、NOx・PMの低減はもちろんCO2排出量すなわち燃費も低減し、ランニングコストを抑えることでお客様の利益向上に貢献するとともに、地球環境への負荷低減に貢献できるクリーンディーゼルシステムです。
※1 「AIR LOOP」は日野の登録商標です。
新型「日野ポンチョ」の主な特長
日野ポンチョはコンパクトなスタイルの中に広いノンステップフルフラットフロアを確保し、狭隘ルートでも小回りの効くキビキビした走行性で、コミュニティバスとして高い評価を得ている小型バスです。今回の改良では環境性能を大きく進化させました。
● 新たに採用したJ05E型エンジン(排気量5.123L)の改良と、尿素を使わずにNOxを削減する「新DPR※2」の採用により平成22年(ポスト新長期)排出ガス規制に適合させました。
新型燃焼室の採用やEGRシステムの強化、燃料噴射圧力の高圧化などエンジン本体の改良によりNOxを低減。
NOxの後処理には、すでに小型トラック「日野デュトロ」、中型トラック「日野レンジャー」で実績のある尿素フリーの「新DPR」を採用。尿素水タンクや関連デバイスが不要なため従来の平成17年(新長期)排出ガス規制適合車に対して重量や排出ガス後処理システム容積の増加を極小化でき、また尿素水の補給等にお客様の手を煩わせることもありません。
● J05E型エンジンの採用による排気量アップ※3にともない増大したトルクを生かして最終減速比を高速レシオ化しました。また全車にアイドル・ストップ・システムを標準装備。これらの改良により十分な動力性能を確保しながら燃費を向上させました。マニュアルトランスミッション搭載車は平成27年度燃費基準を達成しています。
※2 日野のクリーンディーゼルシステム。Diesel Particulate active Reduction system
※3 従来のJ05D型は4.728L
また、座席定員を増やした郊外型シートレイアウトを追加設定し、運行時間の長い路線でも快適に乗車していただけるようにしました。
今回の発売車型のうち、平成27年度燃費基準達成車は平成21年度税制改正における自動車重量税および自動車取得税の特例措置(エコカー減税)の対象となり、新車購入時の自動車重量税と自動車取得税が75%減税されます。
■ 国内販売目標台数
300台/年
以 上
「コミュニティバス」専用車というが私はまだ見たことがない。一度、現物を見なければ・・。
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Posted at
2011/08/19 06:32:32